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【クリスマス】シーサイドタウンのクリスマスイヴ
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●キスしてサンタさん(2)●
【寝子ヶ浜海浜公園:噴水前】
噴水の、呼吸に合わせてリズミカルに。揺れるアホ毛を遠くに見付け、
回田 はつな
はもしかして……と思って、そこまで近寄ってみた。
「あ、やっぱり千鳥くんだ〜!」
「あれ? はつなちゃんー!」
先日知り合いになった同級生から、思わぬ場所で声を掛けられ、
千鳥 雅人
が嬉しそうに頭のアホ毛をパタパタさせる。
「誰かと、待ち合わせかな〜?」
「ううん、ただ公園をブラブラしてただけ。はつなちゃんは?」
「私、当て所がなくて彷徨ってたんだ〜」
「俺もそうだよー。クリスマスってさ、わけもなくお出掛けしたくならない?」
うんうん、とその台詞に はつなも、ニコニコと同意してくれる。
「でも、浮かれて町に出てきちゃったのはいいけど、
よく考えると特に行く当てもなかったんだよね……」
とりあえず賑やかそうな所に行ってみようかな、そう話す千鳥に、
「あのね。じゃあ私も一緒に行っていい……かな?」
思い切って はつながそう言ってみると、千鳥は思いのほか喜んでくれた。
「はつなちゃんと一緒に? もちろん良いよー!」
「ありがと! じゃあ今日は1日、千鳥くんについてくよ〜」
【ネコジマスクエア:特設ステージ】
So, now you listening n.k.FM
・
・
・
『Love&peach』
navigated by DJ.Momo here we go!
ってことで、ここからの時間は……
私DJモモがお相手の『Love&peach』!
この番組を毎回聴いてくれてるって人も、
今日が初めてっていうリスナーさんも、Merry Christmas!
いつものスタジオを飛び出して、
今日はネコジマスクエアの特設ステージから、
この放送をお送りしてるわよ。
広場に設置された野外ステージでは、チャーミングなジングルと共に、次の公開放送が始まっていた。番組を進行するのは、DJモモこと学生パーソナリティの
桃川 圭花
。
元々は、n.k.FMの裏方として働いていた彼女だけど、
とあるイベントでピンチヒッターを務めた経験
から、その舞台度胸を買われ、今では自分の番組を持つまでになっている。
「ずいぶん賑やかだと思ったら、ラジオの放送やってたんだねー!」
そのワクワクするような雰囲気に誘われて、
千鳥 雅人
と
回田 はつな
の2人も、ステージの前にやって来ていた。広場のパネルスクリーンには、ヘッドセットをした圭花の顔がアップで映っているが、せっかくの生放送だ。できるだけ近くで、その雰囲気を味わいたいし。
「何か周りが楽しそうだと、自分もテンション上がってきちゃうよねー」
ラジオの電波でも受信するみたいにピンとアホ毛を立て、はしゃぐ千鳥と一緒に、はつなもちょっとした期待に胸をドキドキさせている。そんな観客たちの反応を確かめるように見回しながら、DJモモもステージ上でトークを続ける。
さて、まだ始まったばかりだけど、さっそく番組にメールが届いてるわ。
紹介するわね。ラジオネームは……メグリタさん。
「私のメールだ〜!」
はつなが千鳥と顔を見合わせ、その場で跳び上がってよろこぶ。彼女がメッセージを送っていたのを知っていた千鳥の方も、「はつなちゃん、よかったねー」とニコニコだ。
DJモモさん、こんにちは!
(はい、こんにちは)
どんなメッセージでもいいって、さっきモモさんが言ってたので、
思い切ってメールしました。
(ありがと!)
私はモモさんと同じ、寝子島高校に通う高校1年生です。
(あら、そうなの? 私の知ってる人かな?)
高校は、最初は本土の学校に行ってたんですけど、
ちょっと事情があって、またこの島に戻ってきました。
それで、思ったんです。
やっぱり私はこの、のんびりした島が好きだなぁって。
自分が生まれ育ったこの島と、この島の人みんなが好きなんだなぁ、って。
だから今日はクリスマスだから、そんな大好きなみんなが
幸せなクリスマスになるといいな、って思ってて……
うひ〜! 何かまとまらないけど、こんなメッセージでもいいのかな?
送信……えいっっ!
