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戦え! 亡霊戦隊ユウレイジャー!
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「ミドリちゃーん、どこなのだ〜?」
薄暗くなり始めた猫鳴館に
後木 真央
の快活な声が響き渡る。学校ジャージと陸上部Tシャツ、赤猫リュックには葉物を中心しとした食材がぎっしり。手に持つお茶のペットボトルと抹茶チョコは、緑ユウレイジャーのためでもあり自分の腹ごしらえのためでもあったりする。
「ミドリちゃん、グリーンちゃん、グリリンちゃん、出てきてくださいなのだ、真央ちゃんはミドリちゃんを探しているのだ〜」
真央がどれだけ声をかけても、猫鳴館は静まり返っている。
「もう夜も近いのだ〜あまり悠長にはしてられないのだ」
雑多に物が置かれまくった娯楽室を探索、両手を丸めると「にゃにゃにゃがおー!」と叫んで三毛猫がおーを召喚する。
「がおー、あの物がたくさん積まれているところの向こうを見てきてほしいのだー」
無造作に積まれたおもちゃやガラクタをひょいひょい跳び越え、人間ではなかなかたどり着かない場所を探索してくれるがおー。ほどなくして渋い表情で戻ってくる。
「うーんここにもミドリちゃんはいなかったのだー」
廊下へ出たタイミングで、同じく緑ユウレイジャーを探している
綾辻 綾花
と
羽生 碧南
の2人と遭遇する。
「よかったのだー仲間は多いほうが心強いのだ」
「真央さん、この暗い寮の中でよく探索できましたね」
綾花が感心しながら言う。
「猫鳴館なんて目を閉じても歩けるのだーそれに夜目の効くがおーもいるから安心なのだ」
「でも、ちょっと今の猫鳴館おかしいと思いません?」
「なぬっ?」
懐中電灯で廊下の先を照らす綾花。
「むむー確かにいつもより分かれ道や部屋数が多い気が……」
がおーもしきりに鼻を鳴らし、慣れない空間に警戒している。
「もしかしたら、人前に出たくない緑が、寮全体の構造を歪ませてるのかも……」
あかずの間に幽霊に異空間に、もはや何でもありである。今に始まったことではないが。
「これは困ったのだー早くミドリちゃんを見つけないと、自分の部屋へ帰れないのだ」
「それ以前に廃寮になってしまいます、早く見つけましょう!」
「そうだったのだーミドリちゃん、出てきてなのだー」
(引っ込み思案だから、呼んでも出てこないような……)
とはいえこの異空間状態、ただ建物内の怪しいところを探していっても埒が明かないような気もする碧南。ここは少し視点を変えてみる必要もありそうだ。
「影が薄くて拗ねている緑……もし私が緑だったら、どこでいじけるだろう」
「やはり……誰からも見つけられにくい場所でしょうか」
真央の抱えるがおーを撫でながら綾花が言うと、碧南は「それなら」と続ける。
「自分と同じ色、緑の多い場所かしら。どこかにない?」
「そういえば」
綾花はある場所を連想した。
大田原 いいな
は猫鳴館周辺の菜園に来ていた。
(この辺りでいじけているのではないかと予想したのじゃが)
いつもと少し雰囲気が違うように感じる菜園に目を凝らす。
「む!?」
菜園の隅っこで体育座りしている緑のシルエットを発見する。
「やはりここじゃったな」
指先で地面をほじくり返す緑の後ろに立つ。
「元気を出すのじゃ!」
いいなの大声に緑ユウレイジャーはビクッと肩を上げ、尻もち体勢のままいいなを見上げる。
「そんなに驚かんでもいいじゃろう……儂がいいものをぷれぜんとしよう」
そう言って緑ユウレイジャーの前に置いたのは一台のパソコン。猫鳴館に散らばるジャンク品で組んだものだ。
「ねっとの世界にはお主が悩む以上に影の薄き輩がごまんと居るのじゃ。斯様な輩から情報を得て、自分で考えて判断し、証拠付きで情報を発信すれば、お主の存在はきっとねっとで浮き出るだろうぞ!」
菜園でいいなのパソコン講座が始まった。
「緑発見! でも何してるんだろう?」
菜園に到着した碧南・綾花・真央の3人は異様な光景にしばし躊躇。
「個人情報の扱いには気をつけるのじゃ。こぴーやぺーすとはこんとろーるきーを活用するといいぞ。それはしふときーじゃ!」
緑ユウレイジャーはいいなの指導に従い、熱心に使い方を覚えている。
「いいなちゃん、ミドリちゃんと何をしているのだ?」
「緑ゆうれいじゃーのねこったーあかうんとを作っておったのじゃ。自分のことを情報発信して、ねっとの世界で存在を認知してもらうのじゃ」
「面白い発想なのだー幽霊のつぶやきは気になるのださっそくフォローするのだ」
「あくまでも噂の範囲を出ない程度にとどめてやってもらうのじゃ」
「あかずの間の中では……電気やネットは使えるのですか?」
綾花の問いかけにはっきり首肯する緑ユウレイジャー。
「……案外快適な空間なのね」
パソコンに向かう緑ユウレイジャーに話しかける碧南。
「そうね、パソコンから交流を始めて、積極的になっていくのがあなたに必要なことね。パソコンがあれば話のネタも仕入れられるし、面白い知識を積んでいれば相手の印象にも残りやすいかも!」
「私たちも友達になりますから、これからたくさん交流していきましょう」
綾花も賛同する。緑ユウレイジャーはすっかり自信を付け、希望を見出し満足気だ。
「これで緑は落着じゃな」
「そろそろカレー組が黄色を囲んでご飯会をしているのだ、みんなであかずの間へゴーなのだ」
こうして緑ユウレイジャー確保。碧南・綾花・真央・いいなと並んで、仲良くあかずの間へ引き返していく。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
小西 秀昭
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年08月13日
参加申し込みの期限
2015年08月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年08月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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