あれたべたいな、これたべたいな!
うぬ、そのおねがい、かなえましょう!
む、むぅ……すまない
(差し出された手を握り、ふと匂いに気づいて)
もしかして、既に調理開始していたのかい?
来て早々なにやってんだお前は・・・ほら、立てるか?
(そのまま普通にこっちにくると思ってたらいきなりこけたので呆れたような表情で歩み寄り、既に少しだけ甘い香りのする手を差し出す)
いやはや遅れてすまんね……ふぎゃぁ!
(やや慌てて行こうとしたら例のごとくこける)
ん・・・おう、来たか
(あんまり急いで作っても仕方ないので計量しながらのんびり作業してると扉が開いたのでシガレットチョコを咥えたままそちらに向く)
ここでいいんだよな? 全く彼は足速すぎじゃないかね?
(ぶつぶつ言いつつ到着)
・・・仕込みだけでもしとくか
(ちょっと待ってみたが暇になってきたので袋をあさり、材料を取り出して道具とかを洗う)
んー・・・とりあえず生地、と
(食材のついでに買ってきたシガレットチョコを口に咥えると生地作り開始)
(材料の入った袋を持って入場)
手ぇ痛いなチクショウ・・・
(包帯の手にめり込みつつある袋をテーブルに置いて軽く手を振る)
(ひょいと台所を覗き
うん、よかった。
まだあるわね…。
食べたいって言ってくれる人がいるのは、嬉しい。
口に合うといいけれど。なんて…。
ちゃんと味見したもの。
大丈夫、大丈夫…。
そんな事思うなんて普段の私らしくないわ。
弱気になるのは、あそこだけで充分。
(クッキーの入った籠を大切そうに抱え、台所から退出
久し振りのお菓子作りが楽しくて
つい作りすぎたわ…。
ここに置いておけば誰か食べるわよね。
(【誰でもお好きなだけどうぞ】
と書かれたメモと共に
大量の花、ハート、星型のクッキーが入った籠を置いていく。)
さてと、今日は白湯麺でも作るか。
(色々と野菜斬ったりラーメンゆでてたりしている)
よし、これでOKだ。
(台所にて。ひたすらに、ただ一筋に白飯を握る男が一人ありけり
そう、今の俺はおにぎりを量産するマシーンと化している。にぎにぎ。
米はやや硬めに。余熱でやわらかくなる事も考慮して水は少なめに炊き、
にぎりは硬すぎず、それでいて崩れない程度にふんわりと、三角型に)
………。
(ひとしきり量産して、一息。目の前には大量のおにぎり)
【朝飯でも昼飯にでも好きに食え。一個百円】
(と書置きと一緒に残された多量のおにぎり。具は鮭・昆布・野沢菜山葵。お好きなものをどうぞ)
民間療法でナメクジを生で食べると心臓病に効くとか言われてるけど・・・寄生虫があるから危険よ
あと触ったらきちんと手を消毒すること、じゃないと下手すれば死ぬわ
ちなみにカナダとかじゃ食べてるみたい
塩水を煮沸させたのに入れて、しっかり加熱してから食べる事、良いわね?
ナメクジ……興味深いわね。
あんなおぞましい生き物、
よく食べようと思うわね…。
お腹下すんじゃない?
今……何だって?
まあ、奴らも貝っちゃあ貝だし、お仲間さんにゃエスカルゴもいるわけだから、食えないこたぁないだろうが……誰かついてってやった方がいいのかねぇ?
にゃふふふふ、小麦粉にんにくオリーブオイルに一味、鉄のフライパンと鉈持ってナメクジハントに行ってくるのだ、ナメクジステーキ楽しみに待ってるのだー! ←怪しいことを叫びながら台所を飛び出した
小麦粉の袋、借りてくよー!
お邪魔します・・・
鶏小屋で取れた卵を持ってきたわ。
よかったら料理に使ってください。
立花か。俺は篠木昴…よろしく頼む。
(背中を見送りつつ)
美味そうだったな、後で食いに行こうかな。
(手を洗い)
さてと…とりあえず思うままに魚の処理をしてみようか…たぶんボラだろう。
(エラをこじ開けて包丁で切り裂いてバケツに戻して血抜き、動きが止まったところでまな板に乗せて鱗を落とす。
流水でぬめりを皮から落として腹を開き、内臓を取り出し、器用に三枚におろす)
…久しぶりにやったが、悪くない。
刺身か、焼くか…焼こう、塩焼きだ。
(フライパンにサラダ油を引いておろした塩を振ったボラの身を焼き始める)
そういえば中骨はどうするか…ヘソが食えそうな色してたのであれは薄切りにしてゴマと醤油で和えればいいかな。
中骨と他の内臓は…使い道が浮かばない
まぁいいか
(焼きあがったボラの身をさらに移し、薄切りにしたヘソをゴマと醤油で和えて皿にのせる)
調理してる姿はあまり人に見られたいものではないな。
(箸で焼いた身とヘソを一口ずつ口に入れ)
まぁ、こんなもんだろう。
向こうにもっていけばいいんだったか?
(大部屋の方へ皿を持って行き)
でもあたしも迷ってはいられないものね。(手をよく洗い)
消費期限迫ってる豆腐、安かったから大量に買ってきちゃったし。
(レンジを使うとまずいので予め長方形を保ったまま薄めに横から切って丁寧に大半の豆腐の水気をとってから一部別に分けた豆腐をボウルに入れて手でぐちゃぐちゃ潰す。
他の材料に比べると少し高かったもののはしごして安めに買ったツナ缶を一缶、マヨネーズと胡椒を潰した豆腐共々一つに混ぜ合わせたらツナマヨ豆腐ソース完成。水を切って置いた豆腐に小麦粉を薄くまぶしてからサラダ油をひいてよく焼く)
豆腐ステーキ完成、っと。…で。
(台所が狭いので一旦がちゃがちゃ片づけてしまってから茄子と胡瓜の味噌汁も作り始め)
ちょっとみょうが手に入らなかったんだけど我慢してもらうしかないな…。
(くるりと2人の方振り返り)
えっと、あたし台所班で買い出し班の1人でもあるからまた台所とか外とかでも会うと思う。
その時はまた声掛けてね。大部屋にこれ持ってくから2人とも気が向いたら食べてくれると嬉しい。
それじゃ、また。
(女子にしては少し背が高い程度の身体、その何処にそんな力があるのかと言うレベルだが片腕で鍋の持ち手を、もう片方の手、半ば手と肘で抱える様に積み重ねられた豆腐ステーキの乗った大皿を抱えて台所を後にし)