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サンタクロースの贈り物~ニャンタクロース♪~
【クリスマス】聖なる夜
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「私にできることは、本当に些細なことだと思いますが……」
天動 記士郎
はそう答えながら、慌ててワンボックスカーのキーをとってくる。
些細なことでも、猫を助けてあげれるなら、急ぎたくもなる。
「手伝ってもらいたいのは、このリストの人々なのニャ」
ニャンタクロースとワンボックスカーに乗り込む。
「肉球のリストですね。……この子は?!」
「そうニャのニャ。今ももしかしたらアブナイのニャ」
ニャンタクロースが、リストの載っている少年の方角を指差す。
全力で車を走らせる記士郎。
何分ぐらい、経っただろう?
「あそこニャ!」
「いました、大変です……っ」
川沿いに急ブレーキをかけてワンボックスカーを止めて、記士郎とニャンタクロースは土手に飛び出す。
川のそばで、小さな懐中電灯の光を元に釣りをしている少年が見えた。
ふらふら、ふらふら。
少年の身体には不釣合いな大きな竿に引っ張られ、今にも川に滑り落ちそうになっている。
その隣には少年の飼い猫だろうか?
真っ白い猫が寄り添っていた。
「あっ!」
「にゃっ!」
記士郎とニャンタクロースが見ている目の前で、少年が竿にかかった魚に引っ張られて、足を滑らした。
「わたしにつかまってください!」
即座に駆け寄り、少年に手を伸ばす。
ずぶ濡れの少年を、その一見華奢に見える身体にはそぐわない腕力で、一気に引き上げる記士郎。
ニャンタクロースがこっそり魔法でタオルを出現させて、記士郎はそれで少年を優しく拭いて抱きしめる。
「怖かったでしょう。夜はね、普段見慣れた場所でも、未知になるんです。ほら、あなたの大事な家族が心配そうに見上げています。夜に出歩いては駄目です」
落ちたショックで涙が止まらない少年と、その飼い猫を車に乗せて、記士郎はニャンタクロースを見る。
ぬいぐるみのふりをしているニャンタクロースが、少年の家をこそっと指示。
白猫はニャンタクロースの正体をわかっているらしく、ゴロゴロと喉を鳴らしている。
(どうやら願っていたのは白猫さんのようですね。少年のご両親は不在のようですから、寂しかったのでしょう)
リストに載っていたのは、孤独な少年が毎晩、川で釣りをしている事実だった。
何度か足を滑らしたこともあるようで、そばで見ていた白猫は不安だったに違いない。
(少年のご両親のお仕事も、お手伝いに行く必要性があるようです)
少年と白猫を無事に家まで送り届け、記士郎は思う。
本当に、みんな、繋がっているのだと。
「さぁ、次は少年の両親のところニャ」
「はい。精一杯、手伝わせて頂きます」
ニャンタクロースに頷いて、記士郎は再びワンボックスカーを走らせた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
霜月零
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
オールジャンル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年12月16日
参加申し込みの期限
2015年12月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年12月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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