this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
Snow Snow Sweet!
<< もどる
1
…
3
4
5
6
7
…
10
つぎへ >>
●作れ! 巨大雪洞!
「ここをもう少し掘れば……」
「こっちも掘るのだ!」
「もう少し、中も広い方がいいですよねー」
雪かきをするはずが、いつの間にかかまくらを作ることになっていたのは何故だろうか。と、言っても本格的なかまくらを作るには時間もないし、なるべく高く降り積もっている場所の雪壁を掘って雪洞を作る、ということになっていたのだ。
校庭の雪壁をぐるっと回って探せば、雪洞を作るのに適した高さになっている場所を見つけることができたのもいけなかった。見つけてしまえば、作りたくなるのが人情というものだ。
「かまくらの中で食べるケーキは絶対美味しいのだ!!」
後木 真央
がそう叫ぶ。
「かまくらなんて、作ったことないですからねぇ! これも経験ですよー!」
椿 美咲紀
がうんうん、と頷く。
「この調子ならもう少しで四人くらいが入れるサイズのが出来上がるな」
思ったよりも綺麗に出来上がりつつある雪洞を見ながら
八神 修
がブラックを撫でる。入り口を二人くらいが通れる幅に整えつつ、もう少しで完成かという時に、
「うわー! すごいねー、かまくら? かまくらだよねーこれ!」
と、外から声が掛けられた。聞き覚えのある声だと美咲紀と真央が顔を出すと、そこには
桜庭 円
がソリを引いて立っていた。
「円ちゃんなのだー! にゃーくんも一緒なのだ?」
「よく見れば、テオもいますよー」
「真央ちゃんに美咲紀ちゃん! 二人で作ってたのー?」
「いや、俺もいる」
修がひょこっと顔を出して、軽く会釈をすると円もぺこっと頭を下げる。円は見回り途中で炬燵で寛ぐテオを見つけ、半ば無理やりソリににゃーくんと一緒に乗せて見回りを続行していたのだという。テオはちらっとこちらを見たっきり黙っていたが。
「それにしても、いいなーかまくら! もっと大きいの作って、皆で入れたらいいのにー」
何気なく呟いた円の一言に、真央の目が光る。
「作りたいのだ……もっと大きなかまくら……!!!」
「真央、これ以上大きなものになると俺たちだけでは難しいぞ?」
「一緒に掘ってくれる人を、集めてくればいいのではないでしょうかー?」
人が足りないのなら、集めてくればいいじゃない。どこぞの王妃様のような一言で、真央と美咲紀、そして円は雪かきに励む人々のところへ走って向かうのだった。
「え? かまくら? あれは作るのちょっと時間かかるべさ」
道産子出身、
澪乃 澄佳
が美咲紀にそう答える。
「正確にはかまくらではなく、雪壁を掘って作る雪洞なのですが……どうでしょうか!」
「うーん、あたしは構わないけど……藍さんと彩さんはどうするべさ?」
「私はいいですよ、ちょっと面白そうですしねー!」
「あ、あの……わ、私も、お二人が行くなら、その、やってみたい、です……」
奈倉 藍
と
錦織 彩
が頷いて、それならと澄佳は美咲紀に指でオッケーと返事をしてみせた。
一方、真央は他の雪かきをする人々に一緒に作らないかと声を掛けている。
「いえ、遊びは結構です。……子どものように騒ぐのはみっともないですから」
「でも、楽しいのだ……」
「他人の話ではなく、私自身の事です。ここでは珍しい雪でしょう? 好きに堪能すればいいと思います」
ナタリア・シシロヴァ
は素っ気無く答えたようにも見えるけれど、真央はその言葉に、はいなのだ! と元気に答えて他の人へと聞きに行く事にした。
「かまくら? ってなんデス?」
「あー。あれだ、雪で作るこういう……」
「snow hut! つくりたいデス!」
「ああ、うん。そう言うだろうと思ってたわ……」
トワ・E・ライトフェロゥ
と
夜海霧 楓
が真央に案内されて、修が待つ雪壁へと向かった。
「そうねぇ、雪洞掘りも楽しそうだけど、こっちの雪かきもあともうちょっとみたいだから……私はこっちを手伝ってるわね。あ、でも私たちも入れるような雪洞作りをそっちでも頑張ってね!」
そうやんわりと断ったのは
早坂 恩
