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【猫さんとマッタリ】
恵御納 夏朝
の
お弁当
は、何とも楽しげ!
「わ~、猫だ~可愛いね~♪」
「これ、全部夏朝ちゃんが作ったの? すごいね!」
回田 はつな
や
千鳥 雅人
が口々に言いますと、うなずいた夏朝も、どこか嬉しそう。
「うん……いつも作って来てるんだ。中身はその日によって違うけど、今日は……猫さんな、気分」
言葉通り、お弁当箱の中には愛らしい、猫だらけ! おにぎりは耳がぴょこんと飛び出た猫型ですし、たこさんウィンナーならぬねこさんウィンナーに、うさぎリンゴの改良版、ねこさんリンゴに。卵焼きと千切り野菜のサラダも添えて、可愛らしい上に栄養もバッチリ! 普段から自炊している夏朝は、毎日のお弁当も手作りで、慣れたもの。今ではこうして、大好きな猫さんを自在にあしらうことだってできてしまうのです。
ぽかぽか陽気に目を細めながら、夏朝はぱっくん、ねこさんウィンナーをひと口。ぱりっ、という食感にケチャップの風味がひろがって、思わず顔もほころびます。
雅人とはクラスメートの
御剣 刀
は、ふと気づいて彼へ、
「そういえば、千鳥もいつもは弁当作って来てたよな。今日は珍しく、パンなんだな」
「あ、うん、寝坊しちゃって。作る時間無かったから、購買でパン買おうと思ったんだけどね……」
尋ねられると、アホ毛がふにゃり。彼の購入したものは焼きそばパンではありませんけれど、あの混みようの中では、パンひとつ買うのにも、どうやら相応の苦労があったようでして……彼は空を見上げて、ちょっぴり遠い目。
「なんとか、コロッケパンとねこーひー牛乳くらいは確保できたけど、あんなに混んでるなんて……」
「うん~、私もびっくりしちゃったよ~!」
うなずいたはつなだって、噂の焼きそばパンをゲットするのに、慣れない競争へと飛び込んだりなんだり、今日は大変な思いをしてしまいました……とはいえ彼女はいつもの通り、にこにこ笑顔。楽しそうではありましたけれど。
「焼きそばパン、すっごい美味しいよー! はつなちゃんも食べてみなよ!」
よほど気に入ったらしい
雨寺 凛
が促すと、はつなも期待に満ち満ちた瞳を輝かせながらに、ぺりりとパンの袋を開封。ふんわり、良い香りにはまたひとつ、笑顔がこぼれます。おしぼりできゅきゅっと手を拭ってから、
「それじゃ、いただきま~す……あむっ」
瞬間。先ほどにトリップしてしまった凛よろしく、あんまりにも美味しいもので、
「わ、わ~……! なにこれ、すっごく美味しいよ~……!?」
「でしょ、でしょ!」
ついつい、気持ちが高まりまして……ふわり、ふわふわ。はつなを中心に、あたりには綺麗な花びらが舞って、ひらりひらり! 絶好のロケーションを、さらに美しく彩ってくれました。
椿 美咲紀
はそんな光景に目を輝かせながら、手毬風おにぎりをぱくり。
「んー! ただでさえ美味しいお弁当が、みんな一緒で、お花も綺麗で、もーますます美味しくなっちゃうのです!」
にこにこな彼女や、友だちやみんなが楽しそうなのを見ておりますと、ふんにゃりと垂れていた雅人のアホ毛も再び、ぴこんぴこん! 犬のしっぽみたいに揺れ始めます。
「うんっ。あの人ごみは大変だったけど……たまにはこんなお昼も、悪くは無いよね♪」
何だか自分まで楽しくなってきて、表情はやっぱり、きらきらな笑顔! でありました。
と、そんな和やかな、お昼のひと時に。
「あ、猫だ」
雅人が指差した先で、いつの間にやらちょこんっと座っているのは、一匹の野良猫です。寝子島は、猫の島! 学校の敷地内にもこうして、外からのお客さんが入り込むのは、良くあることでして……ていうか校長先生からして、校長室で猫飼ってたりしますしね。
てってっ、と軽快にやってきた猫は、中庭でお昼を食べる彼らの真正面へと陣取って、ちょこん。じいいい……まじまじと見つめるのは、夏朝のお弁当やら、雅人やはつなのパンやら。どうやら、お腹が空いているようです。
夏朝は、本心としてはもちろん、ねこさんウィンナーもねこさんリンゴも、何でも分け与えてあげたいところですけれど……そこは彼女、猫好きであるからこその、このお言葉です。
