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サンタクロースの贈り物~ニャンタクロース♪~
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「猫さんこんにちはなのです。ゼロなのです~」
ゼロ・シーアールシー
は、いつからかそこにいた。
不思議な存在のニャンタクロースですら気づかないほどに、そっと、側に。
ニャンタクロースが黄色い瞳をまん丸に見開いている。
それはそうだろう。
驚かれることには慣れているが、脅かされることには慣れていないのだ。
「困っているのです? ゼロがお助けするのです~」
ふわふわとつかみどころのないゼロに、ニャンタクロースは数歩、後ずさる。
「どうしたのです~? 人間が怖いのです~?」
「いつから、いたニャ……」
「いつからだろう~?」
「…………」
ほわ~っと受け答えするゼロに、ニャンタクロース、冷や汗。
初めてなのだ。
こんな事は。
そもそも、ニャンタクロースが日本語を話していることにすら、ゼロは動じていない。
けれど、ニャンタクロースの瞳を見つめるゼロの銀色の瞳には、少しも陰りがない。
神秘的な透明感と、やわらかな光があった。
こくりと、ニャンタクロースは頷く。
「困っているのニャ。リストを落としてしまったのニャ。それがないと、困っている人がわからないのニャ」
「どんな形なのです~?」
「このくらいニャ。肉球でかかれているニャ」
ニャンタクロースが前足で空中にサイズを示す。
「文庫本ぐらいなのです~」
そう、ゼロが呟いたとき、風が吹いた。
「帽子が飛びそうにゃー」
慌ててサンタクロースの帽子を押さえるニャンタクロース。
「にゃっ?!」
ニャンタクロースがきょろきょろとあたりを見渡す。
「いニャいのニャ。彼女はどこニャ?」
いま目の前にいたはずなのに。
「何が起こったニャ……」
その台詞も、本来ならニャンタクロースに遭遇した人間が発するものなのだが。
と、その時。
「猫さんこっちなのです~」
随分と離れた自転車置き場に、ゼロがいた。
ニャンタクロースに、嬉しそうに手招きする。
「いつの間に移動したニャ」
ニャンタクロースは意外ときょろきょろしていたから、その間に移動したのだろう。
「いまなのです~。それと、これなのです~」
「こ、これはっ、リストニャっ。一体、どうしてわかったのニャ」
「どうしてだろう~?」
ゼロは、不思議そうに小首を傾げる。
ニャンタクロースは頭を振った。
「と、とにかく助かったニャ。ありがとうニャ……って、いニャい?!」
ゼロがいなかった。
ニャンタクロースがリストを確認しているあいだに、彼女はいなくなってしまった。
「彼女は、もしかして、サンタクロースだったのかニャ……」
誰もいなくなった自転車置き場で呆然としつつ。
ニャンタクロースはそんな事を思うのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
霜月零
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
オールジャンル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年12月16日
参加申し込みの期限
2015年12月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年12月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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