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寝子島☆飛行船の浪漫譚?!
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「ありがとう、椿嬢。だが、俺もそれなりに鍛えてはいるよ」
椿(と名乗ったあやめ)の申し出を、修はそれとなく断ろうと胸に手を置く。が、しかし轟はにっこり笑った。
「まぁ、守り手は多いに超したことはない。それに、君を守ることができる。一人でいるよりかは安全じゃないか?」
だから一緒に、と誘う轟に、あやめは礼を述べる。だが、この時点であやめの能力……ろっこん『リリスの微笑み』(対象に対し5秒以上触れて微笑みをみせることで発動する魅了)は雪乃に対し発動条件を満たしている。
(もう、貴方は私の手の中。でも、油断できないわね)
あやめは微笑みながらも内心ではどう男性二人を離そうかと考えていた。
「これはちょっと面白くないな、全く」
と、陸軍准将で鎌倉駐屯地の責任者、
黒崎 俊介
がため息をつけば、傍に控えていた
鈴野 海斗
少尉は小さく頷く。
(はぁ、黒崎准将の御付きで来たらこのざまだっちゃなぁ。兎も角【かもめ】探りは置いとくとしてこの事件を収束させにゃあ……)
海斗は内心でため息をつき、周囲を見る。と、軍部の客人として呼ばれていた
新田 亮
の姿があった。元軍人で、武器の売買を生業とする企業の社長である彼は、常に冷静沈着である。
「やれやれ、俺の食事の邪魔をするとは無粋な奴らだな」
その言葉に苦笑する海斗。今の彼は陸軍諜報部【十三夜】の一員ではなく、ただの左遷された士官だ。
(まぁ、実際派手に失敗してて取り繕う必要もねぇべし)
状況を整理しようとする軍部の人間を見ながら、海斗は肩を竦める。が、彼だけが見ていた。亮の表情の変化を。困った、という顔をしながらも、一瞬にして獣の目に変化したのだ。
(待て、これは国に恩を売るチャンスじゃないか? ふっ、感謝するぜ屑ども)
彼が葉巻を取り出すと、すかさず部下が火をつける。
(さて、狩りの時間だ!)
亮が席を立ったその時、海斗の通信機に連絡が入った。周囲の警戒に出ていた
御剣 刀
中尉である。
「そっちはどうだ? ……俺がいる場所は客人が集まっていたが、ハイジャック犯がいるかはわからない。まぎれている可能性はでかいがな」
「あー、今のところ状況を把握しようとしているっちゃ。多分、何人か出てるけんど、下手に動くと【窃盗団】が何するかわからん。今回は陸軍海軍での協力が妥当だっちゃ。事態は一刻を争うべ」
「そうだな。俺も、黒崎准将にそう進言しようと思っていた。……そこにいらっしゃるんだろ?」
刀の問いに、海斗は頷く。刀は内心でほっ、としたものの亮の存在を聞き表情を引き締める。
「協力できるかが、気になるが……、なかなかの器と聞くぞ」
「親分さんに、それとなく話してみるっちゃ」
刀の言葉に、海斗がしばしの間をあけてうなずいた。通信を切った後、黒崎中将に進言すると、彼は静かに頷き、「そうだろうな」と呟いていた。
黒崎中将が席を立つと、海軍中将で寝子島鎮守府の提督代理、
永田 孝文
が小さく頷く。
「今回は変な意地を張っていても後手後手に回るだけだね。両軍で協力したいと思う。どうかな?」
「奇遇だな。こちらも、同じことを考えていたところだ。是非協力しよう」
そういうや否や食堂を拠点とし、一般客の安全の確保と情報収集が始まった。
「こちらも、手を貸しましょう。元軍人として放っておけねぇ」
「ありがとう、ございます」
亮がそう言ってボルサリーノ帽をかぶりなおすと、部下たちを引き連れて行く。その背中を見送りながら、海斗はどう動こうか、と考えるのだった。
そんな彼らのやり取りを見ながら、こっそり話していた者たちがいた。
呉井 陽太
と
須崎 蒼志
である。
「(一応諜報部隊の一員だし万が一に備えて乗組員に変装して潜り込んでたら)ハイジャックが出ちゃったみたいだよぅ蒼志君」
「処女航海という事でうまい飯を食いつつ護衛という二重の意味でおいしい仕事かと思ったら大変なコトになりましたまる」
「ホント、大変なコトになっちゃった。この間牛鍋屋でご馳走してくれたリッカルドさんや技師さんが捕まってるのかぁ……なんとか人質解放がんばってみようかなぁ。うまく解決出来たらまた美味しいお店を教えてくれるかもしれないし」(ぼそ
陽太があたりを見渡しつつ小さな声でそう呟いた途端、蒼志の目の色が変わった……気がした。表情は変わらないが、いい目になっている。
「(つまりは今回も頑張ればおごりっすね?)わかってるっす、先輩」
「いや、なんか返事の前になにかが見え隠れしている気がするねぇ」
陽太は苦笑したものの、用心深く人の群れに紛れるように部屋を出る。それにならった蒼志は2人が隠れられるような角を見つけた。そして、脳内にこびりついた地図を思い出し、そろそろと動く。と、彼らは人質が操縦席とその近くに入れられるのを目撃した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
前回シナリオ
寝子島☆蒸気と帝都の浪漫譚!
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
バトル
定員
20人
参加キャラクター数
18人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2018年08月14日
参加申し込みの期限
2018年08月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2018年08月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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