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【お三夜】きぐるみづくしのお猫様
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篠原 翠響
は、結構感心していたりした。
「それにしてもこの着ぐるみ、本当によくサイズとかぴったり合わせてるよねー」
寝子島神社の着ぐるみお猫様。
一匹一匹体型が違うというのに、実によくフィットしたつくりなのだ。
「まぁ、暇な人もいるものよね」
ひょいっと懐っこい子を抱き上げて、翠響は着ぐるみお猫様のおでこにこつんと、自分のおでこをくっつける。
着ぐるみお猫様が小さく鳴いて、翠響の鼻をぺろりと舐めた。
「お、かわいい。ちょっとじーっとしててくれる?」
着ぐるみお猫様を膝に乗せ、翠響はスマホを構える。
膝の上から、翠響のスマホを「なんだなんだ?」と首を傾げる着ぐるみお猫様を、パシャリ。
(これはやばいわ。待ち受けにする可愛さよ)
ふにふに、ふにふに。
肉球すらも包み込んでいる着ぐるみの上から、翠響は着ぐるみお猫様の前足を揉みもみ。
(……あら?)
ふと、違和感を感じて、翠響は着ぐるみお猫様を見つめる。
着ぐるみお猫様は、何かもぞもぞと妙な動きをしているのだ。
(わかった! この子、掻けないんだわ)
指先まですっぽりの着ぐるみだから、上手く体のお手入れが出来ないのだ。
慌てて脱がしにかかる翠響。
(どうやって着せたのかしら。脱がしにくいわ)
ハサミを使おうか一瞬迷ったが、翠響は頭を振る。
お猫様を傷つける恐れがあるし、丁寧に作られた着ぐるみを切ることも躊躇われた。
「うん、綺麗に脱がせれたわ。名残惜しいけれど」
可愛い着ぐるみが脱げて、すっきりとしたお猫様は、後ろ足で思いっきり耳の後ろを掻いていた。
「随分な事態だ」
ジェレミア・ベルトーニ
は深い溜息をつく。
皆が可愛いと感じる着ぐるみお猫様。
けれど獣医である彼は、可愛さよりなにより、彼らの生命の危機を見抜いていた。
「大丈夫か? すぐに取り除いてあげよう」
ジェレミアは、手馴れた仕草で着ぐるみお猫様を脱がせていく。
誰もが脱がせるのに苦労するそれをあっさりと脱がせれるのは、普段からありとあらゆるお猫様を診ている経験からだ。
猫の骨格を熟知し、稼動範囲も分かっているからかもしれない。
「おっと」
まだ着ぐるみを着ている別のお猫様が、ものの見事に木の枝に引っかかった。
本来なら引っかかることなどないのだが、着慣れない着ぐるみの布地が枝に刺さり、身動きが取れなくなっている。
(本当に危ないね。全部脱がせてあげないと)
悪気はないのだろうけどねと呟いて、ジェレミアは枝に引っかかっている着ぐるみお猫様はもちろんのこと、目に付く着ぐるみお猫様を次々と脱がせて行く。
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担当ゲームマスター
霜月零
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年10月08日
参加申し込みの期限
2015年10月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年10月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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