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作れ! 僕等のレンジャーロボ(仮)!
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Act_0 某日【放課後】
【理事長室前】
「「失礼しました」」
北校舎の三階にある理事長室から、扉を開き、
畑生 言嗣
と
添木 千唐
が廊下へと出て来る。
「いいんですか? あんな約束をして」
工学部へと戻る為に、廊下を歩き出した言嗣へと、千唐が隣を歩きながらこんな事を訪ねる。
二人が理事長を訪ねた理由、それは今回のロボット製作に関係していた。
「さて、私が何か無理な約束でもしたかね?」
表情には出さないが、言嗣はさも当然だと言わんばかりに千唐へと返答を返す。
「【二足歩行ロボット】と機材納入後の【一週間での作成】、こちらが提示した条件はそれだけだ。何、それほど難しい代物ではないだろう?」
さも当然だと、言嗣は理事長が出した条件を千唐へと口にする。
千唐の当初の予定では、一部資金と資材の提供を理事長から引き出す、と言った形を想定していたのだ。
そして、あわよくば完成するであろうロボットを高校の共有財産に出来れば、とも。
「あっはっは、なるほどなるほど。確かに、君ならそれが出来るのかも知れませんねぇ」
だが、言嗣は千唐が理事長に出した提案に、更に二つの条件を付け加える。
千唐にとっては予想外の行動ではあったが、結果として自分が想定していた以上の物を、言嗣は理事長から引き出す事に成功していた。
だからこそ、表情はどこか相手を軽んじるような笑みを浮かべながらも、千唐は言嗣を認めるように口にする。
「出来る事を出来ると口にしただけだがね。それに、添木君にも仕事はあるだろう?」
「あぁ、その点は心配要りません。支援部として、全力でお手伝いさせてもらいますよ」
工学部に向かう言嗣と離れ、千唐はやるべき事の為に、一つ言嗣へと軽く手を上げ、そのまま反対方向へと歩いていく。
【工学部・部室内】
言嗣が工学部の扉を開くと同時に、その中で待機していた生徒達が一斉に言嗣へと向き直る。
「どうだったの、部長」
第一声は、言嗣と同じ工学部に所属する
宇多野・ユニ・アヴァロン
より発せられる。
「宇多野君、愚問に答える程、私は暇じゃないよ」
「だったら初めからちゃんとやりなさい! というより、答えになってないわよ、それ!」
やや宇多野が言嗣を攻めるような口調で問い詰める。
元はといえば、工学部への部費は言嗣が面倒だ、という理由から受け取っていないのだ。
それに対し、宇多野が今まで何度言ってもまったく動かなかった言嗣がようやく動いたのだから、気になったのも当然であった。
「まぁまぁ、落ち着きなって宇多野。畑生がこう言ってんだ。ちゃんと部費、もらえたんだろ?」
二人の間に、
吉祥寺 黒子
が割って入る。
黒子もまた工学部の一員であり、宇多野と同様に結果は気になっていたのだ。
「そもそもだ、私が失敗するとでも思っているのかね?」
ポケットより一枚の紙を取り出し、作業用の大テーブルへと言嗣の手から滑るように紙が置かれる。
「えぇっと……3Dスキャナーに……何これ、パソコン? おいしいの?」
丁度紙に手の届く位置に居た、
新井 米太郎
がまずそれを手にする。
但し、こういった知識に疎い為に、書かれている内容についてはさっぱりと理解は出来ていなかったが。
「3Dスキャナー……だと?」
だが、米太郎の言葉に、対面する位置に座っていた
草薙 龍八
が食いつく。
「あ、読む?」
反応した龍八を見た際に、誰にも気づかれない程度に米太郎が表情を曇らせるが、その表情はすぐに立ち消える。
そして、そのまま立ち上がり、椅子に深く座る龍八へと紙を渡していた。
「なんだと、これは……」
紙を舐めるように見ながら、龍八は一つ一つを確認しながら驚きの声を上げていく。
「君が手伝うと言ってくれるとは思っていなかったがね、草薙君。どうやら、こういった物に造詣が深いと見えるが?」
「……それなりには、な。だが、本当にこの機材がここに来るのか?」
龍八を誘ったのは黒子であり、言嗣としても龍八が問題児である、と言う事は噂で聞いている。
しかし、紙に記された情報を見る目は確かに物作りを行う者の目であり、言嗣は自身の観察眼を持って龍八のそれを見抜いていた。
「来るさ。その為に、わざわざ理事長室まで出向いたのだからね」
軽く、それだけを口にし、言嗣は自分の椅子へと座る。
「いや、なんか二人して分かったような感じで話してるけど、全然着いていけてないからね、僕!」
「君のような猿には難しい代物だ。だが、分かるように設計図は作ろう。問題ない」
非難に近い声を上げる米太郎に、見事なまでの辛辣な言葉を言嗣は向ける。
事前に作っていたロボットが壊された事による仕返しでは決して無いはず、とは思いたい。
「猿!? せめて、レッドって呼んでください!」
「新井、すまないが少し私から質問を言わせて貰ってもいいだろうか?」
