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ふわりふる真珠、月の都の異邦人
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承:祭の町を行けば
見回りを終えた
呉井 陽太
が縁日の場所へ向かうと、そこは多くの人で賑わっていた。
(わぁ! これはこれで活気があっていいねぇ)
珍しい物もあれば、地球の縁日でも見かけたことがある物もあり、不思議と懐かしい気持ちが沸き起こる。
「これが『星ランタン』? すっごく綺麗だねぇ」
陽太が見つけたのは、ステキなランタンだった。星の光を結晶化した物を光源としており、壊れない限り使えるそうだ。
今日は縁起のいい日故に、お代は取らないのだという。陽太はお代をどう支払おうか考えていたが、それを聞いて少しほっ、とした。気に入ったデザインのを1つ貰い、早速手にすると……柔らかな光に心が穏やかになっていく。
(星の光を結晶化したものを使ってるなんて、浪漫たっぷりだよねぃ? この世界の人はすごく高度な技術を持ってるんだなぁ……)
眼鏡の奥で瞳を細め、職人さんすごいなぁ、と思っていると、側を通る者がいた。その姿を見た陽太の表情が僅かに引き締まる。
(あの子は確か……)
陽太は粘土細工をちょっとだけ突付き、見かけた小さな少年に放った。
前回、
色々あって
銀穣にひっかかれた
骨削 瓢
は、何の因果か銀穣に案内されていた。
(これはこれで好都合だよぃ)
なにやら企んでいるようだが、傍らの銀穣は気付いていないのだろう。朗らかな笑顔で色々と案内してくれる。一緒に行動しているのは転移に巻き込まれた
羽生 碧南
。彼女は「どれも面白そう!」と目移りしているようで、銀穣は彼女が逸れぬ様気遣っているため、瓢がいい笑顔をしている事に気付いていない。
「銀穣はん! こっちのは何かねぇ?」
「それは『キナコ玉』というお菓子です。中に黒豆が入っていて、甘くて美味しいですよ」
「そういうのもあるのね。おいしそう!」
瓢が内心でニヤついている事に気付かず、銀穣は元気に教えてくれる。碧南が黄色い声を上げれば銀穣は3人分のお菓子を頼み、振舞う。
(半年前コンプリした異世界乙女ゲー『シルヴェニアの天秤』に出てくる獣人族の騎士のアルザックに雰囲気そっくりなのよね、銀穣君! ルートでも一緒に市場へ出かけるシーンがあるし……。瓢君も瓢君で主人公のフォローをしてくれる妖精に似てるから益々雰囲気的にそっくりでテンション上がっちゃう!)
それを貰いながらも、乙女ゲーム大好き少女、碧南のテンションはうなぎ上り。銀穣はそんな様子に「お菓子とか好きでよかった」と喜んでおり、瓢は瓢でなにやら企んでいる。
「瓢殿、碧南殿。次はこちらもどうだろう? 喜んでもらえたらうれしい」
そう言いながら、銀穣はあちこちに案内してくれる。瓢は見つけた射的でなにやら見つけ、それを狙ってみたり、碧南は碧南で銀穣と射的で勝負したりと有意義な時間を過ごしていた。
「これ、いただけるかしら?」
尾鎌 蛇那伊
はたおやかな声で屋台の主に声をかける。と、恰幅のよい親父はにっかりと笑って回転焼きのようなものを包んでくれる。看板には『満月焼き』と記されていた。
「色男だねぇ、兄さん。蒼珠のひとかい? にしては力を感じる。貰火かい?」
「どちらだと思う?」
蛇那伊がくすっ、と笑うと親父はがははと「まぁ、どっちにしろいい男だ」と言いながら包みを渡してくれた。
礼を述べた蛇那伊はさっそく包みを開く。そして『満月焼き』を割ると、中から魚介の香りと、ソースらしき物の香りがして食欲をそそる。
「それ、おいしそうだねぇ!」
「美味しいわよ。1つどう?」
通りかかった陽太がぱっ、と顔を輝かせると蛇那伊は1つ分けてくれた。さっそく口にすれば、ハマグリのような身がぷりっとしていて美味しかった。よく見れば、この『満月焼き』を食べている人が多く居る。
「人気なのかしら?」
蛇那伊の言葉に、陽太は首を傾げる。と、屋台にまた一人の青年がやって来た。
志波 武道
である。彼は軽い調子で屋台の親父に話しかけた。
「こっちの辛そうなの、1こくださーい♪ あ、地球のお金って使える?」
「今日はお代なんて取らないよ。既に王様からたんまり頂いてるしよ。そいじゃ、『赤月焼き』でいいんだな? こいつは辛いぜぇ?」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
前回シナリオ
月夜に囚われし姫君を救え
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年01月25日
参加申し込みの期限
2016年02月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年02月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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