シーサイドタウン、キャットロード近くの住宅街に、一軒のカフェがあります。
小鳥カフェ&ホテル 『TABE=TYA=DAME』
カフェなのに食べちゃだめとはどういうことか。飲み物しか出さないということなのか。確かに『TYA』という文字がある。いや、文脈からして『ちゃ』の意味は違うっぽいが。
店の看板を見た客は、そう思いました。
外におすすめメニューの案内などもなく、どんなものが味わえるのかが分かりません。
とりあえず中に入ってみようと、客は店の扉を開けます。扉は二重になっていました。
「いらっしゃいませー」
迎えてくれたのは、栗色の髪をふわふわとポニーテールにした若い女性でした。雰囲気もなんだかふわふわとしています。彼女の頭には、ボタンインコが乗っていました。
席に案内されてメニューを見ると、驚くほど飲み物の種類が豊富です。
けれど、食べ物もちゃんとありました。食べちゃだめなんでしょうか。
「お店の名前は、鳥さんたちを食べちゃだめっていう意味なんですよー」
鶏肉のメニューもありますが。
チキンカレーとか。
唐揚げとか。
「ここは寝子島ですからー。うちの子食べちゃだめ! ていう猫さん達へのメッセージなんですよー」
ねこ違いな気もしますが、確かにこの近くにはキャットロードがあるし、寝子島に猫なイメージがあることも否定できなません。
ふわふわとしている割に、島にケンカを売っているような店名でした。
「お店にはいろいろな鳥さんもいますので、ご指名頂ければ遊ぶこともできますよー。個室もありますー」
店にはガラスの内壁があり、外壁との間が部屋のようになっています。そこで、色とりどりのインコやオウムが寛いでいました。
「うちは小鳥ホテルもやっていますし、ご自宅の鳥さんも連れてこれるんですけど、途中で逃がさないように気をつけてくださいねー。他の注意事項は、メニューに書いてありますので見てくださいねー」
客はメニューをよく見て、お約束を守って小鳥カフェを楽しんで帰りました。
♦♦
――さて。
ここまで小鳥カフェの説明をしてきましたが、このお店にいる鳥たちはインコやオウムです。
鳥はインコやオウムだけじゃありません。
鳩やカラス、スズメなど色々です(ほぼ遊ぶ暇なく逃げますが)。
あなたは、どこかの公園で鳥と過ごしたのかもしれませんし、
『TABE=TYA=DAME』で過ごしたのかもしれません。
あなたの“鳥と過ごしたひととき”、教えてください。
こんにちは、沢樹一海です。
鳥さんと過ごしましょう。
小鳥カフェ&ホテル『TABE=TYA=DAME』以外にも、公園等でも過ごすことができます。アクションには、必ず鳥を絡めてください。
お店に来る場合は、ご希望のインコ・オウムの種類をお書き添えください。メジャーどころの種類でしたら大体います。
以下は、小鳥カフェでのお約束&一部メニューです。
☆『TABE=TYA=DAME』お約束。
・小鳥にフンをされても怒らない(基本、小鳥にフンのしつけはできません。フンをされることを覚悟の上で触れ合いましょう)
・小鳥から人用メニューを死守する(基本、小鳥に人用メニューを食べさせてはいけません。※フルーツ、青菜はOK)
・小鳥から珈琲&紅茶&緑茶&ココアを死守する(小鳥にカフェインを取らせてはいけません。飲みたがっても死守しましょう)
☆『TABE=TYA=DAME』一部メニュー(主に飲み物)
・珈琲&紅茶&緑茶&ココア
・各種フルーツジュース
・青汁
・ノンカフェイン飲料
麦茶。コーン茶。ノンカフェイン珈琲。各種ハーブティ。そば茶。ごぼう茶。
※食べ物は大体なんでもあります。
★NPC
・小鳥遊 風羽(たかなし ふわ)――『TABE=TYA=DAME』店主。24歳。ふわふわ。
※最近OPENしたわけではないので既知設定OKです。
・森宮 檎郎(ごろう)――みかん宇宙人の中の人。みかんイベントのアルバイトが終わり、次のバイトとしてこの店を選んだようです。たぶん、フツウの大学生。休憩時間には、マスコットにしようと目論むキャラのイラストを描いています。
以上です。よろしくお願いいたします。