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中学生の僕がハジメテのオツカイをするので手伝ってくれませんか
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商店街からシーサイドタウンに向かう為に寝子島駅へ向かうと、そこでイリヤ達を待っていた少女が居た。
「イリヤ君! こっちよ」
手を振って近づいてきたのが
御巫 時子
、その後ろから
貴家 衿花
もやってきて首を傾げるような会釈をする。
時子はイリヤが買い物に出ているのをSNSで知って、手伝いをすると声を掛けてくれたのだ。しかし衿花も居るとは聞いておらず、「衿花さんも買い物?」とイリヤが顔を向けると、衿花が自ら説明をした。
「ミルクホールにお客として行こうって思ってたら、彼女にばったり。
事情は聞いたわ、私もちょうど買うものがあるから一緒に行く?」
「有難う、衿花さんは優しいね」
笑顔で直球の好意をぶつけられると、つい「……別に」と素っ気なく返してしまうのが、衿花の悪い癖である。自覚もある為しまったと逸らした目でイリヤの様子を伺ったが、彼は逆に面白そうにしているから大丈夫だろう。
ともあれ挨拶を終えると、一行は寝子島駅から寝子電に乗り、寝子島シーサイドタウン駅で下車した。
そして寝子島シーサイドアウトレットの前に、駅ビルの電気店へ向かった。
目的の場所は、電子辞書のコーナーだ。
「昨日イリヤ君と、学校でお話ししていたんです。日本語がまだ不慣れの様なら。電子辞書を買った方がいいのでは? って」
「英語の授業でも使うし、皆持ってるものね」
つくしが時子に説明をしている間、衿花とイリヤはコーナーの前を流している。電子辞書は今や学生の必需品とあって、一般向けとは別に幾つかのモデルが『学生向けモデル』と枠組みされていた。
「沢山あるんだ」
最新モデル、オススメモデルと言った謳い文句だらけのディスプレイで、眉を寄せるイリヤへ、衿花は口調は相変わらず素っ気ないながら、丁寧に説明をしてやっていた。
「これが売れ筋になってるけれど、同級生の間で流行ってるのはこっちかしら。クラスでもよく見るわ」
「Да.昨日学校で見せてもらったのと同じだ」
「こっちのは色っていうかデザインが可愛いから女子に人気あるわね」
「機能と値段で選ぶものじゃないんだ……?」
腕を組んで考え込むような仕草を見せたイリヤに、衿花はこの買い物は難しいかもしれないと感じている。
(イリヤ君に合う物……っていうと、ちょっとひねる必要があるんじゃないかしら)
そして学生向けの隣にある、一般向けの方へ足を向けた。
「そっちのモデルなんだけど——」
イリヤが「これ?」と商品を指差してきたので、頷いて続ける。
「そのシリーズに露和、和露辞典が入ってるものがあるわ。
日本人なら、通常ので事足りるけど、イリヤ君はロシアに住んでたから、ロシア語の辞典がある方がずっと使えるでしょ?」
「英語の授業に使えれば良いと思ってたけど……、僕の日本語、変だものね。もっと勉強した方が良いな」
兄たちと会話で使っていた口語でないと途端に怪しくなる自分の言葉を自覚して、イリヤは衿花の話しに頷いていた。
「——それ以外だと通常のものにカードでロシア語の追加できるのとかもあるはずだから、それかしら。結構高いから出来れば最初から入っている方が良いと思うわけ」
「そうだね、高いのは良くない。でも置いてるかな」
現物が店頭に見られないように需要の少なさそうな機種なので、時子が「店員さんに聞いてみましょう」と尋ねてくれたものの、取り扱いがないようだった。
店員からされた取り寄せの提案を一旦断って店を出ると、イリヤはスマートフォンの画面を開き、衿花に「これかな?」と見せた。
「そう、これよ。ネットの方がさっき聞いた取り寄せ価格より安いわね」
「考えていた機種より少し高いし、やっぱり帰ってから康子伯母様に相談してみるよ。
有難う衿花さん。
ところであなたの買い物は? 欲しいものは、見つからなかった?」
「え、ええ……、高いからまた今度にするわ」
灰色の大きな目に捕まえられた衿花は、目を逸らしながら、鞄に電気店で貰ったカタログ——露語カードのページに折り目をつけたもの——を、そっとバッグに仕舞い込んだ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
東安曇
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年09月14日
参加申し込みの期限
2015年09月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年09月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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