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季節はずれのきもだめし! 『日本ぞくぞくツアー』
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【困ったぜんぜん怖くない】
きもだめしの出発を控えた後木 真央は、春太郎とユキに写真撮影をお願いし、現場責任者に学校新聞への
掲載許可も貰っていた。
「後木さん、いきますよー。3、2、1」
ユキを抱き上げた真央に向けて、春太郎がスマホでシャッターを切ってくれる。
その他に、ユキと春太郎のツーショットを数枚、ユキのみの写真、春太郎とユキと真央の三人一緒のもの。
いろいろ撮らせてもらった真央はすっかり満足して、深々とお辞儀をした。
「ありがとうございましたなのだ! 『ぞくぞくツアー』は新聞でバッチリしっかり宣伝させて頂きますのだ!」
「こちらこそありがとうございました!」
お辞儀を返す春太郎の横で、ユキがわん! とひと吠え。
「後木 真央さーん、春賀 幽さーん、そろそろ出発です、準備お願いしまーす」
「はーいなのだー」
真央は相方の幽とガッチリ握手を交わし、スタッフから赤い懐中電灯と小型カメラ、お賽銭を受けとる。
「行ってらっしゃいませ! お二人とも、足元に気をつけて!」
春太郎とスタッフ一同に見送られ、真央と幽は出発した。
「ねぇねぇ、さっき幽ちゃんはスタッフさんに何を見せていたのだ?」
「ん? あぁ、あれは心霊写真ですよぉ。ボクんちは神社だし、たくさん来るんだよね。チラシに『フシギ体験をされた方はスタッフまで』って書いてあったでしょう」
赤い懐中電灯で顔を下から照らしながら言う幽に、きゃはは、と真央は笑った。
「宮司姿の幽ちゃんがすると、ちょっぴり怖くて刺激的なのだー」
「フフフ、でしょう?」
その後も二人で会話を楽しみつつ、夜の山道を歩く。
――そう。真央は普段使っている道だから、幽は心霊現象に慣れているから、という理由で二人とも恐怖心があまり無いのである。
「うーん、TVとしてはもうちょっとホラーな映像があった方がいいかもなのだ?」
一つ目のチェックポイントをクリアしたあたりで、真央は少し心配になってしまった。
「でも捏造はよくないですし、無理して怖がっても……」
幽はうーん、と腕組み。ちなみに、カメラに拾われないようにヒソヒソ小声である。
何か具体的な行動に移した方がいいのかと話し合う二人の行く先に、二つ目のチェックポイントが見えて
きた。
「よーし、二つ目なのだ。幽ちゃんはどこにつけるのだ?」
ランタンの置かれた机には、雪だるまとユキのイラストが描かれたバッジ。真央は左胸につけてから、幽の分を持って振り向く。
「カメラ持ってきもだめしするなんて、そういうホラー映画ありましたねぇ」
「そういえば……『登場人物がカメラで撮影した』っていう形式の、ドキュメンタリータッチの作品なのだ?」
幽に突然話を振られて不思議に思ったものの、真央は記憶を探って答えた。
「そうそう。君はどんなホラー映画が好きですかぁ?」
「うーん、そういえばこの前見たゾンビ映画がすっごい怖かったのだ。ハイキングの途中で雨宿りした廃屋に
ゾンビが封印されていて、若者たちを次々に惨殺! ゾンビの血を浴びた人間もゾンビになって、生き残りを
襲うという……!」
真央がぶるりと身を震わせると、幽がくすくすと笑いだした。
「ねぇ、そのゾンビってもしかして……こんな顔?」
「またまたぁ~、懐中電灯で照らすとか同じ手は」
食わないのだ、と言おうとした瞬間に、幽が真央の方を向いた。
ぽっかり空いた眼窩から涙のように鮮血がしたたり、髪はベットリと血で固まっている。頬の肉はずるりと
剥け、骨が覗いている、その顔。
「ギャアアアアアアなのだぁぁぁ!!」
真央の悲鳴を聞いた幽はニタァと笑うと、ゴフッと血を吐いて、跡形もなく消える。
あたりには生ぬるい風が吹き、キャハハ……キャハハ……と子供の笑い声が聞こえた。
「君! だ、大丈夫ですか?」
本物の幽が駆けつけ、腰を抜かした真央を助け起こす。
「途中で道に迷ってしまいまして、さっき急にこちらへの道が開けたんですよ」
「じゃ、じゃあ……今まで一緒にいた幽ちゃんは誰だったのだ?」
戦慄を覚えた真央は、幽に支えられ、映像で異常を察知したスタッフに付き添われて本部に戻った――が。
「うぉぉぉ! 本物の心霊現象にあったかもしれないのだ! 新聞で大特集するっきゃないのだ!」
一安心したとたんに力強く宣言する真央に、心配していた修たち友人はほっと一息ついたという。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
陣 杏里
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
ホラー
定員
15人
参加キャラクター数
11人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年08月04日
参加申し込みの期限
2015年08月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年08月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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