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園庭の片隅に、感情の色を感じさせない声が響く。
「だ・る・ま・さ・ん・が・こ・ろ・ん・だ」
言ってぱっと振り向いたのは、美咲紀に巻き込まれる形でこの遊びに参加した天吏である。
じゃんけんで負けて鬼になった天吏は、淡々と自分の役目をこなしていた。
見れば、こちらに迫ってきていた美咲紀が、ぴたっと止まろうとして止まり切れずに、ぷるぷる震えている。
(じかんよとまれぇ……!)
と懸命に念じる美咲紀だったが、当然そんなミラクルは起こることなくあえなく転倒。
「動いた……というかこけた? 大丈夫?」
「うんっ、だいじょうぶだいじょうぶ!」
元気に起き上がって、「負けちゃった~」とルールに則り鬼役の天吏と手を繋ぐ美咲紀。
3人で遊んでいたので残っているのは碧南だけ。
しかも、碧南は美咲紀が転ぶ前にいた場所よりもまだずっと遠くの方にいる。
(私が勝つ、かな?)
そう思いながら、天吏はまた後ろを向いてお決まりの文句を唱え始めた。
「だ・る・ま・さ・ん・が」
「たっち!」
言い終わる前に、美咲紀と繋いだ天吏の手に軽いチョップ。
思わず驚いて振り返れば、それは先ほどまで遠くにいたはずの碧南だった。
「すごい! はやいのですです!」
「えへへ。ほら、はやくにげよう」
称賛にくすぐったそうに微笑んだ碧南に促されて、美咲紀も走り出す。
碧南、大人しく泣き虫な性質だが運動神経はいい方なのだ。
寸の間瞳を瞬かせた天吏だったが、すぐに「ストップ」と声をかける。
美咲紀と碧南が、ぴたり、その場に立ち止まった。
また素早く遠くへと逃げてしまった碧南を見遣り、天吏は美咲紀をターゲットに決める。
そうして、美咲紀の元へと大股で歩き出そうとしたのだが、
「……あ!」
その時、他ならない美咲紀が大きな声を上げた。
「ど、どうしたの?」
碧南がちょっぴり恐る恐るといった調子で美咲紀に尋ねる。
すると美咲紀は、視線の先、遠く離れた茂みの辺りを指差した。
「あそこでにゃんこが寝ているのです! そーっとちかづいて、『にゃんにばれないようにさわる遊び』をするのですです! ちょー高難易度ですとも!」
言うなり、ぴゅーっと猫の方へと走っていってしまう美咲紀。
すぐに猫に見つかってしまった様子の美咲紀の姿に天吏は小さく息を吐いて、
(だるまさんが転んだはお終い、でいいのかな)
と、空を見上げた。猫よりも鳥の方に興味津々の天吏である。
一方碧南は、途中まで美咲紀を追いかけていったのだが、
「おい」
「ふえっ」
先ほど教室で美咲紀たちに追い払われた男の子に不意に行く手を遮られて、碧南の目の端にまた涙が溜まる。
「と、とおしてよぉ」
「ちょっと待てよ、お前に話が……」
「うっ……ふえええええん!」
本日2度目の碧南の泣き声が、園庭の空気を震わせた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
定員
15人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年11月16日
参加申し込みの期限
2015年11月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年11月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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