this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
季節はずれのきもだめし! 『日本ぞくぞくツアー』
1
2
3
4
5
…
7
つぎへ >>
【組み合わせと順番を決めましょう】
11月のとある土曜日。
七瀬 春華
はコートにマフラーに身を固め、色紙とサインペンを入れたバッグを肩にかけて、落神神社へと
出発した。毎週見ている番組『日本ぞくぞくツアー』のきもだめしに、ついに参加できるのだ。
指定された19:00の15分前に到着し、ツアーの案内人である天川 春太郎と、愛犬のユキ、番組
スタッフに挨拶。本部テントにある名簿に記入し、眼鏡を拭いて深呼吸する。
「あのあのあの、私、『日本ぞくぞくツアー』毎週見てます! 春太郎さんのファンです、サインを頂けますかっ!?」
言い終えて色紙とサインペンを差し出すと、春太郎の顔がみるみるうちに真っ赤になった。
「あ、ありがとうございます! これからも『日本ぞくぞくツアー』をよろしくお願いします!」
「こ、こちらこそよろしくお願いします!」
春太郎と春華がペコペコお辞儀をしあっていると、春太郎の後ろでスタッフが笑っている。
「春太郎君、サインサイン。女の子が待ってるから」
「あ、す、すみません!」
春太郎は手早く色紙にペンを走らせ、恥ずかしそうに春華に差し出すと、わん! とユキが一吠え。春太郎のウエストポーチからロープのおもちゃを引っぱり出し、春華の前に置いて尻尾をふった。
「ふふっ、ユキちゃんも待ってたの?」
春華はそっとユキの頭を撫でた。
「あの、良かったらユキと遊んでくれませんか? この子も喜びます」
春華に、春太郎の頼みを断る理由はなかった。
八神 修
が『日本ぞくぞくツアー』本部テントに友人の
伊賀 解理
と到着した時、時間はちょうど19:00だった。
「いち、に……全部で11人か。俺たちが最後みたいだな。伊賀? どうしたんだ?」
解理はトレードマークの白衣の袖をぎゅっとつかみ、心なしか顔色も青白い。
「ど、どうもしてないとも! きもだめし? こ、この僕が幽霊なんて怖がるとでも?」
「あー、うん。そうだよな」
震える解理の声を聞き、どうしたものかと修が考えていると、主催者側の挨拶が始まった。
「皆さん、始めまして。『日本ぞくぞくツアー』案内人の天川 春太郎とユキです。本日はご参加、まことに
ありがとうございます。これからきもだめしのペアと、出発の順番をくじ引きで決めさせて頂きます。ペアになりたい人がいるとか、ご希望がおありの方はこれからお伺いするスタッフにお申し付けください。可能な限り、
対応させて頂きます」
春太郎の話を聞いた修が、そうだ! と手を叩いたあたりで、名簿を持った女性スタッフがやってきた。
「本日はよろしくお願いします。俺は八神 修です。こちらの伊賀 解理さんと一緒のペアにしてもらえませんか?」
解理の手をとった修が頭を下げてお願いすると、女性スタッフは二人の手を見て、ニッコリ笑って
こう言った。
「あ、なるほど。了解しました」
名簿にペンを走らせ、ペコリと頭を下げる女性スタッフを見送る修。そんな彼の手を解理が引っぱった。
「八神氏、いったいどういうつもりだ! ぼ、僕と同じペアになりたいなどと!」
「どういうって……伊賀は緊張しているみたいだから、知り合いとペアの方がいいかなと思ったんだけど」
ぐぬぬ、という表情で二の句が継げぬ解理を前に、修はちらっと先ほどのスタッフを見た。
「ごめん。迷惑だったなら、さっきのスタッフさんにお願いしてくじ引きにしてもらおうか?」
「……いや。それには及ばない。せっかくの八神氏の気遣いだ。ありがたく受け取っておこう」
「そうか? どうもありがとう。今日はきもだめし、楽しもうな」
フンと鼻をならす解理と、笑いをこらえる修はガッチリ握手を交わした。
同じ頃。
黒滝 竜也
は少し困っていた。
なぜかというと、きもだめしに参加しようと一緒に来た
酒浸 朱蘭
の和服が、ちょっと崩れていたからだ。
