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Ms.jokerの挑戦状
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【学食屋内・大テーブル付近4 PM1:15】
アネモネの情報が風紀委員へと流れた頃。
璃人は下心と共に、行動を行っていた。
「むほ、いいですねー。これなら、確かに十分可能ですよ!」
人一倍鼻息を荒くする下心に対し、璃人は簡単な笑顔を返す。
二人が共に行動している理由は、下心が璃人を発見した際に土下座でそれを手伝わせてくれと頼み込んだ事に起因していた。
余りにも必死ではあったが、璃人としてみれば邪魔以外の何者でもない。
当初こそ断り続けていたのだが、情報内通者からのメールに自分がjokerである事が伝えられ、ある目的の為に下心と共に行動する事を決意していた。
「ですよねー。では、下心さん、盛大に行っちゃってください!」
下心を後押しするように、璃人はその言葉を口にする。
璃人が下心に伝えたのは、自分が行った床にローションを塗る行為。
突発的なアクシデントであれば、他の生徒の目を欺けるであろうといった代物であった。
「わかりました、任せてください!」
鼻息荒く、下心は水が入ったコップと半分ほど残ったローションの小瓶を璃人から受け取り走り出す。
「頑張ってくださいねー」
下心を見送るように、璃人は手を振りながらその後ろ姿を見送る。
――しかし、その表情に張り付くのはイタズラな笑み。
これで璃人が持っていたjokerたる【証拠】の全てが下心に渡されていたのだ。
既に持参したjokerカードは全て貼り終え、たとえ自分が風紀委員に捕まったとしても言い逃れが出来る土台は全て出来上がったのだから。
「ふっふっふー、頑張っていい囮になってくださいねー」
後は盛大に下心が騒いでくれれば、こちらに目が向く事は無い。
璃人はそんな考えを持ちながら、学食から離れるべく移動を行い、その場を後にしていた。
そんな事とは露知らず、下心は目標となるべき席を入念に探す。
当然、その目標は女子生徒。昼休みも残り時間は少なくなり、生徒の数はほぼ学食内の半分程度を残すのみとなっている。
あくまでアクシデントなのだ。そう自分に言い聞かせ、下心は大テーブルを中心に歩きまわる。
――が、当然、そんな鼻息荒い生徒を見逃すほど、風紀委員は甘くは無い。
「……あれ、怪しい」
トレイを持ちながら聞き込みを続けていた解理が、そんな下心に気づく。
それはそうだろう。紙コップと妙な小瓶、この二つを持ったまま、女子生徒を見て回っているのだ。
おかしいと思わないほうがおかしい。
「北風先輩は……あそこか。よし、じゃあ――」
貴子へと下心の行動を伝える為に、解理が歩き出す。
ただし、それは下心に気づかれないように、慎重に歩みを進める形となっていた。
そしてもう一人、下心に気づいた生徒が居る。
「あー……」
呆れたような声を出し、天野が下心を発見していた。
「こんな時間に変態を見つけるなんて……まったく、面倒な……」
天野は、貴子達とは別に鼻眼鏡や仕掛けられたイタズラの回収を独自に行っていた。
ある程度の回収を終え、風紀委員の活動も見て取れた段階でそろそろ教室に戻ろうかと考えていたのだが、そんな中で発見してしまったのだ。
当然、見つけてしまった以上は逃がすつもりは無い。何をしようとしているのかは知らないが、それでもろくな事はしないであろうという予想の元に。
「とりあえず、これとこれでいいかな」
ひょいひょいと、テーブルに設置された【胡椒】と【一味唐辛子】を手にとり、天野もまた下心に気づかれないように近づいていく。
風紀委員と天野による包囲網が狭められる中、下心は小テーブルに座る生徒に目をつける。
――それは、由利と洋志、そしてなぜか混ざっている真央に対してであった。
「あれにしよう。うん、あれなら大丈夫そうだ」
気弱そうな男子と、気弱そうな女子。
一人元気そうなのが混ざって入るが、アレであればこちらの被害は最小限に抑えられるであろう。
そんな考えを持ちつつ、下心はゆっくりと小テーブルへと向け歩いていく。
【学食屋内・小テーブル付近2 PM1:20】
学食内での動きがこちらに向かってきている事など露知らず、由利は洋志に、自身の定食の約半分を食べさせていた。
「すごいですわ! 本当に助かります」
大げさに喜びながら、由利は洋志に対して感謝を述べる。
だが、洋志の苦難はこれだけでは終わらなかったのだ。
「真央ちゃんもふーふーしてあげるのだ! さぁ、食べるのだ!」
何を間違ったのか、アネモネ達と離れた後、鼻眼鏡の配布をほぼ終え、自分の分の鼻眼鏡のみを確保した真央は由利がこうして洋志に食べさせていた場面を目撃する。
これは手伝わなければならない、と言った直球の勘違いの元、真央は洋志へとスプーンを向けていた。
「は、はい……あーん……」
本来であれば嬉しいはずである女子からの差し出し。
が、その料理は辛いのだ。ここまでも必死で耐えた洋志は、それでも尚頑張る為に真央の差し出しを受け入れる。
「おぉ、楽しいのだ! もっと食べるのだ!」
真央の加勢により、由利の目論見どおり定食はほぼ洋志に食べ終えさせる事に成功する。
ぐったりとする洋志を見ながら、由利は満足そうに笑みを浮かべ、昼休みが終わるギリギリまで洋志は真央と由利に弄ばれる結果となっていた。
――そんな獲物に近づくように、下心は気づかれないように足早に小テーブルへと向かっていた。
「さぁ、やるぞ! 下着の為に!」
後10メートル前後。
水をこぼしてローションでふき取り、その間にスカートに隠れた下着を下心は覗く――はずであった。
「ぬぉ!?」
「あ、ごめん」
だが、それは隣から飛んできたトレイにより妨害され、下心は無念にも床に倒れ付す。
まったくもって申し訳ないといった感情を乗せていない声と共に、解理が持っていたトレイが下心へとヒットしていたのだ。
「な、なにを――」
「何を、だろうね。というより、もう諦めたほうがいいんじゃない?」
倒れこんだ下心の元に、天野が現れる。
表情に張り付くのは素敵な笑顔。但し、その両手にはしっかりと【胡椒】と【一味唐辛子】がもたれたままで。
「さ、逆巻くん、何をしようというのでしょうか?」
「分かってるくせに」
解理以上に、容赦の無い言葉を浴びせた上で、天野は両手の武器の蓋を外し、そのまま下心に【掛ける】。
「ちょ、待って、やりすぎ……げほ、はーっくしょん!」
「騒がせようとした罰だよ。もっとも、もう騒がせたっていうのなら、丁度いいでしょ」
容器が空になったのを確認し、天野はそのまま立ち上がる。
「えっと、伊賀君でいいんだっけ? 後はよろしくね」
「任せて。きっちり仕留めておくから」
天野の参戦は、偶々解理が貴子と優に知らせた後に出会った事による物である。
貴子達よりも先に解理と天野の手により、下心はここに御用となっていた。
「お好きに。じゃあね」
軽く手を挙げ、天野は容器をテーブルへと戻し、そのまま学食を後にしていく。
「さぁ、それじゃあ後は君だけかなぁ……」
天野が去った後、残された下心は貴子が到着するまで、盛大に解理に弄られる結果となる。
――とはいえ、それはそれで女子に怒られたと喜んでいた下心ではあったが。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
御神桜
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年04月09日
参加申し込みの期限
2013年04月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年04月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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