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寝子島☆飛行船の浪漫譚?!
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「ひゃー、ススだらけになったね。間違えて操縦室じゃなくてここに来ちゃった」
「操縦室へその通気口から行くつもり?」
焔の問いに「そうだよ?」と頷く円。緊急時の避難通路として準備していた場所がばれ、悩む焔の肩を由貴奈がぽん、と叩いて慰める。
「ともかく、操縦席まで行ってみるよ。人質、解放してくる!」
「あ、ちょっと!」
円は気合を入れてダクトに戻ろうと、ふたである金具に飛びつく。そして、壁をけって上に上がった。
「「……」」
開いた口が塞がらない焔と由貴奈であった。
だが、この時。由貴奈の肩に止まっていた雀が姿を消していた。
「んー、先生はこっちに来ていなかったから残念だなぁ。おいしいお料理もあったのに。それに……」
ダクトに戻った円は、拳闘術を教えてくれた軍人の事を思い出す。だが、円は首を振り、操縦席へ向かうのだった。
(半硬式飛行船で銃はぞっとするべ。徒手格闘と軍刀でなんとかするべな)
立食会場は、そこにいた面々で対処している。その事を頼もしく思いながら
鈴野 海斗
は飛行船内を行く。途中窃盗団の人間とやりあったりもしたが、亮とその部下達にフォローされていた。だが、あまり派手に動くと、人質に影響が出かねない。
「慎重にいかねば……」
海斗が操縦室へ向かおうとしていると……、おさげを揺らした乙女と出くわした。海斗は彼女を見たとたん、五十嵐博士の関係者である事を思い出した。
「あなたは、あの時の……」
「! こんな所で会うのも奇妙なもんだべな」
時子が驚き、海斗はしみじみと呟く。本来ならば、時子はこういった騒動とは無縁のはずである。だが、飛行船の設計図を巡る事件でも彼女は博士の傍にいた。今回も、博士を助けるべく行動しているのだろう。
時子は眼前の軍人と前回対立している。だが、今はそれどころではない、と気持ちを切りかえ、情報を渡すことにした。
「先ほど見ましたが、見張りが2人、操縦室前にいるようです。倉庫前には1人でした」
「協力、感謝するっちゃ。でも、ここからどうするべ?」
と海斗が言っている間にも何者かが迫ってきている。時子を背に庇い、物陰に隠れると……、白い髪の青年が部下を引き連れて見回りをしていた。窃盗団の一人、
サキリ・デイジーカッター
である。
「機関室ならびに、機械室の状態は?」
「機関室に、衣服を剥かれた同胞が2名転がっていました。また、発煙筒の残骸を発見しました」
眼鏡をかけた部下がそういい、もう一人、背の高い部下がその残骸を見せる。サキリは「そうか」と呟き、海斗たちの前を通り過ぎる。
(この先は、確か袋小路のはずっちゃけど……)
海斗は時子と共にその場を離れようとした。が、しかし、すでに時子は姿をくらましていた。
(助けてくれて、ありがとうございました。ごめんなさいっ)
雀に変化した時子はふわり、と飛んで
五十嵐 尚輝
博士たちがいるだろう操縦席へと向かった。
サキリは、自分についてきた部下2人をまじまじと見、ため息をついた。
「ねぇ、君たち。どうしてこんなトコに連れてこられたかわかるかい?」
「さて?」
「もしかして、失態についてお仕置きですかね?」
眼鏡の部下は悪びれた様子もなく首を傾げ、背の高い部下(衣装がつんつるてん)がぽつり、と予想をこぼす。だが、サキリは笑顔のままナイフを閃かせた。思わず下がる2人。サキリはぎろり、と2人を睨んだ。
「君たち、あの時の書生だよね? 僕たちの仲間に衣装がつんつるてんになる奴なんでいなくてさ」
わかったんだよね、というサキリの言葉に眼鏡の部下……陽太は内心で舌打ちした。
「わかってるよね? どうなるかってさ!」
サキリがナイフを抜き放った途端、周りが白い煙に覆われた。背の高い部下を装っていた蒼志が発煙筒を使ったのである。
「何蒼志くん、アレ全部使ったわけじゃないのね?」
「まぁ、なんか使えるような気がして」
妙に気の抜けるような会話と共に走っていく2人。だが、それに追いすがらんとろっこん『斬空赤刃』を使って、赤く輝く刃で襲い掛かるサキリ。
「死んでもらうよ!」
「ひゃああっ?!」
やられてたまるか、と避ける陽太。だが、それよりも早く鈍い音がした。小柄な海斗が入り込み、2人を庇ったのだ。
「こんな時っちゃ。今だけは加勢するべ。行け!」
「ありがとっ!」
海斗は、なんでこんな行動をとったのかわからなかった。でも、蒼志たちが人質の解放のために行ったことは容易に想像できる。蒼志は礼を述べると体制を整えなおすべく陽太と撤収する。それまでの時間を稼ごうと、海斗はサキリと廊下という狭い空間でありながら鍔迫り合いを繰り広げていた。
(人質解放に何人も動いている? 乗客に紛れたやつらは何をしていたんだ)
サキリは内心で悪態を吐きながら海斗を蹴り飛ばす。海斗が受け身を取るのを見つつも、彼は見張りを強化せよ、と部下に指示を出した。だが、この混乱に乗じ現れた者がいた。……マフィアのボス、亮である。
「そんな焦ることないだろう?」
亮はまるで友達をたしなめるように言うと、拳を握った。
ちょうどその頃。機関室ちかくにある休憩室では変装した
島岡 雪乃
と
八神 修
、
風雲児 轟
、
鬼崎 あやめ
(修たちには『国枝椿』と名乗っている)が潜んでいた。
「私が見張っていますから、休んでいて下さい」
あやめがしっかりとした声色でいうが、本当のところは修と轟を出し抜いて雪乃をサキリたちの元へ連れて行くのが作戦だ。どうやってあの2人を放そうかと悩むのだが、修と轟のガードは固く雪乃に近づかせない。
いくら魅了していたとしても、この2人に防がれるだろう。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
前回シナリオ
寝子島☆蒸気と帝都の浪漫譚!
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
バトル
定員
20人
参加キャラクター数
18人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年08月14日
参加申し込みの期限
2018年08月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年08月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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