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戦え! 亡霊戦隊ユウレイジャー!
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猫鳴館より百メートルばかり離れた山林、青ユウレイジャーは周囲の草木をざわつかせながら歩を進める。カサカサと擦れる自然の音に紛れて聞こえてくる、対戦相手の人工的な音は決して聞き逃さないようにしながら。
「お前らノの強さ、もっと見せロ……」
青ユウレイジャーからやや離れた場所で
伊織 源一
は呼吸を整える。
(思っていた通り……いや思っていた以上に、手強い)
数回の手合わせで相手の力量の高さを思い知る。ぶつかりあった両腕の感覚はなくなりかけている。他の仲間も疲れが溜まってきているだろう。このままではジリ貧、いずれこちらが負けてしまう。
(一気に決めたい)
ふと空を見上げる。上弦の月が揺れていた。
木の上から
夏神 零
は静かに目標物を狙う。
「ちょうど弓稽古の帰りだったんでな。使わせてもらうぞ」
弓に御札を括ると矢を引き絞る。
「大詰めじゃ」
「!」
青ユウレイジャーは背後の気配に気づく。飛来する矢を最小限の動きで回避した。
「その程度……」
その一瞬の気の緩みに乗じ、木上を移動していた
夏神 零
が一気に迫る。
「甘イ」
零の動きを読んでいた青ユウレイジャー、足元の石たちを射出させる。
「はっ」
月光の下、落下中の零は妖しく舞い、ろっこん「朱雀之舞・翼刃」を発動。飛んでくる石たちを切断し軌道を逸らす。
「近距離ならどうじゃ?」
至近からの一矢が青ユウレイジャーの右肩を貫く。
「ヌ」
退き唸る青ユウレイジャーに畳み掛けるようにして、源一も加勢した。
(ここが勝機)
右肩を負傷してもなお、源一との組み合いが互角。
(やはり只者ではない)
そこへさらにポルターガイスト、尖った朽ち木たちが源一を襲う。
(多少の傷は覚悟の上)
いくつかは零の援護で無効化するも、数本が源一の体を刺す。
「俺ハまだ負けないゾ」
青ユウレイジャーの拳が源一の腹に叩き込まれる。
「!」
衝撃の後に吐き気、さらに遅れて全身を砕かれるような痛み。
(終わる……)
意識が遠のく。
「いや、まだ……」
そうつぶやくと体を起こし、青ユウレイジャーへと突進。
「ヌ」
体勢を崩させる。
「この隙を無駄にはさせぬ」
再び零の矢。今度は足を射抜いた。
「狙い通りじゃ」
青ユウレイジャーの動きが鈍る。が、ポルターガイストの能力を封じ込めたわけではない。
ガッ
矢を構えるのとほぼ時間差なく、零めがけて大木が迫っていた。零は自分の身を犠牲にして、相手の足を止めたのだ。
大木を無防備で受け、満身創痍の零。
「いい連携デあった」
ほぼ戦力を失いかけた、倒れたままの2人を見下ろし言う。
「しかし……俺ノ動きヲ遅くしたところデ、お前たちモ動けないノなら無意味……」
「それは……どうかな」
仰向けに倒れたままの源一がつぶやいた。突っ伏したままの零もほくそ笑む。
「ヌ」
茂みから飛び出す影。
「貴様ハ」
藤堂 月乃
、口を飴玉でモグモグさせながら登場。
「ヌ!?」
彼女が頭上に抱え上げているものを見て、青ユウレイジャーは咄嗟に身を引こうとする。が、足と右肩の負傷で思うようにいかない。
「さっきのお返しよ!」
月乃が運んできたもの、それは彼女の体重の数十倍はあろうかというくらいの質量を持った、大きな岩。
「や、ヤメ……!」
「えいっ!」
完膚なきまでに、正々堂々と。容赦なく岩を投げつける。
が。岩は青ユウレイジャーの体をすり抜けて地面を揺らしながら転がった。
「あれ?」
「負けを認めたな」
源一が青ユウレイジャーに向けて言う。
「ヌゥ」
よく見れば肩や足の怪我もなくなっていた。つまり、月乃の大岩を見て負けを察し、物体を透過する通常のユウレイモードに戻ったというわけだ。試合終了である。
「降参ダ。楽しい試合であっタ」
「お……拙者の傷も……」
気づけば源一や零の怪我も治っている。これも青ユウレイジャーの力によるものらしい。
「そういうものか」
「はーよかったー勝てて」
バレないように大岩を運ぶのに一苦労。月乃は小さくなった飴玉を飲み込んだ。
「満足ダ、悔いハ無い。異層へ帰るとしよう」
「当分は出てこなくて済むよう、しっかり供養してやろう」
零の言葉に、青ユウレイジャーが小さく笑う気配があった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
小西 秀昭
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年08月13日
参加申し込みの期限
2015年08月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年08月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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