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戦え! 亡霊戦隊ユウレイジャー!
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商店街でもらったカボチャをおすそわけに来た
御剣 刀
は、猫鳴館のただならぬ雰囲気に違和を覚えていた。
「異様な気配なのはいつものことなんだけど」
どうも中の構造がいつもと違う気がする。
「それにどこからともなくカレーのにおい」
さっき商店街でつまみ食いしたなかりなのにお腹が鳴る。
「お、伊賀と鈴野じゃないか」
寮生にようやく出くわす。
伊賀 解理
と
鈴野 加代
だ。
「やけに今日は人を見かけないんだが、何かあったか?」
「私の家が……この猫鳴館が、廃寮の危機なのです」
加代の事情説明に刀は耳を疑う。
(すでに廃寮みたいなもんじゃ……)
彼女たちの切羽詰まった表情を見ると口には出せない。
「僕たちはセクシーな感じで縛られているというピンクユウレイジャーを探しているんだ」
僕よりよさそうなスタイルなら容赦しないよ、と怒りのベクトルが少々歪んでいる解理。
「ん、縛られている……そういや玄関の近くの木で見たな。桃原だとばっかり思ったんだが、あれがピンクか?」
「そうかもしれません。裏手でも目撃情報があったので、私はそちらへ行ってみます」
「僕と御剣氏は玄関へ向かおう」
(俺はカレーのにおいを辿りたかったんだが)
仕方なく解理に付いていく刀だった。
「あたしは縛られる趣味なんてなーい!」
桃原 空音
の叫びは九夜山の山間に吸い込まれていく。
「あたしは攻めだから! 縛るほうが好きなんだから! あたしの緊縛テク舐めないでほしいのだ!」
中空でじたばたする空音の下に加代が駆けつける。陽は落ち暗くはっきりと見えないが、あの声はまさしく空音だ。
「偽物の方でしたか」
「誰かいるのだ!? 下ろしてほしいのだー」
「全く、寮の危機によくも遊んでいられるものですね」
「その声は加代ちゃん!? 寮の危機って何なのだ!? ずっとこの状態だったから何も知らないのだ、士くんに縛られたのだ」
「何かやましいことをしでかしたから、会長にそのような仕打ちを受けたのでしょう?」
「う、否定できないのだ」
「改心するよう教育してさしあげます」
幹にくくられた縄を解く。落下する空音。
「あだっ! あ、ありがとうなのだ加代ちゃん……ってそれで何をする気!?」
布団たたきを握りしめにっこりと笑っている加代。
「少し反省していただいてから、事情をご説明しましょう」
「だから、あたしは受けじゃないのだー!」
パァン! 乾いた気味のいい音が寮にこだまする。
一方、玄関付近の木のそばでは
骨削 瓢
が焚き火を起こしている。
「いや〜ん」
セクシーな声をあげるピンクをよそにせっせと火の加減を強める瓢。
「あっしにエロは効かん。じっくりローストされてカラスの餌にでもなるがいいさ」
ピンクユウレイジャーを見上げながら笑う。
「その辺にしといてやろうぜ」
「その声は御剣はんだねぃ」
瓢の背に立つ刀。
「ピンクをとっととあかずの間に帰して、その焚き火で焼き芋でも焼こうぜ?」
「嫌だね、あっしは苦しむ霊ってのを拝みたいのさ」
「相変わらずだな」
ため息をつく刀。
火上の縛られピンクは「アンアン」言いながら身もだえている。
「……火あぶりも楽しんでるな」
「……楽しんでる様子だねぃ」
瓢はフラッと立ち去ろうとする。
「楽しまれちゃこっちも興ざめだ。お好きにしたらよろしい」
(あくまで余興、本番はあかずの間の中に置いてきたしね)
「ふん。まあとりあえずピンクを下ろしてやるか。伊賀、手を貸してくれ」
瓢の怪しげな余韻を感じ取りながらも、ピンクユウレイジャーを救助する。
「見事なお色気亀甲縛り!」
下ろしてすぐ、怒りの解理は叫んだ。
「が、縛りが甘ーい!」
束縛度を爆上げしてくれる! 全力できつく締め上げる。
「い、伊賀、落ち着け」
「落ち着いていられるか、このセクシーピンクめ……締め付けるほど出るとこ出やがって……じゃなかった、えっと、廃寮には絶対させーん!」
「だからそのためにもあかずの間に戻さねーと」
「そう、絶対に戻ってもらうからな。でないと彼とも離れ離れに……ってそんなこと教える義理はねえ!」
「落ち着け、食い込みが凄いことになっているぞ」
ピンクユウレイジャーを直視できなくなる刀。
「そうです、こんな理不尽な存在は二度と外へ出たくなくなるまでに打ちのめすのが妥当です」
いつの間にか加代まで駆けつけ参戦。
「大体、そんな格好して木に縛られて、一体何を期待しているのですか? 誰かが助けてくれるとでも? まさか自分のことを変質者とは思ってないんでしょうね。思っていたらもっとそのヒロイン色なピンクにふさわしい行動を選ぶでしょうしね」
加代は理詰めな言葉攻めだ。
「ピンクさんセクシーなのだー、何となくいいにおいがするのだー揉んだり色々するのだー!」
「そ、空音……縛られたままここまで来たのかよ」
「刀くんもこういうの好きなのだー!?」
「ば、バカそんなわけ……」
「分かってるのだー士くんにできなかったことを刀くんにするのだ!」
股間めがけ這い寄る空音。
「やめろ、おい、人の話聞け! アーッ!?」
「御剣さんもそういう変態プレイがお好きなんですね」
「鈴野、そういうゴミを見るような目で見ないでくれ〜! てか誰かこの状況に冷静にツッコんでくれる奴いないのか!」
と、カオスなピンク組。言葉攻めされキツく縛られ、ピンクはご満悦の様子。刀だけが外れくじを引いていた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
小西 秀昭
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年08月13日
参加申し込みの期限
2015年08月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年08月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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