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- 種族
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- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
- AAA000000
作れ！ 僕等のレンジャーロボ（仮）！
Act_5-3 金曜日【放課後】 天候：晴れ
【天野と没】
部品の作成もその工程をほぼ終え、残す作業は今日と明日を含めれば十分に間に合う予定となる。
そんな中で、天野は没と共に作業を行っていた。
「……中々、難しい物だね。まったく、君達みたいに器用に出来るのは羨ましいよ」
余り手先が器用で無い為、初めこそ作り直し等もあったが、没の手伝いにより、天野はそれなりの作業効率を上げる事が出来ていたのだ。
「あー、それちょっと違うのさー。こうなの、ちょっと見るさね」
そして、一番の驚きは没が天野に対して話しかけている点にある。
ここまで没は一切喋る事無く、ほぼジェスチャーによる会話を全員と行っていた。
それで困る、と言う事はなかったが、実際天野に対して普通に話しかけている状況は、驚くべき事態であった。
「む、こうかな……」
「そーそー、いい感じさね♪」
ちょこんと、椅子に座る天野の膝の上に座りながら、没は楽しそうに作業を進める。
「……ありがとう」
静かに、そんな言葉を天野が口にする。
「ん～？」
天野は天野なりに、幾つかの悩みを抱えている。
だが、自身の性格ゆえか、余り他者に話す事無く、それを内に納めてしまう事も多々あるのだ。
ふと漏れたこの言葉は、それを少しでも和らげてくれるこの小さな相棒への、ちょっとした感謝の気持ちの表れであった。
「で、君は何をしているんだ？」
「アホ毛攻撃～。やーい、こちょがしい――って、イタタ！ 頭グリグリするのはやめるのさー！」
ウジウジし始めた天野に、没が自分のぴょっこり飛び出たアホ毛を使い、顔にぺたぺた当てる。
その行動に、天野が拳を握り、やや弱めに頭をグリグリと押していたのだ。
「ブーブー、もういいさね。天野、コレわかんないのさー。早く教えるのさー」
小さい体を最大限に生かし、没は設計図を指差しながら天野に問う。
「まったく……どれ？ 今教えるから」
没の行動にやや呆れつつも、二人は楽しそうに、そして順調に作業を進めていく。
【金曜日作業終了】
「だー！ 近寄るんじゃねぇ、空音ー！」
「うへへー、逃がさないよー！」
掃除の為に、部活終了後に戻っていた朝陽と空音が、騒ぎながら部室を後にしていく。
「毎度毎度、元気な二人だな」
そんな様子を、鍵を閉めながら月詠と暦が見ていた。
「空音だからな。しょうがない」
大体作業時間が同じになると、毎回同じように空音は朝陽の尻を触るべく、追いかけっこをしていた。
慣れた光景、そして別に被害も無いであろうという理由により、わざわざ二人は止める必要もないと、月詠達は半ば放置を決定していたのだ。
「とはいえ、後少しか。私も頑張らないとな」
一つ、伸びをする形で、暦が月詠へと話かける。
暦もまた、バレー部の部活が終わり、掃除の為にこちらへと戻ってきていたのだ。
出来る限りの事はしたい、そんな意志と共に。
「あぁ、形も大分出来てきている。皆の頑張りはすごいと、素直に感心しているよ」
軽く笑みをこぼし、月詠は暦へと答えを返していた。
「うん。残り一日、明日は朝から手伝えるからな。お互い、頑張ろう！」
明日は土曜日。
授業が無い為に、一日中作業を行えるのだ。
バレー部も丁度休みと言う事もあり、暦は朝から手伝うと、月詠に告げていた。
その言葉に、月詠も軽く頭を下げる事で返答とし、二人はそのまま校門へと向かい歩き出していく。
【金曜日結果報告】
・二足歩行ロボ
完成率
部品製作 ：80％
組み立て ：70％
回路チェック：90％
アクシデント率：8％
名称 ：レンジャー・マオ
外見・形 ：女性型－本体ボディモデル：黒子・本体フェイスモデル：ひびき
操作方法 ：半自律型（リモコンによる手動操作から自律行動への切り替え可能）
身長 ：1m－上半身フレーム及び外装・下半身の半分までフレーム組み立て完了
体重 ：60kg－上半身フレーム及び外装・下半身の半分までフレーム組み立て完了
動力 ：充電式バッテリー【調整終了】・電源への有線接続
稼動可能時間 ：バッテリー使用時は最長二時間。有線の場合は無尽蔵
搭載ＡＩ ：試作型自律ＡＩシステム【マオ】【75％】
速度 ：歩行テストが行われていない為、判断不可
基本武装 ：有線式ロケットパンチ【75％】
特殊武装 ：固定式高水圧銃【70％】
円形シールド【95％】
・ミニがおー（特殊部品枠）
完成率：75％
※言嗣の援護により、大幅上昇中
【天野と没】
部品の作成もその工程をほぼ終え、残す作業は今日と明日を含めれば十分に間に合う予定となる。
