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Ms.jokerの挑戦状
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【学食屋内・大テーブル付近3 PM1:10】
「上穗木さん!」
なぎさの叫ぶ声とあわせるように、千鶴の異変は一気に加速する形で表面化していた。
「あ、あれ……?」
初めこそ、千鶴は自身の変化にまったく気づいていなかった。
しかし、それは周囲からの視線、特に隣に居たなぎさはその変化に真っ先に気づいてしまっていた。
――全身が赤く腫れ、発疹が顔にまで出てきてしまっていた事に。
「大丈夫? 痛かったりはしない?」
食事を一時中断させ、なぎさは千鶴の肩を優しく掴み状態を確認するべく質問を行う。
「だ、大丈夫、ですけど……」
多少の痒みが発症していたが、千鶴本人にはこれといって具合が悪くなった、という事は無い。
その言葉に、なぎさは安堵を返していた。
「だったら、何かのアレルギーかもしれないね。とにかく――」
「ちーちゃん! 無事か!?」
なぎさの安堵と共に、小テーブル側から勢いよく駆け出してきた信彦と梢が千鶴の席へと躍り出る。
「あれ、八十八旗君?」
「あぁ、俺は別にいい! こんなに腫れて……」
ぺたぺたと千鶴をさわり、やや腫れた頬へも手を触れる。
「ちょ、ちょっと、八十八旗君?」
「クソ、jokerめ! 絶対に許さないぞ!」
これこそがjokerのイタズラか。
信彦にとって、千鶴が、女性がこうした目にあった以上、決してjokerを許すわけには行かないと、その意志を燃やす。
――千鶴の体から手を離す際に、千鶴の胸に手が軽く触れたことには気づかずに。
「おやおや、これはちょーっと大変ですねぇー」
やや間延びした声で梢が千鶴を確認する。
態度こそこれではあるが、梢もまた千鶴の事を心配している事には変わりは無い。
「とにかく、今は上穗木さんを保健室に運ぶのが先だよ。どっちか一人、僕に手伝ってもらってもいい?」
側に居たなぎさは、突然現れた二人に動揺する事無く、千鶴の介抱をする為に頼みを口にする。
「では、私が行きましょうかー。女の子同士の方がいいでしょうしねー」
なぎさが頷きを返し、梢となぎさで千鶴を支えるように肩を取る。
「じゃあ行こう。あぁ、それと――って、もういないか」
なぎさが声をかけようとした信彦は、既にその姿を消しどこかへと走り去ってしまっていた。
「まぁ、女性がこうなってしまいましたからねー。ひこにゃんとしては許せないかもですよー」
「ん~、それなんだけど……多分、これはjokerの仕業じゃないと思うよ」
席を立ち上がり、なぎさと梢は申し訳なさそうに謝る千鶴を支えながら保健室へと向かうべく学食を後にしていく。
なぎさが語ったjokerのせいではない、という一言。
食事に何かを仕掛けられたというのは、互いに食べている間、何も感じはしなかったのだ。
ならば、これは今日のメニューの材料に対して、何らかのアレルギーが合ったのではないかと、なぎさは学食を出る直前、梢へと口にしていた。
しかし、そんな事実を信彦が知るはずも無い。
現状知りえる情報を手に、信彦はアネモネ達と合流し、ようやく話す事が出来ていた。
まだ学食内に居る璃人の存在。そして、璃人もまたjokerである、と言った事を。
「……分かりました。では、皆さんに連絡を入れますね」
アネモネが携帯を操作し、風紀委員側のメンバーにこの情報を伝えていく。
「私はこの方を一旦桐島先生へと連れて行きます。八十八旗様は加瀬様と共に行動していてください」
「了解さ、アネモネちゃん! 俺が絶対、捕まえて見せるから!」
鋼成をまだ連行中であった為に、アネモネは二人と別れる形で一旦義弘の下へと向かう。
別れ際に、アネモネに対し強い決意と共に、信彦は腕を振り上げる形でその返答を行っていた。
――しかし、信彦が偶々振り上げた拳は、隣に立つ礼二の腕へと当たっていた。
「おっと、すまない加瀬っち。今拾うから」
「八十八旗君、大丈夫です。自分で拾えます」
「いいからいいから。悪いのは俺だしな」
偶然、傍から見ればこれはそう思えるだろう。
しかし、これは偶然では無く、千鶴が信彦に対して発動した【幸運】のろっこんの効果である。
礼二の腕にぶつかった際、その手からは携帯が床に落ち、それを信彦が謝罪の意味で拾おうとしたのだ。
――その画面に移った文面を目にするまでは。
「え? こ、これって……」
礼二の携帯に表示されているのは、送信済みとなっている先ほど信彦がアネモネへと話した内容である。
もちろん、アネモネと別に他の風紀委員側に報告するのであれば、それは問題なかったのだろう。
――だが、その文面は明らかに違う。風紀委員に対してではなく、jokerに向けて送る形の文面であったのだ。
「加瀬っち、まさか……」
「…………」
礼二は沈黙を行い、信彦は礼二に対し、ついに疑惑の目を向ける。
礼二が何者であるのか、それを聞き出す為、信彦は――
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
御神桜
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年04月09日
参加申し込みの期限
2013年04月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年04月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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