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- 種族
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- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
- AAA000000
【お三夜】挑め！ 金色の大鯰魔王へ！！
そんな中、１人出て行こうとする者あり。斗南である。彼は、とりあえず自分の格好が笑われているような気がしてその場を退散しようとする。だが、そこで猫又衣装にエプロンをつけた真央に見つかってしまった。
「どうしたのだ？ 斗南ちゃんもお鍋を食べるのだ」
「いや、俺は……」
「美味しいご飯がまってるわよ。食べてから帰ってもいいんじゃない？」
蛇那伊の言葉とウインクに、斗南はたじろぐ。その隙に真央に腕をホールドされ、キッチンへと連行される斗南であった。
彼が戻ると、ストレイトから変身をといた風雲児 轟と相変わらず黄色い全員タイツ姿の三夜 智蔵が他のメンバーと食事の準備を整えていた。出来上がったのだろう、カセットコンロの上には熱々のお鍋が、少し離れた所には鍋一杯のカレーと白いほかほかご飯が、その他、鯰と野菜のてんぷら盛り合わせとバターソテーが用意されていた。
「すごく美味しそう！！」
円が目をキラキラ輝かせて声を上げれば、作ったメンバーは誇らしげに笑う。真央が他のメンバーにも声をかければ、皆で打ち上げの始まりだ。
鯰料理、おしながき
・鯰と季節の野菜のてんぷら
・鯰鍋
・鯰のバターソテー
・鯰のカレー
・白いご飯 など
「うまい！ サクサク感がいいなぁ！」
「案外さっぱりしているけど、旨みはあるんだね」
てんぷらに箸をつけた斗南と、バターソテーに舌鼓を打ったジュストが歓声をあげ、鍋の出汁を口にした姫は満足げに頷く。
「なかなかおいしいですね。臭みもなく、万人受けしそうです」
「葱の風味も合うな。寒い季節にぴったりだぜ！」
轟がほっこりとした表情でそういえば、智蔵が少し悔しげに鍋を見つめる。
「これで酒があれば最高だったんだけどな。ま、今回はしょうがないのかな」
「そうねぇ……。ちょうどお酒に合いそうな味よねぇ」
アリサも苦笑しながら鯰のカレーを口にする。スパイシーなカレーに白身魚というのも案外美味しいものである。カレーの味に負けぬように、と軽くスパイスで下味をつけたのがよかったのだろう。
益々お酒が欲しくなるところだが、未成年がほとんどと言う環境な上見つけることが出来なかったので、２人は別の機会に想いっきり飲もう、と考える。
「具が足りなくなってきたのだ？ まだまだあるのだ。修ちゃんも、勘三郎ちゃんもがっつり食べて体力つけるのだ」
もりもり食べながら、鍋奉行も兼ねる真央。彼女は修と勘三郎へとお代わり分をよそう。修は修で予想以上に美味しい事に目を丸くしていた。
「癖があるんじゃないかとおもったが、意外といけるな……」
傍らではブラックとにゃーくん、がおーも美味しそうに鯰料理を食べている。その愛らしい姿にほっこりしながらも、料理は徐々に減っていく。
「まだまだ食べられそうだぜ。あ、そっちの野菜も一緒に欲しいな」
勘三郎は鍋を挟んで反対側で食べていた。やはり猫のような姿になっていても猫は苦手なようだ。そんな彼もがっつりと鯰料理を食べていた。
「まだまだありマース。お代わりどうですか？」
「是非！」
「アタシもいただきたいわね。いいかしら？」
露草がいつのまにか割烹着姿でそういえば、刀と蛇那伊が空になったお茶碗を差し出す。刀はさっきまでてんぷらを楽しんでいたのだが、次はカレーにするらしい。鍋も食べ、バターソテーも食べているが、まだまだ余裕があるらしい。だが、ちらり、と脳裏をよぎった内容に、悶々としてしまう。
（やっぱり、目が行く……）
（あぁ、そうだよな）
刀と勘三郎の２人は、戦いの際艶姿を見せたアリサや萌、真央を妙に意識していた。そして、そんな２人に何故かジト目を向ける円。変態スレイヤーとしてのセンサーが反応しているとでもいうのだろうか？
（いや、私も眼福な光景にみとれてたですけど、桜庭先輩の目が妙に怖いですねぇ～）
何故か姫まで背筋が凍るような思いをしたものの、円は苦笑する。
「姫ちゃんまでびくびくする必要ないよ～。ボクが感じたのは邪な男の子のいたーい視線だからっ！」
「ソウイウコトデスカ」
何故だろう、震えが止まらない姫。そんな様子に、蛇那伊はくすっ、と笑うのだった。
こうして、大鯰魔王はヒーロー、ヒロイン達の胃袋へと消え……やがて彼らも元の生活に戻る。何時しか猫耳と尻尾も消えており、猫の言葉もわからなくなっていた。
