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Act_Last 日曜日【稼動テスト開始前】 天候:晴れ
【支援部として】
最後の報告書を届け終え、千唐は理事長室を後にする。
「……お待ちになっていたので?」
千唐の視線の先には、扇子を開きつつ、理事長室の前で待っていた言嗣の姿が映る。
「何、少し心配だったものでね」
「はっは、大丈夫ですよ。畑生さん達が頑張ったんですからね、僕が足を引っ張るわけには行かないでしょう」
笑いながらも、千唐は言嗣へと、無事に理事長へと承諾を取りつける事に成功した事を伝える。
――今まで、理事長からの継続的な支援は、全て千唐がこうして行動していた為である。
部品の欠品があれば、それを報告書として言嗣から受け取り、理事長へと報告する。
蓮達のような雑用とはまた違う、本当の意味で裏で動いていたのが、千唐だったのだ。
「では、校庭を借りる算段はついた、と言う事で問題はないかね?」
「えぇ、もちろんです。抜かりはありませんよ」
そして、これが千唐の最後の仕事。
今日の稼動テストにおいて、全部活を差し置いて校庭を借り受ける事を、理事長に承諾させていたのだ。
「それに、これのおかげでギャラリーは増えそうですしね。いやはや、大事になった物ですねぇ」
千唐の手に持たれているのは、一枚の新聞。
土曜日に発行したこの新聞には、今日の稼動テストの記事も書かれていたのだ。
「さて、どれほど集まるかは分からないがね。だが、君の働きには答えるとしよう」
パチリと音を立てながら扇子を閉じ、言嗣は千唐へと背を向け歩き出す。
「えぇ、期待してますよ」
薄く笑う形で、千唐もまた、その場を後にしていく。
【工学部室内にて】
ほぼ完成を迎えたロボットを前に、全員が蓮の言葉を待っていた。
「龍八さんは無事です。元々の怪我とあわせて、過労もあったようです。歩行テストを見た事で安心した事もあったのでしょう、今は寮で休んでいますので、ご安心を」
その言葉に、全員が安堵を返す。
少なくとも、たとえ龍八が問題児であったとしても、今回のロボット製作に関しては誰よりも人一倍頑張っていた事を全員が見ていたのだ。
だからこそ、今この場で龍八を貶めるような者は誰もいない。居るはずが無い。
「草薙参謀であれば、皆さんがこんなに沈んでいる所なんて見たくもないでしょうや」
そんな中で、与太郎が一言、全員に声をかける。
龍八自身が仕掛けた何かに引っかかり、その上で落ち込むのであれば、龍八は喜ぶだろう。
だが、誰かに心配されて落ち込んでいる等、龍八は屈辱を感じこそすれ、喜びなど感じるはずも無い。
だからこそ、自分達だけでも元気にしておこうと、そんな意志を含ませた言葉と共に。
「そう……だな。うん、私もそう思う。仲間だからこそ、頑張った証にちゃんとこれを動かしてやらないとな!」
暦が与太郎の言葉を繋げるように、全員に声をかける。
やや与太郎が考えている事とは方向性がずれているが、それでも、仲間を思った上で。
――そんな中、部室のドアが開かれる。
「……なんだ、随分と暗いな」
「龍、ちゃん……? 大丈夫なのか!」
叫ぶように、下心がその姿を確認する。
その場に居たのは、先ほど蓮が寮で休んでいると言っていたはずの龍八であった。
「ふ、あの程度でどうこうなるほど、やわじゃない」
「その割には、随分と痛がってたけどな」
前日に連れ添っていた望月が、茶化すように声をかける。
「……気のせいだ」
「はは、なるほど。とにかく、お前はあんまり無茶すんな。こっちは俺達でなんとかする」
最後の部分は、望月による強制を含めた言い方である。
本来であれば、休んでいなければならないのに、こうして顔を出してきたのだ。
ならば、無茶をさせるような事をさせるつもりはないと、釘を刺していた。
「とにかく、ほらほらこれ運ぼう! もうそろそろ時間になりそうだしね!」
午後の稼動テストを前に、やらなければならない準備は山ほどある。
だからこそ、米太郎は全員へと声をかけるように、荷物を運ぼうとするが――
「~♪」
「うぇぇ!?」
突如、目の前から荷物が消える。
「何、何! 何が起こったの!?」
米太郎の驚きを余所に、楽しそうに米太郎が持とうとした荷物のすぐ側で、没が自分を指で指していた。
「……神出鬼、余り驚かせるものじゃないよ」
天野の声に、ちょっとだけ没が反応するが、それを気にもせず、没は次々と荷物を【消していく】
「えーっと……これって、もしかして神出鬼くんのろっこんなのかなー?」
「そう。多分、今頃校庭に行ってるんじゃないかな? 場所は知ってるはずだしね」
優の疑問に答えるように、天野が没の能力を口にする。
任意に生物を含めた物を運ぶ出来る能力、そのおかげで、ロボットを含めた荷物は苦労なく校庭へと運ぶ事が出来ていた。
【稼動テスト開始】
晴れ渡った青空の下、新聞の影響か、校庭の周りには大勢の生徒が押しかける形となっていた。
「おー、ちょっとびっくりだねー。こんなに人が集まるなんてー」
校庭から稼動テストを見る為に来ていた葵は、驚きの声を上げる。
自分達の新聞によりここまで集まるとは、流石に葵も予想はしていなかったのだ。
「いや、当然の結果だろう。頑張った者は報われるものだ」
刀もまた、製作日誌を片手に、最後のページを書くために葵と共に、最終チェックを行うメンバー達を見守る。
「すごいわね……」
集まったギャラリーに驚きつつも、宇多野は先ほどから扇子片手にさっぱりと働かない言嗣に代わり、全体の指揮をとっていた。
「こっちはオッケーよ」
雷子と優、天野と没により、本体周りのチェックが完了した事を伝えられる。
「バッテリーも問題ないぜ!」
黒子と士により、バッテリーの充電も完了した事も合わせて伝えられる。