続けられる米太郎の言葉を制し、
旅鴉 月詠
が言嗣へと向かうように顔を向ける。
「君は確か……新井君が連れてきた、旅鴉君でよかったかな?」
「そうだ。新井に声を掛けられ、ここに来ている」
月詠は米太郎が手当たり次第に声を掛けた一人であり、ロボット製作、という点において米太郎の誘いに乗り、ここに来ていたのだ。
「それで、意見とはなにかね?」
「条件に二足歩行のロボットを一週間で作る、と書いてあるが、これは本当なのか?」
当然とも言えるべき疑問を、月詠は口にする。
席順に回す形で受け取った紙には、確かにこの条件が記載されているのだ。
「一週間って……それも二足歩行ですって? 部長、本気!?」
宇多野が月詠が行った質問に対し、重ねるように言嗣へと問い詰める。
「あぁ、本気だ。それとも、出来ないとでも?」
「逆に聞かせてもらうわ。今ここに居る人数で出来るとでも思ってるの?」
不遜に答えを返す言嗣に対し、宇多野は更なる質問を持って答える。
「少ないならば集めればいい。機材納入までは、まだ時間はあるのだからね」
「な……!」
宇多野の顔に表れるのは、ほとんど驚きに近い表情である。
質問の答えは、おそらく正当な、それも回りくどさの無い、真正面からの回答であるのだ。
ならば、これに反論するのであればただ一つしかない。
――だが、宇多野が口にするより早く、米太郎により招かれた
宮野 雷子
が口を開く。
「僕はそれでいいと思う。今は出来る出来ないを口にするよりも、そっちの方がいいと思うしね」
「そうだな、俺も賛成だ。少ないなら全員で集めればいい。それが道理だろう」
雷子に同じように、
八神 修
もまた、言嗣の意見に同調する。
「あれ? 八神くん、眼鏡掛けてたっけ?」
米太郎は、誘った際に掛けて居なかったはずの眼鏡に注目する。
「眼鏡? ああ、伊達眼鏡だよ。なにせ、寝子高一の頭脳、八神修だからな。それなりに格好には気をつけるのさ」
「おぉー、なんかすごいよ、かっこいいよ八神くん!」
まったく見当外れな位置で盛り上がる二人を置き、部室内に残った最後の二人もまた、口を開いていく。
「僕も賛成しておきます。でも、どうせならちっちゃな猫さんを作りたいって思ってるけど、ダメかなぁ……」
二人の内の一人、
恵御納 夏朝
が、手渡された紙を見つつ、こんな事を口にする。
「出来るのであれば構わないさ。そのついでにこちらを手伝ってもらう事も出来るからね」
やる気のある人間をわざわざ否定するつもりは言嗣には無い。
だからこそ、夏朝の意見を言嗣は即座に受け入れる。
「ありがとう。僕、頑張るよ」
「あぁ、そうして欲しいものだね」
にこやかに笑みを返す夏朝に対し、言嗣は単調に答える。
――そして、最後の一人。
森 蓮
が口を開く。
「私は機械に関しては門外漢です。ですが、それゆえに出来る事もあると思っています」
月詠と龍八も既に賛成に回り、状況としては、全員が賛成と答えている。
その上で、宇多野が納得する答えを返せるとするのならば、おそらく蓮以外にはいない。
たとえロボットの製作に回れずとも、一週間での完成を達成する為に尽力する。
この言葉を否定出来るほど、宇多野は悪者にはなりきれないのだ。
「さて、意見はまとまったようだね。宇多野君、これでも反論の余地はあるかい?」
「く……!」
「宇多野、あんたの負けだ。ウチの部長が意地が悪いのは、今に始まったことじゃねぇだろ?」
反論の余地を完全に潰した上で、言嗣はこうして宇多野を追い詰めたのだ。
黒子がこの判断を下したのは当然と言えた。
「分かったわよ! でも、やるなら中途半端なんて許さないからね!」
ガーっと、まくし立てるように宇多野が口にし、ようやく賛同の意志を返す。
「よろしい。これで全員が賛成というわけだね。では、設計図の作成に入るとしよう」
人を集める事と平行し、ロボットの基礎となる設計図を作る事もまた、重要な仕事である。
機材が来るまでの間、現状で集まったメンバーはその全てをこなさなければならないのだ。
「私が議事録を取りましょう。皆さん、発言をお願いいたします」
蓮がノートを取り出し、それぞれの発言を書き留めていく。
こうして、ロボット製作の第一段階である製作図の作成と人集めが開始されていた。
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担当ゲームマスター
御神桜
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年05月10日
参加申し込みの期限
2013年05月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年05月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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