そんな中で、天野は没と共に作業を行っていた。
「……中々、難しい物だね。まったく、君達みたいに器用に出来るのは羨ましいよ」
余り手先が器用で無い為、初めこそ作り直し等もあったが、没の手伝いにより、天野はそれなりの作業効率を上げる事が出来ていたのだ。
「あー、それちょっと違うのさー。こうなの、ちょっと見るさね」
そして、一番の驚きは没が天野に対して話しかけている点にある。
ここまで没は一切喋る事無く、ほぼジェスチャーによる会話を全員と行っていた。
それで困る、と言う事はなかったが、実際天野に対して普通に話しかけている状況は、驚くべき事態であった。
「む、こうかな……」
「そーそー、いい感じさね♪」
ちょこんと、椅子に座る天野の膝の上に座りながら、没は楽しそうに作業を進める。
「……ありがとう」
静かに、そんな言葉を天野が口にする。
「ん～？」
天野は天野なりに、幾つかの悩みを抱えている。
だが、自身の性格ゆえか、余り他者に話す事無く、それを内に納めてしまう事も多々あるのだ。
ふと漏れたこの言葉は、それを少しでも和らげてくれるこの小さな相棒への、ちょっとした感謝の気持ちの表れであった。
「で、君は何をしているんだ？」
「アホ毛攻撃～。やーい、こちょがしい――って、イタタ！ 頭グリグリするのはやめるのさー！」
ウジウジし始めた天野に、没が自分のぴょっこり飛び出たアホ毛を使い、顔にぺたぺた当てる。
その行動に、天野が拳を握り、やや弱めに頭をグリグリと押していたのだ。
「ブーブー、もういいさね。天野、コレわかんないのさー。早く教えるのさー」
小さい体を最大限に生かし、没は設計図を指差しながら天野に問う。
「まったく……どれ？ 今教えるから」
没の行動にやや呆れつつも、二人は楽しそうに、そして順調に作業を進めていく。
【金曜日作業終了】
「だー！ 近寄るんじゃねぇ、空音ー！」
「うへへー、逃がさないよー！」
掃除の為に、部活終了後に戻っていた朝陽と空音が、騒ぎながら部室を後にしていく。
「毎度毎度、元気な二人だな」
そんな様子を、鍵を閉めながら月詠と暦が見ていた。
「空音だからな。しょうがない」
大体作業時間が同じになると、毎回同じように空音は朝陽の尻を触るべく、追いかけっこをしていた。
慣れた光景、そして別に被害も無いであろうという理由により、わざわざ二人は止める必要もないと、月詠達は半ば放置を決定していたのだ。
「とはいえ、後少しか。私も頑張らないとな」
一つ、伸びをする形で、暦が月詠へと話かける。
暦もまた、バレー部の部活が終わり、掃除の為にこちらへと戻ってきていたのだ。
出来る限りの事はしたい、そんな意志と共に。
「あぁ、形も大分出来てきている。皆の頑張りはすごいと、素直に感心しているよ」
軽く笑みをこぼし、月詠は暦へと答えを返していた。
「うん。残り一日、明日は朝から手伝えるからな。お互い、頑張ろう！」
明日は土曜日。
授業が無い為に、一日中作業を行えるのだ。
バレー部も丁度休みと言う事もあり、暦は朝から手伝うと、月詠に告げていた。
その言葉に、月詠も軽く頭を下げる事で返答とし、二人はそのまま校門へと向かい歩き出していく。
【金曜日結果報告】
・二足歩行ロボ
完成率
部品製作 ：80％
組み立て ：70％
回路チェック：90％
アクシデント率：8％
名称 ：レンジャー・マオ
外見・形 ：女性型－本体ボディモデル：黒子・本体フェイスモデル：ひびき
操作方法 ：半自律型（リモコンによる手動操作から自律行動への切り替え可能）
身長 ：1m－上半身フレーム及び外装・下半身の半分までフレーム組み立て完了
体重 ：60kg－上半身フレーム及び外装・下半身の半分までフレーム組み立て完了
動力 ：充電式バッテリー【調整終了】・電源への有線接続
稼動可能時間 ：バッテリー使用時は最長二時間。有線の場合は無尽蔵
搭載ＡＩ ：試作型自律ＡＩシステム【マオ】【75％】
速度 ：歩行テストが行われていない為、判断不可
基本武装 ：有線式ロケットパンチ【75％】
特殊武装 ：固定式高水圧銃【70％】
円形シールド【95％】
・ミニがおー（特殊部品枠）
完成率：75％
※言嗣の援護により、大幅上昇中
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
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- 2013年05月10日
- 参加申し込みの期限
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- 2013年05月17日 11時00分
- アクション投稿の期限
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- 2013年05月17日 11時00分