だが、彼らによってお三夜祭の平和はひそかに守られていたのである。
――ありがとう、寝子島ヒーローズ！！
（終）
「どうしたのだ？ 斗南ちゃんもお鍋を食べるのだ」
「いや、俺は……」
「美味しいご飯がまってるわよ。食べてから帰ってもいいんじゃない？」
蛇那伊の言葉とウインクに、斗南はたじろぐ。その隙に真央に腕をホールドされ、キッチンへと連行される斗南であった。
彼が戻ると、ストレイトから変身をといた風雲児 轟と相変わらず黄色い全員タイツ姿の三夜 智蔵が他のメンバーと食事の準備を整えていた。出来上がったのだろう、カセットコンロの上には熱々のお鍋が、少し離れた所には鍋一杯のカレーと白いほかほかご飯が、その他、鯰と野菜のてんぷら盛り合わせとバターソテーが用意されていた。
「すごく美味しそう！！」
円が目をキラキラ輝かせて声を上げれば、作ったメンバーは誇らしげに笑う。真央が他のメンバーにも声をかければ、皆で打ち上げの始まりだ。
鯰料理、おしながき
・鯰と季節の野菜のてんぷら
・鯰鍋
・鯰のバターソテー
・鯰のカレー
・白いご飯 など
「うまい！ サクサク感がいいなぁ！」
「案外さっぱりしているけど、旨みはあるんだね」
てんぷらに箸をつけた斗南と、バターソテーに舌鼓を打ったジュストが歓声をあげ、鍋の出汁を口にした姫は満足げに頷く。
「なかなかおいしいですね。臭みもなく、万人受けしそうです」
「葱の風味も合うな。寒い季節にぴったりだぜ！」
轟がほっこりとした表情でそういえば、智蔵が少し悔しげに鍋を見つめる。
「これで酒があれば最高だったんだけどな。ま、今回はしょうがないのかな」
「そうねぇ……。ちょうどお酒に合いそうな味よねぇ」
アリサも苦笑しながら鯰のカレーを口にする。スパイシーなカレーに白身魚というのも案外美味しいものである。カレーの味に負けぬように、と軽くスパイスで下味をつけたのがよかったのだろう。
益々お酒が欲しくなるところだが、未成年がほとんどと言う環境な上見つけることが出来なかったので、２人は別の機会に想いっきり飲もう、と考える。
「具が足りなくなってきたのだ？ まだまだあるのだ。修ちゃんも、勘三郎ちゃんもがっつり食べて体力つけるのだ」
もりもり食べながら、鍋奉行も兼ねる真央。彼女は修と勘三郎へとお代わり分をよそう。修は修で予想以上に美味しい事に目を丸くしていた。
「癖があるんじゃないかとおもったが、意外といけるな……」
傍らではブラックとにゃーくん、がおーも美味しそうに鯰料理を食べている。その愛らしい姿にほっこりしながらも、料理は徐々に減っていく。
「まだまだ食べられそうだぜ。あ、そっちの野菜も一緒に欲しいな」
勘三郎は鍋を挟んで反対側で食べていた。やはり猫のような姿になっていても猫は苦手なようだ。そんな彼もがっつりと鯰料理を食べていた。
「まだまだありマース。お代わりどうですか？」
「是非！」
「アタシもいただきたいわね。いいかしら？」
露草がいつのまにか割烹着姿でそういえば、刀と蛇那伊が空になったお茶碗を差し出す。刀はさっきまでてんぷらを楽しんでいたのだが、次はカレーにするらしい。鍋も食べ、バターソテーも食べているが、まだまだ余裕があるらしい。だが、ちらり、と脳裏をよぎった内容に、悶々としてしまう。
（やっぱり、目が行く……）
（あぁ、そうだよな）
刀と勘三郎の２人は、戦いの際艶姿を見せたアリサや萌、真央を妙に意識していた。そして、そんな２人に何故かジト目を向ける円。変態スレイヤーとしてのセンサーが反応しているとでもいうのだろうか？
（いや、私も眼福な光景にみとれてたですけど、桜庭先輩の目が妙に怖いですねぇ～）
何故か姫まで背筋が凍るような思いをしたものの、円は苦笑する。
「姫ちゃんまでびくびくする必要ないよ～。ボクが感じたのは邪な男の子のいたーい視線だからっ！」
「ソウイウコトデスカ」
何故だろう、震えが止まらない姫。そんな様子に、蛇那伊はくすっ、と笑うのだった。
こうして、大鯰魔王はヒーロー、ヒロイン達の胃袋へと消え……やがて彼らも元の生活に戻る。何時しか猫耳と尻尾も消えており、猫の言葉もわからなくなっていた。
だが、彼らによってお三夜祭の平和はひそかに守られていたのである。
――ありがとう、寝子島ヒーローズ！！
（終）
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
-
- 2015年10月18日
- 参加申し込みの期限
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- 2015年10月25日 11時00分
- アクション投稿の期限
-
- 2015年10月25日 11時00分
