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進路相談、君等の道 【2,3年生限定】
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●体育科:2年9組(その2)
【
エカテリーナ・クロキ
の場合】
エカテリーナ・クロキ
は、すでに、夢へ向かって努力をしている女の子だ。
夢のために彼女は陸上部と水泳部を掛け持ちしていて、うっすら腹筋が割れている。
「将来の夢は、トライアスロンの五輪代表選手になること」
高いが、努力しがいのある夢だ。
「そのためには設備の整った大学に進むだけでなく、いまから大会に参加して経験と実績をつまなきゃいけない。この学校に通ったのは海が近くで大会に参加しやすい環境だから。パパやママに無理言って通わせてもらってるから、学費のことを考えると国公立の大学になるかな?」
「そうねー」とまゆ先生は相槌を打つ。
「やっぱり日体大かしら?」
「木天蓼大学も体育学科があるけど、視野に入れてる?」
「設備やコーチ、推薦の有無によってです」
「そっかあ。午後の大学紹介のときに質問してみたらいいかもね」
「まあ、まだ2年ですし、今のところはトライアスロンの大会の方を大事に考えてます」
「どんな大会に出る予定なの?」
「関東では横浜、横須賀、幕張の大会が近場かな。日本トライアスロン連合の大会に出場して行きたいんです。7月の日本ジュニアトライアスロン選手権、11月の日本トライアスロン選手権。国体など大会参加には各トライアスロン連合の会員登録が必要なのでそれは済ませてあります」
「しっかりしてるね! すっごく応援してる。たしかに、エカテリーナさんに必要なのは、コーチなのかもね。まだ若いし、師匠がホント大事だってのはあたしも経験あるからわかるー。エカテリーナさんと一緒に歩いてくれるいいコーチに出会って欲しいなって心から思うよ」
【
百鬼 諶之丞
の場合】
百鬼 諶之丞
の夢は、もしかしたら、地球上のかなりの人が一度は憧れるものかもしれない。
進路希望先『世界一周!』、志望理由『たのしそう』。
「あたしだってやってみたい!」
まゆ先生の第一声はこれ。
「……ごほん。そーじゃなくて。真面目に答えてくれたのかなー、これ?」
「真面目に、って言うカ、本気でやろうと思ってるヨ? 家の事ハ兄さんがぜーんぶ継いでくれルって言うからサ。それなら俺は動きまわレル内に色んなトコいって色んな物に触れて、見て……えーっと、世界一周! トカ楽しそうだナァ~って。じぃやにも付き合ってもらっテ~」
「じ、じぃや?」
「俺の専属の執事だヨ」
「せ、専属執事!?」
まゆ先生はくらくら~っとする。
「住む世界が違いすぎるよ!」
諶之丞はとある開発企業を営む資産家の次男坊。家業は長男が継ぐ予定で、自身はサポート程度ということで幼いころからふらふらしてきた。
「進学とか考えてないの?」
「進学ナー……やぁ、兄さんモ好きなことやってロって言ってくれたし、俺が必要になっタら声掛けるッて言ってたし。外でいろいろ吸収した知識とかは家のためにナルカモ、俺のためにモ~?」
「むぅ~」
たいがいの人が夢見ながらも出来ないなあと諦めることを、さも当然そうに話すので、まゆ先生はうらやましくなってちょっぴり意地悪を言ってみる。
「海外行って喋れるの?」
「まあ少しハ。例えば……ネパーリーカナチャハンチュ」
「え? なになに? なんて言ったの?」
「ネパール語で、ネパール料理食べさせてください、だヨ」
「ほえ~」
校内では秀でて目立たないが実際は結構な学力の持ち主で、英語以外も数カ国語喋れるようだ。けれどそのことをまゆ先生は知らなかった。普段は、わざと順位を落としたり、食事は学食を利用したり等「計算された一般的」を装っているからだ。
最後は兄のため家のため、と諶之丞は将来についてそう見ていた。そのことは口には出さないが。
「いまのうちにすきなことをやれるだけやりたい」
そのセリフが今までと違って真面目だったので、まゆ先生はわかったよ、と言った。
「あたしにもお土産買ってきてね」
【
山路 源太郎
の場合】
山路 源太郎
はこだわりのネタと調理で舌をうならせる旧市街にある老舗すし店「源寿司」の長男だ。
「わしは店をつごう思てる。小さい時分から店、手伝うとったし寿司握るん楽ししな」
まゆ先生が、いいわね、の「い」の形に口唇を動かしたところで、源太郎に制された。
「いやいや、せんせが言いたいんは分かるで? なんせこの甘いマスクにセクシーなアゴやもんな。モデルなり俳優になるんがええ思てるんやろ?」
いや、そんなことは……の「い」の形を作るがまた源太郎に制される。
「キュッとひきしまりつつも形のええヒップ。マリリンモンローぐらいちゃうかな? わしより魅力的なヒップの持ち主て。なぁ、せんせ」
「い、い、イエス!」
「い」の形の口を準備しすぎたのか、うっかりそう言ってしまう。
「さすが、せんせ、わかっとる!」
「そうじゃなくて~! ええっと、進路よ進路。お寿司屋さん継ぐのに『進学希望』なの?」
まゆ先生は進路希望調査票を眺めて首を傾げた。テレビか何かの知識だが、お寿司屋さんといえば若くして弟子入りして……というイメージだった。だから進学を希望しているのは意外だったのだ。
「親父は卒業しても、そのまま職人ならんと進学せえ言いよる。見聞広げえ言うてな……わしは寿司屋なる決めとるのにや」
「野球もやってるよね」
「そら、今かて野球や古典芸能なんかに興味はあるけど職業にしようとまでは思わん。せやけど学生してられる間は学生しとけて親父は言いよる」
源太郎はぐぐい、と鼻を擦って口調を変えた。源寿司の大将の口真似なのだろう。
「『寿司屋になるて決めるんはええ。せやけど、ほかも見られるうちは見とけ。これしかしらんと将来選ぶんと、いろんなこと知った上でこの職業を最終的に選ぶんとでは重さがぜんぜんちゃう』ちゅうてな……こないなこと言うてもらえるわしは、ほんま幸せもんや思うわ」
「くぅ~。いい話ねぇ! 大将が源太郎君にそう言ってくれてるってのも素敵だし、源太郎君が大将の気持ちに感謝してるってのも素敵!」
「わしもそう思う。せやけど、きっとわしは寿司職人になるわ。ただの寿司職人やないで? この島でいっとううまい寿司をにぎる職人や。島一番のイケメンが握る寿司や」
ほんとにそうだ。まゆ先生には、彼が島一番のイケメンに見えてきた。
源太郎は「せんせも食べに来てや」とウィンクひとつ。
「もちろんよ!」
いつか源太郎が継いだ源寿司でお寿司を食べる。なんて素敵なことだろう。
源太郎大将が握る寿司を夢想して、落っこちそうになるほっぺたを押さえるまゆ先生なのであった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年04月26日
参加申し込みの期限
2013年05月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年05月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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