「ああぁ……猫さん、ごめんね。人間用の食べ物だから、あげられないんだ……」
「あれっ、あげちゃダメなの? 俺のコロッケパンも?」
「私の焼きそばパンも~?」
「うん、猫には消化できなかったり、塩分過多になっちゃうから……」
自分のパンをちぎってあげようとしていた優しいふたりですけれど、猫ちゃんの身体を考えたら、あんまり良くないみたいです。けれど猫は、そんな気づかいはそっちのけ、食欲に従ってひたすらに、じいいい……じーーーっ! おねだりの視線はお弁当やパンを行ったり来たり、諦めるつもりも無さそうなのです。
「……よし! ちょっと待ってろ」
「あれ、刀くんどこ行くの?」
「購買」
凛に短く答えて、立ち上がった刀は、しゅばっ! 校舎の中へと駆け込んでいきます。尻尾をてしてし、おねだり猫の食べられるような何かを、購買室で買ってくるつもりでしょうか?
と、さして時間も経たないうちに、再び。しゅば! 廊下を駆け抜け階段を駆け上がり、自慢の速さで戻ってきた彼が差し出したものは、
「これなら、こいつも食べられるだろ?」
猫用ウェットフード、『ササミだニャン』! でした。何でキャットフードが購買に売ってるのかと言いますと……ほら。寝子島って、猫の島ですし。校長先生も、学校で猫飼ってますし!
そんなわけで、雅人が代表してフードのパッケージを開けて、おねだり猫の前へと置いてあげますと、くんくん。少しばかり匂いを嗅いでから、
「あ、食べた食べた♪」
「あはは、お腹空いてたんだねー!」
ぱくぱく、ぱくりっと、美味しそうに食べ始めました。どうやら、気に入ってくれたようです。
みんなでお昼の続きを食べながら、フードに夢中な猫を眺めてしばし、ほんわか!
「ふふふ。実は私、こんなのも持ってきてるのでした~」
と言ってはつなが取り出したのは、おむすび。鮭と梅が入ったそれらは、おばあちゃんの特製なのだそう。海苔は別の袋に入れてあって、後で巻いて食べるので、ぱりぱりの新鮮な食感でいただけちゃいます。
「おいしいよ! みんなも食べる~?」
「あ、おいしそー! 食べる食べるっ」
「いただきますのですー」
ありがたいお言葉に、さっそく凛や美咲紀が手を伸ばして、はつなと一緒に、ぱくり。
「じゃ、僕もひとつ、もらうね……?」
「俺も。購買まで全速力で走ったから、また腹が減ったよ」
「美味しそうだなぁ、俺ももらうねー!」
夏朝に刀、雅人もそれぞれに、ぱく、ぱくん。特製おむすびはシンプルかつ味わい深くて、ほっこり、浮かんだみんなの笑顔には、はつなも嬉しそうににこにこにこ。
「食後には、あったかいお茶と、私の大好物~! 粒チョコもあるんだよ~、みんなにも分けてあげるね~!」
ぺろりとキャットフードを平らげた猫ちゃんは、すっかり満腹になったようでして、いつの間にやらころんと地面に転がって、のんびりお昼寝タイム。お日さまは相も変わらずぽかぽかとあたたかくて、お腹は満腹状態。確かに、眠くもなってしまいます。
「ああ……ヤバイな~これ。このまま寝ちゃいそうだな~……」
と、刀は早くもうつらうつら。つられたように、みんなもちょっぴり眠そうなお顔。ふわあああ……。
彼らはそのまま時間いっぱい、眠気に誘われながらものんびりとおしゃべり、穏やかなお昼のひと時を、心ゆくまで堪能したのでした。
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担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
恋愛
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年02月11日
参加申し込みの期限
2016年02月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年02月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
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