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寝子島☆飛行船の浪漫譚?!
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承:空飛ぶ箱庭の中で
(ここは慎重に? いや、大胆にでるか?)
マフィアのボス、つまりは裏社会の住人である
新田 亮
。彼は張り詰めた空気を肩で切り、部下を連れて進む。
「お前ら、乗客にはできるだけ当てるなよ? だが客の中にも賊が紛れているかもしれない。油断するな。……近づく馬鹿賊は容赦なく撃ち殺せ」
亮の言葉に、部下たちが返事を返す。そして、出くわした窃盗団たちは銃弾に倒れていった。
「口ほどにもない。……問題は、いかに速やかに済ませるか、だな」
亮は経験上、自ら動きだす群衆の存在も知っていた。そして、今。彼の目の前にうら若き乙女2人が姿を現していた。
「お嬢さんがた、ここいらは危ない。どこかに隠れたほうが身のためだぜ?」
「ご忠告、ありがとう。でも、私もこの飛行船の技師。せめて飛行船ぐらい守りたいんです」
そう言ったのは、赤毛の娘。亮の記憶が確かならば神薙家の令嬢で、
神薙 焔
と言う名前だっただろうか。確認のために問いかければ、彼女は1つ頷いた。噂で五十嵐博士の元で修行しているとは聞いていたが、本当だったのだな……と感心したように頷く。
「そっちのお兄さんがたも隠れていたほうがいいとおもうな。途中で窃盗団がいたから気絶させてきたけど、手ごわいよ」
そう言ったのはゆるやかなウェーブのかかった髪を揺らした娘。
壬生 由貴奈
である。その肩には、雀を乗せていた。
「俺たちだって、船を守りたいのは同じさ。ただ方法が違うだけだが。……どこへ行くんだ?」
「機関室、です。そこに、ちょっと用がありまして」
焔の言葉に、亮はにっ、と笑った。ここで神薙家に恩を売っておくのも悪くはない、と。亮はふっ、と笑い2人に「勇気のあるお嬢さんがただ」とわずかに優しい瞳で言った。
「お前ら、お嬢さんがたを機関室までエスコートして差し上げろ」
「はっ」
そう、部下の1人に命令すると、彼は「気をつけろよ?」と言ってまた部下ととともに先を急いだ。
「……いいのかな?」
「いいんじゃない?」
焔が戸惑っていると、由貴奈が肩を竦める。亮の部下はクールな微笑みで「護衛はお任せを」と一礼した。
部下はとても頼もしく、窃盗団の人間を見つけ次第無力化してくれた。勿論由貴奈もろっこんの進化能力で手伝ったが。おかげで拳銃をゲットすることができた。
「ここが、機関室?」
「ううん、操作室。機関室はその隣で、ちょっとやりたい事があるの」
由貴奈が首をかしげていると、焔が説明しながら操作室の扉を開けようとした。が、機関室から煙が出ている。そして……!?
「火事だーエンジンルームが火事だーーー!!」
「! どういう事? 整備はちゃんと……」
「静かに!」
焔が思わず声を出すが、由貴奈が口を押さえる。そして、亮の部下が2人の前に出て庇うが……、煙に誘われた窃盗団の人間は、煙の中から出てくることはなかった。なんか、鈍い音や潰れる音がしていた。
「んー、上出来上出来?」
「いや、この服、小さいっすね……」
中から現れたのは、柔和そうな若者と……見事につんつるてんな衣服に「これどーしよぉ」と悩む若者。海軍中尉の
呉井 陽太
と海軍少尉であり普段はぼんやりとした印象の
須崎 蒼志
である。
「それにしても、蒼志君ってばあんな大声出せたのね……」
ずれた眼鏡を正しながら陽太が言うが……、見事なまでに由貴奈と焔(と、亮の部下)に見られていた。
「……お、おつかれ、さま?」
「うゎっ! 窃盗団じゃなくてよかった! あの時の、蒸気バイクのお嬢さんがただねぇ」
「こんなトコであうのも奇遇だな」
陽太と蒼志が朗らかにご挨拶。少しでも焔たちの緊張をほぐそうとしての対応だ。それはよかったのか、焔はちょっとだけくすっ、と笑ってしまった。
「僕らはこれから操縦室へ向かおうかな、と思っているんだ。この格好なら怪しまれないかなってね」
「うちらも機関室に用事があったんだ。あと機械室」
由貴奈がそう言っている間に焔は機械室へ入り、タンク側からメモリをいじる。燃料を少なく誤認させる作戦だ。
「これで窃盗団が不時着を余儀なくされる……といいのだけど」
「じゃあ、次はうちだね」
由貴奈はそういって、煙が漂う機関室へ。よくみると発煙筒と服をひん剥かれた、哀れな窃盗団メンバーが転がっている。
彼女は窃盗団メンバーに猿轡をはめると煙の奥へ。そして、彼女の持つ知識の範囲で、『戻せそうな部分』を探すと素早く三種類のクッキーを一度に食べた。彼女のろっこん『ヘンドリック・モーメント』は発動し、機械が一部分解された。
「そっちはどうだい?」
「うまくいった。さて、次は何しようかな……。場合によっては窃盗団を脅すかな」
陽太の問いに、由貴奈は楽しげに答えた。
こうして、陽太と蒼志は操縦室へ向かい、後に残った焔と由貴奈は一先ずこの辺りに隠れて様子を伺うことにした……が、ガンガンと上から鈍い音がする。
(!? 窃盗団は私たちの秘密の通路を知っているというの?)
焔が身構え、由貴奈がいつでもろっこんを発動できるよう狙っていると、鈍い音を立てて緑色の髪をゆらした少女が降ってきた。
桜庭 円
である。彼女は猫型計算機のにゃーくんを肩にのせた状態で、ふぅ、とため息をついた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
前回シナリオ
寝子島☆蒸気と帝都の浪漫譚!
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
バトル
定員
20人
参加キャラクター数
18人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年08月14日
参加申し込みの期限
2018年08月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年08月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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