this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
鳥さんとのひととき
<< もどる
1
…
3
4
5
6
7
…
13
つぎへ >>
5
休日――
(『TABE=TYA=DAME』さんは、以前から話を聞いていたけれど来るの初めてでわくわくするなぁ)
御薗井 E セレッソ
とカフェを訪れた
薄野 五月
は、カフェの中でちょっとかしこまりながら、「ふっふ」と嬉しそうに笑った。セレッソも、期待に胸を膨らませている。今日は、2人でお出かけだ。その前の腹ごしらえにと、『TABE=TYA=DAME』に寄ってみた。
「動物や鳥がいるカフェなんて初めてだからとっても楽しみだワ」
鳥は羽がついているから思う通りにどこかへ飛んで行ってしまうかもしれない。一体、どんな風に触れ合うのだろう。
そう思うと、カフェに入った今でもドキドキする。他のテーブルを見ると、体の大きなインコが客と一緒に野菜サラダを食べていた。
「どの子を選ぼうカシラ。五月チャンはどの子にするノ?」
「そうだね。どの子もかわいくて……」
五月は鳥達を眺める。その中でも、一際気になったインコを見つけてつい、見入る。
「いらっしゃいませ~」
他のテーブルの接客をしていた風羽がこちらに来たのは、その時だった。
「飲み物はココアを、食べ物は……何かオススメはありますか?」
「オムライスがオススメですよ~。よく注文いただけるんです~」
「じゃあ、オムライスをお願いします」
五月が注文を終えると、セレッソもメニューを見ながら注文する。
「えっとねー、ワタシはオレンジジュースと鶏肉のホワイトシチュー、と……バケット!」
「はい、バケットですね~」
「あ、店員サン! ……コトリアソビサン?」
「タカナシです~」
「タカナシサン! ここでオススメのデザート教えてほしいノ。それにするワ!!」
「今だとパンナコッタでしょうか~。ではこれをお持ちしますね~」
「おいしそうネ! 楽しみナノ!」
それから指名を聞かれて、セレッソは「あの色がきれいナノ!」とモモイロインコを指名した。五月は青色のセキセイインコを選ぶ。
「以上ですね~。少々お待ちください~」
そして、注文品とインコ達が届けられた。
「セレッソさんセレッソさん、小鳥さん、かわいいね」
指名したインコ達は、どこかに飛んでいくことなく寛いでいる。青のセキセイインコは、五月の肩の上で真っ白な綿毛みたいな頭を動かして空色のおなかをもっふもっふ繕っていた。肩の上にいくつかフンをされたが、小さい頃から寝子島の猫と触れ合っている五月は気にしない。
モモイロインコは頭頂部だけ色が薄い、体の大きなインコだが、こちらは口を動かしてぷきゅぷきゅと言っていた。
「おとなしくてかわいいノ! それに、このシチューとっても美味しいワ! 五月チャンも一口食べる?」
「じゃあ、もらおうかな」
「はい、あーん」
「えっ、あ、あーん」
不意打ちのあーんにびっくりした五月だったが、ちょっとどきどきしつつシチューを掬ったスプーンを口に入れる。
「どう?」
「うん、美味しいね。私のオムライスも食べる?」
「食べル食べル!」
セレッソも、五月の差し出したスプーンからぱくっとオムライスを食べる。
「卵がとろっとしてて美味しいワ!」
2人の食事を見ていて、インコ達も食欲中枢を刺激されたらしい。ばささっとテーブルに降りて料理の皿に近付いてくる。
「はっ! 五月チャン! 鳥さんがワタシ達のご飯を狙ってるみたいナノ! 食べないように蓋しないとだワ!!」
セレッソは慌ててシチューの皿に両手でさっと蓋をした。五月も、オムライスに乗ろうとするセキセイインコの足の裏を何とか守る。未だ足にケチャップをつけていないインコは、卵を食べようとお皿の周りをちょこちょこ歩く。
「食べちゃダメ、ね?」
五月はインコの顔に指を近付けた。指先が、斑点のある頬にふわっと触れる。途端に、インコの顔がぶわっと膨れた。ツボに入ったらしい。そのままかきかきすると、インコは幸せそうに目を閉じる。小鳥の体温は、あったかくて気持ちよかった。
一方、セレッソはモモイロインコの体全体のアタックとまだ戦っている。
さっ。さっ。さっ。さっ……
真剣である。そのやりとりを見て、お腹がすいているのかな、と五月は思った。そうだ、と彼女はメニューを見てから風羽を呼ぶ。
「すみません。コーンサラダをください」
「はい。コーンサラダですね~」
サラダが届けられると、インコ達はそれを美味しそうに食べ始めた。
「ふう……なかなかの『ハクネツシタタタカイ』ってやつだったノ!」
セレッソと五月も、落ち着いて食事を再開する。
「デザートも美味しそうナノ! これ、小鳥さんみたいネ!!」
パンナコッタは、なんとなく鳥サブレみたいな形をしていた。デザートを食べながら、セレッソは風羽に聞いてみる。
「インコ1羽1羽にお名前ってあるのカシラ?」
「ありますよ~。その青い子は『わたげ』で、モモイロインコは『コスモ』です~」
「おしゃべりする?」
「わたげはちょっと苦手ですね~」
それを聞いて、セレッソはコスモに話しかけてみる。
「コスモチャン! チャオ!」
「ピャオ! ピャオ! コンニチハ!」
不明瞭ながら、コスモは口真似をした。そこに、得意の言葉を付け加える。
「こんにちハ!」
セレッソもコスモの言葉を繰り返してみる。
「すごいね、すぐに話そうとするんだ」
「ね、すごいノ!」
五月と話をしながら、セレッソは思う。
(五月チャン、ちょっと前からワタシとお話するとき喋り方変わってるノ!)
ちょっとびっくりしたけど、また新しい五月を知ることができて嬉しい。
(これからも、ワタシ達お互いのことたっくさん教えられるし知ることができるノ)
五月は、セレッソを親友と呼んでくれた。
「『親友』って嬉しいのネ! ねえねえ五月チャン、この後のお買い物、前のねこのレターセットは使い切っちゃったから新しいのを買おうと思うノ! 五月チャン、どんなのがいいカシラ?」
「うーん、そうだね……」
2人はそれから、これからの買い物の話で盛り上がった。セキセイインコがテーブルからばっ、と飛んでいったのは、彼女達がそろそろ行こうかと話していたその頃だった。インコが行く先は――
<< もどる
1
…
3
4
5
6
7
…
13
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
鳥さんとのひととき
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
沢樹一海
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
動物・自然
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年09月30日
参加申し込みの期限
2015年10月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年10月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!