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3月、お別れの季節
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俺様の前にひれ伏せ! 第一回世界支配者大会、開催!
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【epilogue】
――そして、彼らは長い夢から醒める。
〔
恵御納 夏朝
(夏夜)の場合〕
恵御納 夏夜は翌朝、桜花寮の自室のベッドで目を覚ました。
聞こえてくるのは窓の外で楽しげに歌う雀達の声。
「……って、夢 オ チ か い!?」
夏夜の心の叫びが部屋に響き渡った。
(……まったく。せっかくのシリアスな気分が台無しじゃないか……)
ぷんすかとしつつ、まだもう少しだけ夏朝と一緒にいられることに少しホッとしてもいる自分には気づかないふりをして――夏夜は夏朝との日常に戻る。
〔
後木 真央
の場合〕
翌朝。
「ふぉおおおおおおお!? 猫王様は、子猫様はどこいったのだぁあああ!?」
後木 真央
はしばらく失われた楽園(エデン)を求めて、床の上を転がっていた。
「うぅ……。全ては夢オチだったのだ?」
やがて、真央は涙を拭いて立ち上がる。
お猫様の国はそこになかったが、それまで彼女が現実に生きてきた軌跡(カツブシとかネコのアップリケとか)は確かにそこにあった。
「くっ、こうなったら、夢を現実にするために! 今日も元気に頑張りますなのだ~♪」
最後はどこまでも前向きに、そうして真央もいつもの日常に戻る。
〔
エロ・イーアールオー
の場合〕
「……もとに戻ったのですー?」
目を覚まし、開口一番に
エロ・イーアールオー
は言った。
彼女の胸には地球も挟まってなかったし、ほかも全て元通りだった。
「む~。ちょっとつまらないのです~」
そう言いつつも、彼女も少し楽しそうだ。
夢は醒めてしまうからこそ、面白い。
そんなことを思ったのかもしれない。
「次は本当に地球を挟んでやるのです~」
新たな野望(?)を胸に秘めて、エロも彼女の日常に戻る。
〔
大天使 天吏
の場合〕
「…………」
大天使 天吏
が目を覚ますと、夢と理想の世界は消えていた。
「……やっぱり夢だったのね」
口を突いて出た『やっぱり』という言葉に、天吏は自分で少し驚く。
愚かなる人間である自分に理想の世界など辿り着けるはずがないと知っていたからだろうか。
そんな自分自身を彼女は嗤う。
「……もう一度眠れば、また同じ夢が見られるかしら?」
そうして、彼女はつまらない日常に戻る。
〔
鎌八 まもる
の場合〕
「やはり現実のポニーテールはいい」
夢から自力で醒めた
鎌八 まもる
は、翌朝、現実のポニーテールの美しさを再確認していた。
現実の世界にいる女の子の髪型はポニーテールばかりではなかった。
でも、だからこそナチュラルなポニーテールが一層輝くのだ。
「だから、俺は今日もこの現実で(ポニーテールへの)愛の伝道師として生きていくよ」
パチンとウインクを決めつつ、そうしてまもるも日常へと戻って行く。
〔
サキリ・デイジーカッター
の場合〕
「包丁くん、元気かい?」
サキリ・デイジーカッター
は夢から醒めるとまず台所に向かって包丁に声をかけてみた。
しかし、
「…………」
返事はなかった。
「……まあ、そりゃそうだよね」
サキリはふぅと息を吐いて、包丁を元の場所に戻した。
「楽しい夢だったな。また、いつか続きが見られるといいね」
小さく笑って、サキリも自身の日常へと心をシフトさせていく。
〔
高梨 彩葉
の場合〕
「夢の中の七音ちゃん可愛かったなー」
高梨 彩葉
は目を覚ましても、しばらく夢の中の余韻に浸っていた。
「お菓子の世界かー。現実にあったらいいのになー」
きらきらと光る夢の世界の光景を彩葉は思い出す。
けれど、現実の日常はまた始まってしまう。
でも、それはそれでいいかもしれない。
「さあ、今日も元気にいってみよう♪」
だって、飴細工の馬車はなくとも彩葉の王子様は、ちゃんと現実に存在するのだから。
〔
七音 侑
の場合〕
「にょ、にょえ!? ど、どこまでが夢で、どこからが現実にー!?」
七音 侑
は目を覚まして、しばらく現実と夢の境目がわからずに困惑していた。
夢の中の侑は現実世界の二割増しぐらいで、乙女だった。
飴細工のようなドレスの衣装も含めて、それはもう色々な意味で乙女だった。
そんな乙女な夢の中でも、とりわけ乙女チックなあの会話を侑は思い出す。
『案外、お相手さんは七音ちゃんの事好きなんじゃないかなって思うよ~』
『にょぇっ!?』
「~~~~~~~~~っ!?」
この会話、しばらくリアルでも引きずりそうな
七音 侑
なのであった。
〔
八葉 るちる
の場合〕
「夢を夢で終わらせない。それが大切なことだと思うのです!」
八葉 るちる
は楽しかった夢から醒めると、映画監督になるという夢を実現する決意を新たにした。
「最後がちょっとあんまりでしたけど! それでもやっぱりるちるさんは映画監督の才能があったのです!」
そう思えること自体が、彼女の一つの才能であったのかもしれない。
かくして、
八葉 るちる
は夢を現実のものとするために慌ただしく日常へと戻って行く。
〔
羽生 碧南
の場合〕
「あー、やっぱり夢オチかー」
羽生 碧南
は目を覚ますと、全てが夢オチだったという現実に納得の表情を浮かべた。
