this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
戦え! 亡霊戦隊ユウレイジャー!
1
2
3
4
5
…
10
つぎへ >>
あかずの間騒ぎが起きるより1時間ばかり前。本日の放課後を書類の整理に費やすことを決めていた
邪衣 士
は、自室でしばしの休息を取っていた。
(山のように積まれた書類の数々……思い浮かべるだけで頭が痛い)
自治会長の責務とはいえ。なぜこうも毎日のように始末書沙汰が起きているのか。たまには誰かに愚痴りたくもなるが、そんな時間ももったいないくらいに自治会長は忙しいのだった。
「はあ、今夜は寝れそうにないな」
天井に向かって息を吐いた、そのときだ。
「ぐぇっへっへ、あたしが眠らせないのだ!」
仰向けの士に馬乗りになるのは、隣の缶詰め部屋で作品作りに勤しんでいた
桃原 空音
。
壁ドン騒動
によって2人の部屋の壁は崩れ、ノンプライベートな空間ができあがっていた。
「原稿の息抜きの雄っぱい、いただきなのだ!」
「うわ、桃原っ……やめろ!」
しばらく揉み合いが繰り広げられる。といっても、両者にとっての揉むには多少の違いがあるが。
「ついでにコッチのほうもぐえへへ」
ついに空音の淫手は士の股間のほうへ……。
「やめんと、ただじゃ済まさないぞ!」
「ノープロブレム! 対象年齢を考慮して細かい描写は控えるようにするのだ!」
「何のことだ!?」
「今回もいい作品になりそうなのだ!」
……。
「や め ろ と 言 っ た よ な」
抵抗の隙すら与えられず、空音は後ろ襟をつかまれ体を宙に浮かせていた。
「ははは士くん、今日はいつにもまして機嫌が悪いようで?」
「当たり前だ」
これからの激務のために少しでも体を休めようと思ったのに、無駄なエネルギーを浪費してしまった。
「これ以上邪魔はされたくない。しばらく自由の利かない体になってもらう」
取り出したるは一本の太い縄。
「そ、そんな、士くん、強引な……いやーん!!」
あかずの間の前で士は床に座っている。すでにユウレイジャーの話は寮生たち全員に伝わり、各々対処にあたっていた。
(全てのユウレイジャーがここへ入るのを見届け、鍵を閉めるのが俺の役目)
ここを離れるわけにはいかなかった。
(みんな、頑張ってくれ……)
強く念じ、自治会室から運んできた書類に目を通す。ポスターを鋲で留めたら壁が崩れて隣の部屋とくっついてしまったという、これまた頭の痛い報告書だ。
(壁が崩れる……はて、俺は何か大事なことを忘れているような……)
いやいや、この大量の書類とユウレイジャー以上に大事なことなどない。今はとにかく、目の前の務めを果たそうと襟を正す、頼もしき自治会長であった。
「ん、あれは桃原か?」
八神 修
は木からプランとぶら下がっている、縄でがんじがらめに締められている影を見上げた。鬱蒼とした猫鳴館周辺、冬を目前にしたこの時期だと視界は悪い。
「趣味に勤しむのはいいが、事態も事態だ、ほどほどにな」
生温かい視線を送りながら通過していく。
「さて」
目の前に猫鳴館。修は一眼レフデジカメを構え一枚収めた。
「ユウレイとやらはどこにいる」
液晶に映るのは変哲のない、いつもの猫鳴館。お化けの類は見えなかった。
今回の騒ぎを聞きつけていち早く駆けつけた修。生徒会副会長としての責任感と、新聞部部長としての探究心。半々といった心境だろうか。
(ここがつぶれたら生徒たちが困る)
狙うは赤のユウレイ。リーダー的ポジションであろう赤を説得すれば、他の色たちも従ってあかずの間へ戻ってくれるであろうと踏んだ。
カメラ撮影しているとしゃしゃり出てくるという赤。とにかく至る所をパシャパシャしていくしかなかった。
羽生 碧南
は猫鳴館に住む病欠の同級生のため、授業のプリントを届けにはるばる九夜山を上がってきた。
「相変わらずの魔境ぶり……」
桜花寮に住む彼女にとって、ここの雰囲気は寝子島の中では異質だ。しかしそれが面白いこともあって、訪れるチャンスがあれば率先して挙手してしまう。今日も猫鳴館と聞いてついついの善行であった。
(えーっと何号室だろ)
玄関をくぐろうとしたときだ。
「ねえ」
背後から声をかけられビクッと背筋を伸ばす。恐る恐る振り返ると、碧南ほどではないが長身の女性が立っている。よくよく見れば同じ寮に住み同じ学校に通う
桃川 圭花
だ。
「羽生さんよね。なんでここに?」
「休んだ友達のプリントを届けに……」
「あら、それはお疲れさま。私は物見遊山で来たんだけど」
「物見遊山……」
「何気に初めてなのよこの魔境……じゃなかった猫鳴館。どこか見ておくべきイチオシ心霊スポットとかある?」
「心霊って!?」
苦笑の碧南。
「でもいかにも幽霊がいますって感じじゃないここ。立ってるだけで何だか寒気するしね」
「そんなまさか」
と、玄関の奥、暗い廊下をきしきし軋ませ走ってくる影。思わず後ずさりの碧南と圭花。
が、彼らの期待(?)に反して姿を見せたのは、寮生の
綾辻 綾花
。ダンボールを抱えている。
(何だろう?)
(何かしら)
見守る2人を背に綾花はダンボールを開け、中からパプリカ、ピーマン、きゅうりなどなど、色とりどりの食材たちを取り出した。
「赤ならパプリカで、緑ならキュウリとピーマン。黄色はカレー組に任せるでいいとして……桃色は……モモ?」
桃缶でもいいかな、と一人つぶやいている。
「何をやっているの?」
興味ありげに訪ねる碧南。
「出たんです、幽霊が」
「「え!?」」
「だからお供えする食べ物を選んでいるんです」
「やっぱりそういうのが茶飯事的に起こっちゃうのね、ここは」
予想以上の収穫に頭を少し痛めながら圭花、事の次第を聞き出す。
「なるほど。いや、なるほどと納得するにはツッコミどころがありすぎるけど」
「とにかく、そのユウレイを満足させて、あかずの間に帰ってもらえばいいわけね?」
碧南が言うと、綾花は真っすぐうなずく。
「はい、そうすれば猫鳴寮の廃寮は免れます」
すでに廃寮みたいなもんでは……。とは決して口にしない桜花寮生の2人。
「お供え物の選別が終わったら、私は緑を探す予定です」
「じゃあ私も一緒にいいかな? その影の薄い緑のユウレイ、気になるし」
「はい、ぜひ」
というわけで碧南と綾花、共に緑探しへ。
「それなら私は、観光がてらカメラ片手に赤を探そうかしら」
圭花は外観撮影から開始する。
1
2
3
4
5
…
10
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
戦え! 亡霊戦隊ユウレイジャー!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
小西 秀昭
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年08月13日
参加申し込みの期限
2015年08月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年08月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!