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俺様の前にひれ伏せ! 第一回世界支配者大会、開催!
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【真の支配者の世界】
支配者達はまさに一触即発の状態にあった。
「……フッ、どうやら誰が本当の世界の支配者を教えてやらなければいけないようだな……」
本当の世界の支配者(自称)である銀河太郎こと
山田 花太郎
が大仰に言った。
と、そのとき。
「お待ちなさい、なのです!」
いつのまにかすぐそこにいた黒塗りの高級車から、一人の少女が姿を現した。
「……なに? まさか貴様も自分が世界の支配者だとでも言うつもりか?」
ビシッとポーズを決めながら問う銀河太郎に対し、少女――
八葉 るちる
は威風堂々と答える。
「いいえ、るちるさんは
現役美少女中学生映画監督
なのです!」
『今、自分で美少女って言った!?』
一同が驚愕に目を剥いた。
「ち、違うのですっ! これは私を映画監督として援助したいというスポンサーさんが言ったのであって、決して、るちるさんが自分で言ったわけではないのですっ!」
るちるは顔を赤くして反駁する。
というのも、るちるは彼女はそういう世界からやってきた、また別の支配者なのだった。
と、そこで彼女は一つ咳払いをし、
「と、とにかくっ、その設定頂きなのです! 世界の支配者(自称)達が真の支配者の座をめぐって戦う! 熱い展開です!」
などと語り始めた。どうやらその設定が気に入ったらしい。
「設定? フッ、よくわからんが、世界の支配者が主役の映画を撮りたいというのなら協力してやろう」
花太郎が言うと、居並ぶほかの世界の支配者達も揃って頷いた。全員、自分が主役だと思っていたのである。
「はい、それじゃあ始めるのですよ! 覚悟はいいですか、やろーども!」
「ふっ。いいだろう。誰が本当の世界の支配者なのか、その目にとくと刻みこむがいい(キリッ」
かくして、映画「第一回世界支配者大会」が始まった。
ちなみに映画にはするが、戦いはガチだった。
「それがりありてぃの追及なのです!」
という監督からのご達しであった。
まあ、そんな感じで戦いは始まった。
「ふっ、俺様に戦いを挑むとは愚かな奴らめ。くらえ、ハイパーメタリックサンダー!」
はたして、銀河太郎は口先だけの男ではなかった。
「ウルトラグレートエターナルフレイム!」
技名が色々と凄かったが、効果もそれに負けじと凄かった。
「レジェンドレクイエムブリザード!」
そうして、もはや銀河太郎の優勝を誰もが疑わなくなった頃だった。
「むむむ……。るちるさんはちょっと飽きてきたので……ん?」
るちるが少しボヤきながらメガホンを握っていると、そこにまた新たなる挑戦者が現れた。
その挑戦者は漆黒のフードを被っていて顔は見えなかったが、どことなく銀河太郎と似ているような気がした。
「ふっ。貴様が最後か。ならば、これで終わりにしてくれよう。レインボーサイクロン! ……なにィ、効かないだとォ!?」
銀河太郎は目を見開いた。挑戦者には太郎の攻撃が通用しなかったのである。
「おお!」
るちるはキラリと瞳を輝かせた。やっと面白くなってきた、そんな顔である。
「くそ、グランドデストロイ! これも効かない!? えーと、えーと……なんだかよくわからないスペシャルな力!」
銀河太郎は焦燥に駆られた表情で、手持ちの大技を全て出し尽くす。
「こ、これでさすがに……、な、なん……だと……!?」
しかし、黒フードの挑戦者はビクともしていなかった。
「く……。き、貴様は、い、いったい何者――」
「――こら、花太郎!」
そのときフードの挑戦者の鋭い声が花太郎を一喝した。
そして、挑戦者はついにそのフードを脱いで素顔を見せる。
「アンタッ、かあちゃんに向かって貴様とは何だいッ!」
「――なっ、か、かあちゃんっ!?」
なんと挑戦者は銀河太郎のオカンだった。
「おお! これは予想だにしなかった展開なのです! 本当の世界の支配者を越える真の支配者は――まさかの血の繋がったお母様だったのです。誰も呪われし血の宿命(さだめ)には逆らえないのです!」そんな壮大な話だっただろうか?
「店の手伝いもしないでいつも魔王とか異能だとかあんま調子の乗ってるんじゃないよ! いい加減にしないと家から放り出すよっ!」
「う、うあぁあ……。ご、ごめんなさいっ、かあちゃん、許して――うぁあああああああああああああっ!?」
次の瞬間、オカンの逆鱗に触れてしまった花太郎は――
大爆発
した。
こころもちいつもより派手な爆発だったのは魔王の最期の意地だったのかもしれない。
「まったく。うちの子は……。ロクに勉強もしないで漫画やラノベばっかり読んで……」
オカンはぷんすか怒りながらどこかへ去っていた。
そんな後ろ姿をるちるは呆然と見送り、スタッフにカットの合図を送った。
そして、
「……またヒドい映画(褒め言葉)を撮ってしまったのです」
と、アンニュイな溜息を吐いて、自分の才能の偉大さに静かに打ち震えるのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年10月30日
参加申し込みの期限
2015年11月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年11月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
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