「そりゃそうよねー。いくらイケメンでもアレはちょっとないよねー。ていうか、あんなのが現実にいたらひくわー。超ひくわー」
割とノリノリだった自分のことは全力で棚に上げて、碧南はそんなふうに自ら夢を総括する。
「まあ、でも楽しかったからアリよね。さあ、現実に戻りましょうか」
現実があるから、乙女ゲーも楽しいのだ。
そう結論づけて、碧南も彼女の日常へ戻る。
〔
風雲児 轟
の場合〕
「やっぱりヒーローは最高だぜ!」
夢から醒めた
風雲児 轟
はとてもいい笑顔をしていた。
それまで敵同士だった者達が共通の敵を前にして、手を取り合うという王道展開を再現できたことに轟は満足していた。
ザ・ストレイト・ダークネスは爆発したが、彼の心はきっと仮免ライダーやウマトラマンの中で生き続けているはずだった。
それで、充分だ。
「よし、今日もトレーニングを始めるか。寝子島のヒーローに俺はなる!」
決意もあらたに、
風雲児 轟
も彼の日常に帰っていく。
〔
骨削 瓢
の場合〕
「あいたたた……。夢の中のはずなのに、なんかまだ撃たれたあとが痛む気がするのは何故なんでしょうねぇ……?」
骨削 瓢
は夢から醒めてもサブマシンガンの恐怖からしばらく逃れられなかった。
よもやメカナマズがサブマシンガンを持ち出してくるとは思ってみなかった。
「ふむ……。サブマシンガンねぃ……」
瓢は悪い笑みを浮かべて、メカナマズにサブマシンガンを装備させる案を真剣に考え始めた。
全ては、もっと面白い喜劇のために。
そうして、
骨削 瓢
は日常に回帰していく。
〔
御剣 刀
の場合〕
「…………っ!?」
御剣 刀
は夢の中で死闘を演じ続けているさなかに、ハッと目を覚ました。
「……夢、か」
身体はぐっしょりと寝汗で濡れていて、夢の中での戦いの激しさを物語っていた。
夢の中で、強い奴とたくさん戦った。
現実にも、もっと強い奴がたくさんいるだろう。
「まだまだだな。もっと強くならないと」
そうして、刀は決意を新たに日常に戻る。
〔
八神 修
の場合〕
「……これで、何回目だろう?」
八神 修
はこれまでに自分が厨二病を発動させた回数を指折り数えてみた。
大した数ではない気もするし、そうではないような気もする。
「いや、数は重要じゃない。それよりも毎回病状が悪化している気がすることが問題なんだ」
愛する動物達と戯れながら、自分が自分じゃない何かになってしまいそうな恐怖に溜息をつく修。
けれど、動物達の温もりに触れているうちに、そんな不安も和らいでいく。
この温もりが、彼を現実へと繋ぎとめている。なら、恐れる必要は何もないように思えた。
「よし、それじゃあ支度をして行ってくるよ」
そうして、
八神 修
は彼の日常へ帰っていく。
〔
山田 花太郎
の場合〕
「ごめんなさい、ごめんなさい、かあちゃん、ごめんなさい」
山田 花太郎
はまだ夢の中のオカンにうなされていた。
「ちょっと、早く起きないと、遅刻だよ!」
「……っ!?」
真の支配者――もとい、オカンの声にハッと花太郎は目を覚ました。
「……ゆ、夢だったのか」
花太郎はホッと胸を撫で下ろす。
しかし、日常に戻っても、彼の身のまわりには漫画やラノベがある。
「いや、違うな。これは試練なんだ。運命が俺様を魔王にするための試練。それを乗り越えたとき――俺は真の支配者になる」
あるいは厨二こそが
山田 花太郎
にとっての日常なのかもしれない。
「俺が、俺達が支配者だ!」
そして、彼らの新たな日常が始まる。
〔了〕
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あとがき
担当マスター:
水月 鏡花
ファンレターはマスターページから!
というわけで、お疲れ様でした。
MSの水月 鏡花でございます。
そんなこんなで、今回もPCのみなさんにはヒドい目に遭ってもらいました。
水月のガイドにアドリブ度Sで突っ込んだ勇者の皆様ですので、『大丈夫、問題ない』と判断していただけると思い込んでおりますが、もしお気に召さなかった場合には平にご容赦ください。大丈夫、愛は込めて書いてます(要らないとか言う人は誰ですか
それにしても、毎回、「まったくわけがわからないよ」なガイドを公開するワタクシに対し、真摯なアクションを突っ込んでくださる皆様にはもう頭が下がる思いでいっぱいです。今回も実にカオスでした。反省はしています。でも、後悔はしてません。そしてきっとまたやります。
さて、いい加減にシリアスな話とか、ほのぼのな話とか、あるいは公式なお話とか、やってみたいとは思うんですけれども、だいたいネタを思いついたらそっちに走っちゃうんですよね。呪われた大阪人の血統(ストレイン)が疼くのです。
まあだいたいそんな感じ。
それでは最後になりましたが、今回も水月のシナリオにご参加頂きありがとうございました。
それではまたどこかのあとがきでお会いできることを祈って。
水月 鏡花 拝
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2人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年10月30日
参加申し込みの期限
2015年11月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年11月06日 11時00分
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