(あれっ? 今何か……)
ステージ前の一画で、観客の頭上にパッと花吹雪のようなものが舞った気がして、圭花はついそちらに気を取られた。その方向には、見覚えのあるアホ毛の少年と、その隣りで悶えるように身をよじって、何事かを彼に話し掛けている、女の子の姿が。
ちょっと気になったけど、今は番組の進行の方が先。最後までメールを読み上げ、放送を続ける。
あはは、メグリタさん、臨場感のあるメールをありがと。
でもその気持ち、多分わかる。
私はメグリタさんとは逆で、外からこの島にやって来た人間だけど。
あのまま本土にいたら、絶対知り合えなかったような人たちに、
私もこの島で沢山、出会えたから。
ふふ……そう。実は今日この番組にお呼びしたゲストも、そんな1人なのよね。
って言っても、
ネコフェスで曲を耳にして
以来、私が一方的にファンなだけで、
実際にお会いするのは、今日が初めてなんだけど。
(早く紹介して!という会場の悲鳴に)
分かってる、わかってる。ずっと前からのファンの人は、
いい加減待ちくたびれちゃってるわよね。
じゃあ会場の皆も、ラジオの前のリスナーさんも、拍手で迎えてくれる?
フィンレイ・ランカスター
さん、どうぞ!
Merry Christmas!
イブの夜、私の声がプレゼントとなりますように。
フィンレイ・ランカスター
です。
待ちかねた拍手とともに、ステージ上に現れたゲストを、スクリーンが大写しにする。陽光を櫛って束ねたような金の髪に、ひと目見たら忘れられない、印象的な薔薇色の瞳。
活動休止中だったアイドルデュオ『Sandalphon』の1人、フィンレイの登場に、会場の熱気が上がる。持参したキーボードの設置はスタッフに任せて、ゲスト席に座ったフィンレイが、朗らかに圭花の紹介に応える。
私の方こそ、DJモモにお会い出来てとても嬉しいです。
私もネコフェスの時にあなたの放送を聴いて、
ずっとお会いしてみたかったんですよ。
本当!? 一方通行じゃなかったのね、嬉しいな。
今日はクリスマス。DJモモにゲストとして呼んで頂いたからには、
いつも以上に素敵な番組になるよう努めますね。
そう、クリスマスなのよね。ってことは……
ファンにとっては気になることもあるだろうけど、ふふ。
そのあたりはばっちり聞いてくから。
随分と有能そうなインタビュアーさんですね。お手柔らかに。
そうね、フィンレイさんは、今年のクリスマスのご予定は?
やっぱりこの後も仕事とか?
そうですね、
早めのプレゼントを先日クリスマスライブで
皆さんにお渡ししてしまったので、
今日お届けすべきプレゼントに悩んでいるんです。
皆さんは何がいいのでしょうね?
……だ、そうよ?(と、観客に)
私がファンを代表しようなんてのもおこがましいけど、
そうね……フィンレイさんのこともっと知りたいし。
クリスマスといえば、って話、何かある?
私のクリスマスというと……ここ数年は毎年クリスマスケーキを自作しますね。
元々体型と健康の維持の為に自炊するのですが、同じ理由です。
最近はバター不使用のレシピにこだわっていて、仕事場でも喜ばれます。
今年はカップケーキ型の予定で丁度この後作りますが、お1つ如何です?
え、いいの? しかも手作りの……!? すごい!
それじゃあ是非ともお言葉に甘えて……って、
今会場中から私にやっかみの視線が突き刺さってるんだけど。
あーのーねー……。
イヴまで仕事してね? クリスマスも1人寂しく過ごすのにね?
このぐらいの役得があってもいいと思うのよね、DJモモは。
でしたらレシピカードもお付けしておきますよ。
皆さんは次回DJモモからそれを聞く楽しみを持って頂ければ。
そんなふうに2人の軽快なやり取りは続き、会場の空気もほぐれてきた所で、圭花がフィンレイに目で合図する。後ろでは、機材の準備も整ったようだ。頷くフィンレイに、
「さて、そろそろ何か曲をかけたいと思うけど……
せっかくだし生演奏なんていうのはどう?」
「ええ、いいですね」
立ち上がってキーボードの前に向かうフィンレイに、会場から待ってましたと歓声が上がる。非公式とは言え、本人の口から活動再開が発表された直後の、ラジオ出演だったのだ。当然これを期待していたファンの予想は、しかし心地良い形で裏切られた。
「私の持ち歌ではありませんが、今日はこれを皆さんへの、
クリスマスプレゼントにすることにします。では聞いて下さい」
曲紹介もなくサプライズで始まったのは──「キスしてサンタさん」のカバーバージョン!
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担当ゲームマスター
鈴木二文字
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シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
恋愛
コメディ
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
62人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年02月12日
参加申し込みの期限
2016年02月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年02月19日 11時00分
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