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黒い指先 ――透明な檻――
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●旧市街・変質者捜索班
年齢イコール、旧市街在住暦。
『魚新』のちくわホームズとは、ボクのことさ。
ちくわくんの中の人、
新井 すばる
は変質者について調べるため、旧市街で情報を集めていた。
同時期に起こっていた、もれいび狩りの噂も気になったが、彼の家にも小5の妹がいる。
かわいい妹に、何かがあってからでは遅い。
お兄ちゃんとして、憂いの元凶は断たねばならぬ。
すばるは、早速聞き込みを開始した。
毎日、旧市街の隅々まで魚を届けている、すばる。ここは庭のようなものだ。
子供の遊び場から、猫の集会所まで把握している。
「しかし、それはそれとして。変質者ってのは何だろうね?
一人の子供を狙って声を掛ける……それって変かな?」
すれ違う子供達に「ちくわくんのお兄ちゃんだー」と指差された。
「やあ、皆仲良く遊んでるか? 人を指差しちゃいけないよ。
ところで最近、何か変わった事に遭ったって子はいないかな?」
顔を見合わせた子供達が、知らなーいと首を振った。
「そっか、サンキュー。暗くなる前に、家に帰るんだよ」
元気よく返事をして、駆け出した子供達の小さな背中を見送りながら、考える。
台詞によるけど「こんにちは」「一人でいると危ないよ」、程度ならむしろ善意の人だよね?
変質者だと、言わしめる何かがあるのか?
それともそんな言葉も、うかつにかけられない世の中なのか?
しかしこの小さな島で……それは、どうだろう。
最近変な事件が続くから、子供に声を掛け、注意を促しているだけという事はないだろうか?
「変質者だという先入観は、とりあえず捨てて聞き込みするかな。いい人なら、協力してやればいいし」
そうと決まれば、善は急げ。
ちくわホームズが関わった事件は、ハッピーエンドになると決まっているのだから。
一方。
浮舟 久雨
、
金堂 睦月
、
冴木 竜司
、
双葉 仄
、
桃原 空音
は協力して、変質者事件の解決を目指していた。
「なんということじゃ!!」
普段から怖い顔を、気弱な人なら失神しかねないレベルまで更に怖くして、睦月が声を上げた。
「子供を狙うとは許せん! なんとしても変質者を捕まえるのじゃ!」
睦月の手には、久雨が調達してきた回覧板のコピーがある。
『変質者注意!』の文字が、目立つ太字で印刷されていた。
子供を愛してやまない、睦月。衝撃と怒りの余り、身体がいつもの何倍も震えていた。
その振動は地面を伝わり、局地的にほんの少し揺れたとか揺れなかったとか。
竜司が力一杯同意した。
「幼児を狙う変質者!! そんな不埒な輩は、ロリコン紳士な俺が成敗してやるぜ!」
断言。
睦月が冷たい視線を向け、通りがかった幼女達が、エキサイトする竜司を何事かと見上げた。
幼女を見た瞬間、竜司はずさーっと彼女らの足元に滑り込んだ。
「ああ、お嬢ちゃん達。最近ここら辺で、変質者が出るようだから気を付けるんだよ。
ところでその変質者について、知ってる事はあるかい? 答えてくれたら飴ちゃんをあげよう!」
ポケットから、キャンディをわしづかみ。その勢いに、幼女達があとずさった。
「お母さんが、知らない人からモノをもらっちゃいけないって……」
ダッシュで逃げられた。
「怯えられてしもうたではないか!」
「ぬああ、くそっ! 今のまま治安悪いと、俺が幼女と戯れる機会が減っちまうじゃねーか!」
「……うひゃああ!? 不審者だーっ、って竜司くんかぁ!?
そう言えば、一緒に不審者事件のために動いてたんだったね!」
わざとらしく驚いて見せる空音は、自ら囮になるために子供服にランドセルを背負っている。
ぽっけには防犯ブザー。
「どいひー!? だが、桃原。許す、許すぞ! 今ばかりは、天使に見えるぜ……」
竜司的に、ストライクゾーンらしい。
普段、通学中のロリショタを、ねっとりとした目つきで、つぶさに観察しているという残念な空音ちゃん。
さすがに高校生ともなれば、よくよく見ればあどけなさの中に、そこはかとない色香を感じるが。
彼女が魅せる子供らしい仕草の演技に、睦月は確かに本物の子供のようだと感心した。
竜司などは、涎を垂らさんばかりの勢いだ。
おまわりさん、この人です。
睦月は震える手を、この恐るべきロリコンに振り上げるべきかガチで迷った。
「いいから、落ち着け」
ハァハァしてる竜司に、生真面目な久雨が眉間を押さえる。
何だか、先が思いやられる。
仄もランドセルまで用意した空音程の気合はないが、小柄な体格を生かして、囮に立候補した。
彼女は
世界征服部
として、困っている人を助けて、ゆくゆくは名を上げるのが目的だ。
仄と空音は、互いに位置がわかるアプリをダウンロードしている。
また
八神 修
とも、情報を共有していた。
「犯人の動機やろっこん、もれびい狩りとの関連性も気になるな」
唐突に、仄が言った。
「ろっこんか……今はただ、変質者としか言われていないが。仄は、そいつがもれいびと疑っているんだな。
そしてシーサイドタウンのもれいび狩り……この2つの事件、繋がっていると思うか?」
仄の声に答えた久雨は、寡黙な美少年を思わせる風貌。長身に男装が、よく映える。
久雨の問いに、仄はツインテールを揺らして頷いた。
「今は勘でしかないが。ろっこんは人目があるほど、制約を受けるものだろう?
それなら一人で居るところを狙われる理由の説明がつく」
「なるほどのう。しかしそれなら、狙うのは何も子供じゃなくても、いいはずじゃ」
なぜ子供ばかりが狙われるのか、説明が付かないと言う睦月に、皆が考え込む。
「これでは、ただの弱いものいじめじゃ!」
「まあ、ここで考え込んでても始まらねえ。まずは地道に聞き込みで、情報収集しようぜ」
竜司が提案し、仄はネットで、他は街の人に話を聞くため歩き出した。
同じ囮をやる空音とは、別の区域をカバーして調査の効率を上げる心算だ。
「何か分かったら、携帯で教えてくれ」
情報交換の約束を取り付け、仄は単独行動を開始した。
「こちらは【Ze Pet】 に、行っていいかな? あそこなら五郎八ちゃんがいるし。
子供も大勢いるから、不審者を確実におびき出すための、情報が集めやすそう」
「空音、囮に当たる前に。このお守りを受け取れ。
掌より少々大きめだが、熊のぬいぐるみのキーチェーンだ。腰の辺りでも留めてくれ」
空音を妹のように想っている久雨から、発信機がついたお守りを受け取る。
言われたとおり腰につければ、ファッションアイテムのようでかわいらしい。
「夜まで情報を集めて、纏めよう。目的は『変質者の特定、及びその身柄の拘束』だ」
「おー!」
空音が手を高々と突き上げた。
(変質者対策の為にもれいびが集まると考えた、もれいび狩りの罠という線もあるか。
心構えをしておこう)
無邪気な空音を、微笑ましく見守りながら。久雨は懸念を、一旦思考の海へと沈めた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
メシータ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
推理・サスペンス
バトル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年05月22日
参加申し込みの期限
2013年05月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年05月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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