だ。他の人たちも、うんうんと頷いている。役割分担のようなものなのだろう、全員が行ってしまえば雪かきがままならなくなってしまうし、そうすればスイーツへの道も遠くなってしまう。
「任せてー! 大きいの作ってくるよー」
ぶんぶんと手を振って、円と美咲紀、彩と藍と澄佳は雪洞を掘る雪壁へと向かう。五人が修たちの待つ雪壁に到着すると、既に出来上がった雪洞では、炬燵がセットされていてなんとも暖かそうだ。
「雪洞に炬燵とくれば、お鍋が欲しいのだ~~~! テオ~~~お願いなのだ~~!」
『お前らはケーキを食べるんだろう? なんで鍋がいるんだ?』
「ケーキは別腹なのですよ! それに私ならテオも大満足なお鍋を作る事ができます! そう、この材料さえ出してもらえたら、猫ちゃんたちのご飯もできるんですよ!!」
真央と美咲紀が鬼気迫る勢いでテオにお願いをしている。
「そうだねー、ケーキはお砂糖たくさんだから猫にはよくないんだよ。猫用のケーキとかもあるけど、あれはお砂糖とか添加物みたいなのは極力減らしてあるし……にゃーくん用にささみなんかあったらいいなー、なんて。ねーテオー」
援護射撃をするのは円で、テオは胡乱な目をしていたけれど最終的には出してくれたようだ。
さて、出来上がった雪洞はテオとブラック、にゃーくんとで見守っていてもらうことにして、なるべく大人数が入れる雪洞を掘るべく集まった面々はスコップを手に猛烈な勢いで掘り進めていた。
大まかな設計図というほどのものではないが、ここをこうして掘ればいいのではという計算を修と澄佳がしつつ、掘っていく。掘り出された雪は、スノーダンプを使って一ヶ所に纏められている。
どうも、あまり難しいことを考えなくても天井が落ちてきたり崩れてきたり、ということはないようだ。もしかしたらこれも神魂の影響なのかもしれないが、それは誰にもわからない。
「だいぶ掘ったべさー! これなら結構な人数が入るんでないかい?」
「そ、そうですね……全員は無理でも、えっと、こ、交代しつつだったら……入れると、思います……」
「ですねー! 入らないでケーキを食べる人もいるでしょうから、丁度いいかもしれないですよー」
ふー、と汗を拭いながら澄佳が言えば、彩と藍が中を見渡してそう頷く。確かにこれなら、中に畳を敷いて炬燵も幾つか置けるだろう。
「りっぱな、snow hut できたデス!」
「……それより俺はちょっと疲れたわ」
はしゃぐトワを横目に、楓がややぐったりとした様子で呟く。トワの付き合いで雪洞掘りに参加しつつ、トワがどこかへ行ってしまわないように見張りつつ、時に雪に埋もれかけているトワを救出したりしていたのだから、当然といえば当然か。
「こっちが出来たってことは、あっちの雪かきもそろそろ終わる頃じゃないか? 雪洞に引く畳を出してもらわないとだな」
「いよいよ、巨大ケーキとご対面なのだ~! その前に、もうちょっと頑張るのだ!」
「お鍋もいい具合になってきてますよー、他の皆さんの分もちょっと作っておきましょう!」
美咲紀はお鍋の追加を頼みに、修と真央は畳と炬燵の追加を頼む為にテオのもとへ向かうのだった。設置が完了する頃には巨大ケーキへの道が開かれるだろう、お楽しみまでもう少し――――。
<< もどる
1
…
3
4
5
6
7
…
10
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
Snow Snow Sweet!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
加持蜜子
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
19人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年12月24日
参加申し込みの期限
2015年12月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年12月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!