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滅びの呪文の夢現
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ポケットに手を突っ込んで砂浜に立ち、星月の空を仰ぐ。
潮騒を切り裂いて押し寄せる凍てつく風に、
ナイト・レイヴン
は緋色の瞳を顰める。吐き出す息の白さを確かめるよりも先、鋭い風が息をさらってしまう。
寒さに伏せた瞼の裏、もう居ない少女の横顔がある。
夢に見たままのその横顔に、抑えきれない寂しさが込み上げた。どうしようもない溜息を吐いて、気分転換になりはしまいかと夜の海と星へと再び視線をもたげる。
背にした街の光が失せたのは、その瞬間。
光が絶えると同時、見上げた海の空に大樹に支えられた浮遊城が現れた。
「……おいおい」
突然の暗闇に慣れぬ瞳を凝らして見たのは、昔、恋人と肩を並べて見たビデオに出てきたお伽の城、ニャルタ。
「なんじゃこりゃ?!」
声上げる少年の背後、不意に声が掛かる。
「四十秒で支度しな!」
唐突に掛けられた知らない声に、ナイトは二度驚く。
(準備もクソもないが)
振り返って思いを言葉にするより早く、振り返る背後に巨大な二翼持つナニカが迫る。幾許かの助走の後、翼持つ人のかたちしたナニカは解き放たれたように宙に浮いた。そのまま空へと駆け上がる間際、そのナニカの両腕がナイトの両脇に差し込まれる。
「あぶねーな」
「VTOLできないのがネックだね」
否も応もなく拾い上げれる格好で空中に引き上げられ、思わず背後のナニカの手を掴むナイトの耳元、少年のようなハスキーな声が楽し気に笑う。
「VT……?」
「垂直離着陸機。直角に上がれたら早いんだけどね。この翼じゃ難しいな」
首を捻って視線を流せば、アホウドリの翼にも似た黒に縁どられた白翼が視界の端に捉えられた。
風のように現れた翼持つ少年に卒然として空へさらわれ、足を宙に投げ出す格好で空の城へと駆けながら、ナイトは鋭い瞳を僅かに和らげる。
緋色の瞳に映るのは、何が待ち受けるかも分からぬ空の城。
足元の海へと視線落とせば、見えぬ足場を階段のように踏んで城を目指す少年たちや、不可思議なロボットの背に乗って空へと昇る少年と青年が見えた。地上にいた時には気付かなかったが、彼らもあの砂浜に居たのだろう。そうして同じ城を目にし、向かおうとしている。
気づけば風にさらわれたように寂しさが消えていることにも気づいて、ナイトは苦笑する。束の間であっても、胸を塞ぐ寂しさが薄れるのはありがたい。
「俺はレイヴン」
翼持たぬ身を空へと上げてくれた、ろっこんの翼持つ少年にナイトは名乗る。
「
ナイト・レイヴン
だ……アンタのこと、どう呼べばいい?」
「
三夜 茜
」
茜は少年の声で言いつつ、大人びて笑う。
「好きに呼ぶといい」
なら、とナイトは強気に唇を引き上げた。
「茜」
「おう、レイヴン」
ナイトの呼びかけに男らしく応じて、茜は横目に海岸を見遣る。今は遥か下方になった波打ち際に、もう一人、少年が見えた気がした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
阿瀬春
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
15人
参加キャラクター数
16人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年01月20日
参加申し込みの期限
2016年01月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年01月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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