授業風景～１年６組の場合～｜リアクション

授業風景～１年６組の場合～

　音楽室から６組の教室への帰り道。
　「授業楽しかったねー！」
　もっと授業を続けたかったと言いながら雨寺凛は隣を歩く黒依アリーセに声をかける。
　「そうね。私たちは特に音楽が好きだから」
　アリーセは答える。
　「津止先生も実は優しいんじゃないかって思うんだけど、どうかなぁ？」
　今日感じたことを言葉にする凛。
　「どうかしら。音楽に関わるか関わらないかで先生の優先順位が違うだけかもしれないわよ」
　アリーセは冷静に分析をする。
　「そうなのかなぁ。また音楽の授業受ければわかるかな？」
　と、凛。
　「先生のこと？　どうかしら。先生に負けないくらい上達すればわかるかもしれないわね」
　少し考えるようにしてアリーセは凛に告げる。
　「まだまだ先は長いかー！　先生のこともっと知りたいなぁ……」
　そんなことを言いながら６組の音楽の授業は幕を閉じたのだった。

　きーんこーんかーんこーん。

　こうして６限目の予鈴が鳴るのだった。

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あとがき

担当マスター：深城和哉
ファンレターはマスターページから！

お待たせしました。

６組の授業風景はいかがでしたでしょうか。
ストイックな津止先生の授業は少し難しいかもしれません。深城も書きながらの勉強の連続でした。

出来る限りみなさんのアクションを盛り込んだつもりです。
クラス外の参加者も多く、様々なシーンが書けて楽しかったです。
リアクションを通じて音楽って面白いと思っていただけると幸いです。

アクションやリアクションの個別の解説は個別コメントにて。

この度はご参加ありがとうございました。

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