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101匹テオさん
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【6】
大天使 天吏
は、その日も、日課としている野鳥観察のために九夜山を歩いていた。
そこで、天吏はテオそっくりの猫が葉っぱにじゃれついている姿を見かけて、目を瞬かせた。
「……あれは、テオ?」
天吏はもの凄く不愉快そうな顔をした。
――説明しよう。
大天使 天吏
はテオがとても嫌いなのだ。
というのも、そもそも天吏は猫が嫌いだった。
何故なら猫は天吏の大好きな鳥を襲うからだ。
さらにテオの味方をする者は天吏の友達である(と少なくとも天吏自身は思っている)クローネの敵が多かった。
しかも、テオは天吏が嫌いな人間の言葉を喋るのだ。
(鳥さんは喋れていいの。でも、猫は駄目よ)
そんなわけで、天吏はテオがとてもとても嫌いだった。
だが、しかし。
(でも、あれはテオに似ているけれど、テオとは違うみたい)
天吏は不思議に思って、そんなテオ似の子猫達の観察を続ける。
(そういえばテオよりも小さいわね。それに一匹じゃない)
テオ似の猫はよく見るとまだ子猫で、さらにほかにも数匹同じような子猫がいた。
(……分裂? それともクローネさんに喋られないようにされてしまったのかしら?)
あらあら、と天吏はちょっと嬉しそうにそんなことを思う。
天吏はクローネ派なので、テオがクローネに負けたというのなら、いい気味であると思うだけだった。
ともかく天吏は遠くから子猫達の様子を観察し続けた。
衣服が汚れても、彼女はほとんど気にしなかった。
子猫達は天吏に話しかけるわけでもなく、ただただ葉っぱにじゃれついたり、食べ物を探したりして、懸命に生きていた。
そんな様子をぼんやり眺めていると、猫という種に対し、これまでとは少し違った感慨を抱くようになる自分に天吏は気づき始める。
(猫が自然の生態系を維持するのに必要不可欠な存在なのは分かる。第一人間如きが生物の営みに口を挟んでいいのかしら)
テオは嫌いだ。
だが、猫そのものに罪はない。
いや、そもそもたかだか人間である自分が猫にどうこう言う資格もないのかもしれない。
そんなことを考えながら、天吏は夕方までその猫達を観察して過ごすのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
15人
参加キャラクター数
13人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年12月30日
参加申し込みの期限
2016年01月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年01月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
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