「プログラムの方は?」
「こちらも問題ない。エラーは最低限抑えてあるつもりだ」
エレノアのノートPCで接続されたAIの最終チェックも終え、修が宇多野に伝える。
「武装関連も問題ない。装備し次第、すぐに使える」
月詠と暦の武装関連のチェックも終わり、テストが進んだ後で設置を行う為に朝陽と望月、そして蓮がその近くで待機する。
「ミニがおーも皆に見てもらうのだ!」
続く形で、真央の声とあわせ、美野梨と夏朝も問題ないと宇多野に伝えられていく。
「うむ、いい色じゃ!」
「ふぇぇ、やっぱり恥ずかしいよぉ……」
自身が塗装したロボットに、いいなは満足げにその様子を見守る。
だが、その側に立つひびきは、顔が自分にそっくりなだけあって、この土壇場で恥ずかしくなってしまっていた。
「外装もいける。服装は……おい、誰かその馬鹿を捨てろ!」
龍八が外装の報告を行うと同時に、服装を着せ終えたロボットの近くに立つ与太郎を確認する。
「2.5次元……実現しやしたね……本当に……」
インナースーツの上から着せた服装は、メイド服をモデルとし、フリルとリボンを強調した上で、接続コードをイメージした尻尾まで付けられた代物である。
与太郎は自らが仕上げたこの服装を前に、菩薩を拝むような感情で(ただ単にエロスを感じてるだけ)ロボットを見ていたのだ。
「だぁぁー! 山田、まてぇぇ!」
竜司と下心、そして米太郎と空音まで参加し、与太郎が自らの【ろっこん】を発動する前に、その体を担ぎ上げ校庭の外へと投げ捨てる。
「さぁ、始めるわよ!」
――直後鳴り響いた轟音は、そのまま開始の合図となり、宇多野の号令の元【レンジャー・マオ】と【ミニがおー】の稼動テストは開始されていく。
稼動テストは順調に進み、各動作テスト、そして武装のチェックも滞りなく進む。
一番観客を驚かせたのは、マオ自身がAIにより基本会話と自律行動が出来る点であった。
だが、これを理事長が目撃し、面白がって本体手動動作用であるリモコンを持っていかれる形となってしまっていたが。
そんな様子も含め、月詠は途中から稼動テストから外れ、生き生きとしたメンバー全員の顔をスケッチブックへと描いていた。
「はーい、笑って笑ってー!」
稼動テストも無事終了し、最後にマオを含めた全員が集まり、葵のデジカメを使用した上で集合写真が撮られる。
こうして、一週間のロボット製作を終え、無事【レンジャー・マオ】と【ミニがおー】は完成を迎えていた。
【最終結果報告】
名称 :レンジャー・マオ
外見・形 :女性型-ボディモデル:黒子(下心により胸はほぼ再現)・フェイスモデル:ひびき
基本-白と黒を強調したインナースーツ。その他、与太郎が作成した衣装多数。
操作方法 :半自律型(リモコン操作・自律行動の切り替え可能)
身長 :1m30cm
体重 :80kg
動力 :充電式バッテリー&電源への有線接続
稼動可能時間 :バッテリー使用時は最長二時間。有線の場合は無尽蔵。
搭載AI :学習型自律AIシステム【マオ】
搭載機能 :AIシステムにより基本会話が可能。
センサーにより、胸を触られた場合強制で対象者にロケットパンチ発射。
速度 :走行時-ジョギング程度の速度・歩行時:一般的な歩行速度
基本武装 :有線式ロケットパンチ-割と痛い
特殊武装 :固定式高水圧銃
使用時はロボ本体固定後、設置されたタンクと銃を接続、そのまま発射の流れ。
使用目的は、主に火災・災害支援用。
円形シールド-ある程度の衝撃に耐えられる。
・特殊部品
名称 :ミニがおー
外見・形 :【がおー】モデル。子猫型
体長 :20cm
体重 :10kg
動力 :充電式バッテリー(マオと同型)
稼動可能時間 :最長五時間
速度 :一般的な歩行を行える速度
特殊機能 :足の裏にはにくきゅう付き。癒される。
マイク接続端子有り
音声再生用の内部マイク設置。録音した猫の声が喋れる。追加も可能。
猫パンチ機能搭載。弱い。だが癒される。
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あとがき
担当マスター:
御神桜
ファンレターはマスターページから!
ご参加いただきありがとうございました。
皆様のおかげで、無事【レンジャー・マオ】及び【ミニがおー】の完成と相成りました。
こちらにて、心よりの感謝を述べさせていただきます。
基本的には、皆様が製作したNPCとしてシナリオに反映させていく予定をしております。
マオやミニがおーについてのより細かい詳細等については、ガイド公開時やその他の場面で出すと思いますので、その際にはご確認ください。
現時点では、理事長にリモコンが持っていかれている為に、おそらくマオ本体は工学部内で小休憩状態か理事長に遊ばれてると思います。
ミニがおーは、多分誰かとどこかで遊んでます。
日替わりリアクションはいかがだったでしょうか?
よろしければ、こちらの意見もいただけると、嬉しく思います。
それでは、改めてご参加ありがとうございました。
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担当ゲームマスター
御神桜
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年05月10日
参加申し込みの期限
2013年05月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年05月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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