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少し時間は遡る。
甲板の捜索を
日暮 ねむる
と
花風 冴来
に任せ、残すは屋外プールのみとなった4F捜索主班。
恵御納 夏朝
と合流した
十文字 若菜
、
七緒 璃音
、
風雲児 轟
、
壬生 由貴奈
はプールサイドや水の中を注視する。
そこへ魅紗歌を連れた
朝野 未沙
・
尾鎌 蛇那伊
・
吉祥寺 黒子
・
畑中 華菜子
・
飛吹 勘助
・
飛吹 蓮太郎
が合流。
「プールへ入る許可はお姉さまからとってあるわ。水を抜くことはできない代わりよ」
魅紗歌が感謝しなさいと高圧的に胸を張った。
「よし、勘助! 出番だ!」
父親・蓮太郎の言葉に、息子・勘助は「え、俺が?」と無言で顔をしかめる。
「嫌だよ、怖いよ……」
「大丈夫だ、勘助! 何かあったらイケメンが助ける!」
ビシッと自分を指差す蓮太郎を見て、溜息で返す勘助。
「みんなも……いるし……、大丈夫、だよね?」
うん、と勇気を振り絞る勘助。
手に掴んでいたペットボトル飲料を一気に飲み干していく。
すると彼の体に変化が現れた。
肌が鱗で覆われ始め、足は魚の尾ヒレに変化していくではないか。
鱗は彼の目の色と同じマリンブルー。
たちまち人魚となってプールに飛び込んでいった。
これが勘助のろっこん『Merman』だ。
人魚なので水中でも呼吸ができる。
水の中の探索にはもってこいのろっこんだ。
「あのろっこん、気持ちよさそうアル!」
水中を優雅に泳ぐ勘助の姿に畑中は目を奪われている。
「ねぇ、ビリオン? 剣は反応してるー?」
同行をしているビリオンに壬生は声を掛けた。
「神器は神器と惹かれあう、とかそんな設定ないの?」
「設定とか言うな……。だがご明察だ。恐らく、このプールの中に鏡があるはずだ」
布に包まれた七支刀が低く唸るように鳴いている。
振動しているのだ。
まるで鏡を呼ぶように震えて音を立てている。
「近いね……! 勘助君、どう? 何かあった?」
十文字の問いかけに、勘助は水面から顔を出して答えた。
「底に……大きな板が……多分、それじゃないかな……?」
「でかした、俺の息子よ! 早速回収だ!」
蓮太郎が大げさに喜ぶ。
その傍らで、恵御納は表情を曇らせていた。
何度も水面と夜空に浮かぶ月を交互に見上げ、体を震わせていた。
「水面の月が綺麗……。黙示録の発動条件……『聖なる光』……もしかして……!」
恵御納は最初、聖火のような炎を連想していた。
しかし、三種の神器の鏡の存在を知ると、別の発想が浮かび上がる。
そして今、その発想は確固たる根拠を得て確信へと変わった。
「僕、調べたよ。黙示録や七支刀と関連する事。天照大神と天岩戸の伝説……!」
それはあまりにも有名な日の本の神代の話。
「岩戸の扉を少し開けた天照は、その姿を鏡に写されて……、それを自分以外の尊い神と誤解し、その姿を見ようと岩戸から体を出したところを……引っ張り出されたんだ!」
聞き入っている仲間はもしや、と顔を見合わせた。
恵御納は静かに頷く。
「一度隠れて、姿を見せる。太陽の神様が『聖なる光』なら……」
彼女は天を指さし、顔を強ばらせた。
「日食、いや、夜だから月食だね。今夜は満月だから、条件を満たしている……!」
「つまり鏡に月の光を浴びせたらまずいんじゃ……?」
壬生の言葉に恵御納が焦る。
「飛吹君! 駄目、それを引き上げたら駄目……!」
「駄目って……鏡を……?」
勘助が抱えていたビート板程の大きさの鉄板が水面に顔を出す。
その瞬間、鏡は眩い光を放つと勘助の体をプールサイドへ吹き飛ばした!
「おい、大丈夫か!?」
風雲児が勘助をキャッチして衝撃を殺す。
瞬時にろっこんを解除した勘助は目を丸くして呆然としている。
「び……びっくりした……」
「壬生さん! はやく回収を!」
十文字がビリオンを押し退けて叫ぶ。
阿吽の呼吸で壬生がチョコ、メープル、クルミの3種のクッキーを一気に食べる。
これが壬生のろっこん『ヘンドリック・モーメント』のトリガー。
そしてこのろっこんの進化能力は、『周囲の電子機器の誤作動や損傷を引き起こすという元の能力の代わりに、周囲の金属を自分の意志で動かせる』!
「鏡は金属だよねぇ? だったら、うちが引き寄せて戴いていくよ」
「ビリオンさんは邪魔しないで!」
十文字は当初、ビリオンの気を逸らそうとしていたが、鏡自体が発光してしまってはそれは叶わない。
だが、ビリオンから鏡を遠ざけようと気丈に立ち塞がる。
「おっと、動かないでねぇ」
鏡を回収した壬生が、携えていた歩兵銃の銃口を向ける。
「焦って鏡を海に投げ捨てて紛失の原因メサイアに転嫁しちゃうかも」
「この期に及んでまだそんなことを……」
ビリオンは自身の信用のなさにがっかりして肩を落とす。
だが、隙あらば奪い取ろうという素振りを見せたのは確かだ。
「……わかった。状況が状況だ。奪うような真似はしない。約束だ」
出し抜けないと理解したビリオンが両手を挙げてみせた。
「ふぅん、案外、物分りいいんだ?」
壬生が感心していると、近くで少女の悲鳴が響いた。
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3人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
バトル
オールジャンル
定員
40人
参加キャラクター数
40人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年05月05日
参加申し込みの期限
2016年05月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年05月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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