本日の朱蘭は、矢絣の着物に海老茶の女袴という装い。足元はブーツ、首にはマフラーで寒さ対策もばっちりな女学生、なのだが。
(なんだか……帯が緩んでるような気がするな)
それに。
「朱蘭、人前で酔っ払うのはよくない」
「あははー大丈夫大丈夫! あたしはほら、あれだよ! 空気と水があれば酔える体質だから。それに、ろっこん水は水なんだし、法的には問題ないって」
朱蘭のろっこん『似非バッカスの施し』は「容器の液体を飲んだものは酔うことができ、味は変わらない」という能力なので、今まで酒を飲んでいるのかと思った人間は、みな首をかしげるしかないのだ。
しかし。
今日はTV番組の収録である。
未成年と思しき人間が、ペットボトル片手に頬を染め、なんて有様を撮影されるのはよろしくない。
「水だからいい、という事じゃないだろう。それに、山道を千鳥足では危ないぞ……っと」
いい気分でよろめいた朱蘭を竜也が受けとめた時、『日本ぞくぞくツアー』と書かれたスタッフジャンパーを来た女性がやってきた。
「こんばんは。あの、お名前を教えていただけますか?」
「うおわぁっ!?」
朱蘭とくっついているところを見られ、竜也は慌てて姿勢を正し、名乗った。
「えーと、黒滝竜也さんと酒浸 朱蘭さんですね。きもだめしのペアはご一緒でよろしいですか?」
「はい? えーと、それはどうして」
名簿に書き込む女性スタッフの声に、竜也は疑問の声を上げてしまった。
「いえいえ、分かっておりますとも。男女お二人で参加される方は、大抵ペアをご希望されますから。どうぞ
きもだめしをお楽しみくださいませ」
女性スタッフは、竜也と朱蘭の名前を○で囲み『ペアで』と書き添えると、二人に一礼して去った。
「なんだよー、竜也。そんなにあたしと行きたかったのかー? うい奴よのぅ」
口をぽかんと開けてスタッフの背中を見送る竜也に、いい感じに(水で)出来上がった朱蘭がしなだれ
かかってくる。
竜也はため息のかわりにこっそり呟いた。
「まぁ、いいか。もともと、朱蘭はちゃんと守るつもりだったんだ」
そんなこんなで事前申請のペアは決まり。
後は他の参加者のペアと、きもだめしに出発する順番を決めるのみである。
くじ引きでペアを選び、決定した5組に一列に並んでもらう。
そこに、中身の見えない箱から春太郎が番号付きのボールをつかみ、ユキが好きなペアのもとへ持っていく、という方式で順番は決定する。
「さぁ、これが最後のボールだよ」
たくさんの人に遊んでもらい、ご満悦のユキは尻尾をふりふりボールを運ぶ。
「皆さま、ご協力ありがとうございます! 今、きもだめしのペアと出発の順番が決定しました!」
春太郎がそう告げると、スタッフが大きな一覧表を持ってきてくれて、ライトが下から照らし出す。
1番
朝鳥 さゆる
七瀬 春華
2番
黒滝 竜也
酒浸 朱蘭
3番
後木 真央
春賀 幽
4番
伊賀 解理
八神 修
5番
城山 水樹
ジェレミア・ベルトーニ
御剣 刀
最初の組の出発は、ペア決定から15分後の19:45分となった。
いよいよ『日本ぞくぞくツアー』きもだめしのスタートである。
1
2
3
4
5
…
7
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
季節はずれのきもだめし! 『日本ぞくぞくツアー』
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
陣 杏里
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
ホラー
定員
15人
参加キャラクター数
11人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年08月04日
参加申し込みの期限
2015年08月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年08月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!