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Act_5 金曜日【授業中】 天候:晴れ
前日までの雨は晴れ、ようやく青空が戻った週末前の金曜日。
清々しい天候の中、ロボ製作もまた佳境へと差し掛かっていた。
【謡の訪問】
授業の最中、謡はうさぎさん小屋へと向かう為に、部室棟を通りかかる。
「……そういえば、何か作ってる、とか言ってたな」
葵達新聞部が発行しているロボット製作の特集号は、謡も一度目にしていた。
その為に、少し興味が沸いた謡は、丁度誰も居なかった工学部の部室へと足を運ぶ。
「すごいな……これ、動くのか?」
上半身まで出来上がったロボットを前に、謡はそんな一言を漏らす。
自分にはこれを手伝う技術が無い為にここには訪れていなかったが、実際こうして目にすると、やはり少しうらやましいといった感情は湧き上がっていた。
「……そうだな、俺は俺らしく、これを置いておく事で手伝いとしようか」
胸元から一つのテープを取り出し、なるべく目立つ位置にそれを置く。
テープの内容は、米太郎のヒーローらしいかっこいい台詞が前半に、そして後半になるにつれ微妙な台詞が混じり始める、そんな謡らしい代物であった。
ついでに、テープに【使ってください(ハート)】の文字を書いた紙を沿えて、重ねるように置く。
「さて、では使ってもらう事を期待しよう。頑張れよ、ルンジャー部」
来た時と同様に、謡はそのままふらりと部室を後にし、うさぎさん小屋へと向かう。
昼休みの開始時に、これを全員が聞き、米太郎が恥ずかしさで盛大にカセットデッキごと叩き壊した事は言うまでもないが。
Act_5-2 金曜日【昼休み】 天候:晴れ
【天馬博士のトンだ昼休み】
作業を行うメンバーが忙しく動き回る中、ひびきは部室へと訪れ、呆然とその光景を目にする。
「え……え……」
上半身が出来上がり、外装が付いた事により、ほぼ肌を露出した自分がそこにいるのだ。
驚きというよりも、恥ずかしさが勝ったとしても、それは誰にも文句は言えない。
「うぅむ……ここを……」
「うひょひょー。いい感じだね、下心くん!」
龍八の援護と共に、下心は空音と共に外装(主に胸)を担当し、熱心に形を作り上げていた。
事前に龍八から画像を見せてもらい、その上で以前触った黒子の胸を思い出しながら、妄想という力で下心は完成を目指していたのだ。
「にょぇぇぇぇぇ! 見ちゃらめぇぇぇ!」
「え……なんでー!?」
盛大に足音を立てつつ、ひびきが下心と空音へと、その姿が見えないかのように突進していた。
間一髪で空音は避ける事に成功していたが、下心はそれをほぼ直撃の形で食らう事となり、後方へと吹き飛ばされていたのだ。
――だが、その衝撃は二人だけでは収まらない。
支え棒により固定されていたロボットも、下心が触れた事によりバランスを崩し、ゆっくりと床へ向けて傾いていた。
「くそ……!」
反射的に、その側にいた龍八は手を差し伸べる。
――だが、怪我の痛みによる行動の阻害は、ここで龍八の動きを鈍らせてしまう。
「間に合うか……!」
今、ここでロボットが地面にたたきつけられれば、修理を行う為に作業の時間が減ってしまうだろう。
それを回避する為に、痛みをこらえながら、龍八はそのまま手を伸ばす。
――しかし、その龍八の手が届くより早く、ロボット本体の動きが止まる。
「……龍ちゃん、俺は負けないさ!」
本体のまだ硬い胸部部分を両手で押さえる形で、女子一人ほどの重さを持つロボットを支えながら、下心は龍八へと告げる。
ただのエロ根性ではあるが、事目標が決まった以上はこの男、どんな逆境にも負けはしないのだ。
「下心……お前……」
言っている事はカッコいいが、下心の両手は支えている胸部に対して、ワキワキと動かされている。
当然、ひびきがそれを見逃すはずも無かった。
「だめぇぇぇぇ!」
「やっぱりねーーー!」
盛大にひびきに両手で押され下心が吹き飛び、支えを無くし倒れたロボットにひびきが手近にあった布をかけ、全体を隠す。
幸い、衝撃自体は大した事は無かった為か、各部の損傷はほぼ無い形となっていた。
だが、ひびきの全力否定により、これよりロボットへ与太郎が作ったインナースーツの着用が義務付けられる事となる。
【朝陽の苦悩】
ひびきの騒ぎの中、朝陽は廊下でいいなと米太郎と共に塗装作業を行いながら、一人この状況に苦悩する。
思えば、確か初めに聞いた話では戦隊物のかっこいいロボットを作ると聞いて手伝いに来ていたのだ。
だが、蓋を開いてみればどうだ。服装は萌え要素満載、本体はひびきと黒子をモデルとした美少女型。
唯一の癒しといえば、こうして米太郎と共に作業している武装関連を製作する事だけであった。
「どしたの、志田くん」
きょとんとした顔で、米太郎は妙に険しい顔をする朝陽に声を掛ける。
米太郎に至っては、正直皆で楽しく出来ればそれでいい、と言った方向に考えがシフトしてしまっている為か、いいなに怒鳴られながらも、割と楽しそうに作業を行っていた。
「……ダメだ、俺には我慢できねぇ!」
ガっと立ち上がり、朝陽は本体製作を行うメンバーに向かう為にそちらへと向き直る――はずであった。
「ほぅ、我慢とな? まだ全然出来てはおらんではないかー!」
だが、その正面には、塗装作業途中で放り投げるつもりかとばかりに、怒りの表情を伴ったいいなの姿があった。
「いや、ほら、あれが……」
「えぇい、知らんわ! さっさと作業に戻るのじゃ!」
現在、三人に与えられている仕事は、ミニがおーを含めた外部・武装全体の塗装である。
当然、これを後二日でこなさなければならないのだから、遊んでいるような暇は無いのだ。
「諦めな、朝陽ちゃん。こうなったら、話を聞きゃしねぇよ」
いいなの声を聞き、廊下へと出てきた望月が、朝陽へと近づき声を掛ける。
「それに、な。いーなにしちゃ、珍しくこんなに早く朝陽ちゃんに慣れたんだ。仲良くしてやってくれや」
望月の語る通り、既にいいなは朝陽に慣れたように、猫鳴寮の寮生と同様な態度を取っている。
その中身が【男として見ていない】、という部分は伏せてはいるが。
「……分かりました。宇佐見先輩がそういうなら……俺、頑張ります!」
この辺りは体育会系というのか、朝陽は望月に感化されるように口にする。
「お、志田くんもやる気が出てきたね! じゃあ僕も――のわぁ!?」
朝陽の頑張りに答えようと、米太郎が勢いよく立ち上がり――並んでいたスプレー缶を軒並みボーリングのように倒し、派手に散らかしてしまう。
「きーさーまーらー!」
「ちょ、待ていーな! 俺は関係――」
「問答無用じゃぁぁぁ!」
火気厳禁の為、普段のロケット花火は使用しないが、その代わりにいいなはおやつとして持参した豆を三人に向け盛大に投げつける。
結局望月はこちらを手伝わされる事となり、四人は大騒ぎしつつも作業を進めていく。
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担当ゲームマスター
御神桜
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年05月10日
参加申し込みの期限
2013年05月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年05月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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