あれたべたいな、これたべたいな!
うぬ、そのおねがい、かなえましょう!
なぁぁっ!? ば、ばばばば馬鹿かね君は! 馬鹿かね君は!
そ、そそそそんなハレンチ極まりない格好、いくらき、君の頼みだからってで、ででできるわけないだろぉぉぉぉ!
(まるで予想だにしない要望に顔を真っ赤にしながらバシバシと皇氏を叩きまくって)
ん?そうだな、それもいいと思うが・・・うーん・・・じゃあ男の夢、裸エプロンでもしてみるか?
(別にそれでもよかったのだが同じ願いじゃ面白くないので少し考えてからとんでもない事を言い出す)
うぐぐぐ……と、ところでだが、君が、もし、万が一僕に勝ったら何をして欲しいんだね?
よもや君の方から僕に抱き枕になれとは言うまいね?
(聞かれるばかりじゃ癪と思ったのかこちらも同じ質問をぶつける)
冗談だって。しかしそんな力いっぱい否定されると傷つくな
(慌てる様子にくっくっと笑うと生地をテーブルに並べ、ラップを解いて状態を確かめる)
ファ!? だ、だだだ抱き枕だと!? そ、そそそそんな事望むわけないだろうに!
そりゃ、結構前に部屋で一緒に寝たことはあるけどあの時はベッドが狭かったから仕方なく密着したのであって別に他意とかそういうのはなかったあぁなかった……って、そ、そういうことじゃないだろう僕ぅ!
(突然の提案に混乱して色々口走って)
ん、まぁそれならそれでいいんだが。そうだな・・・抱きまくらになれとか?
(他にないと言うのならそれで決定でいいので他になにかと言われると少し考えてからそんな事を言い出す)
ん? 今なんでもいいって……じゃなくて!
ほ、他に考えが浮かばなかったんだ……というか、君は一体どんなことを頼まれると思ってたんだい
(ムゥっと不満顔で聞き返して)
そんなことでいいのか?なんでもいいんだぞ?
(もっと凄いこと言われると思ってたので逆に驚き、ラップに巻いた生地を持ったまま振り返る)
ふむぅ……そ、それじゃあ、その、負けたほうが勝った方にご飯を奢るとかそういうのはどうだろうかな?
(少し赤面して俯きつつ提案)
なんでもいいぞ。ただ、学生の身なんであんまり金がかかることは勘弁願いたいな
(なんでも構わないと言いつつ時計を確認し、カップを置いて冷凍庫に向かう)
そうだなぁ……なにがいいか……なにが、ふうむ……
(いざ何がいいかと言われても急に浮かばず思案顔)
うん、そうだな。なにがいい?
(こっちは余裕というか至って普通な様子で紅茶飲みながら首を傾げる)
よぉし、いいだろう。だがタダで勝負しようってわけじゃあないね?
(余裕たっぷりな挑戦的な笑みを浮かべて応じる)
へぇ、そうなのか。じゃあ今度テストの点で勝負でもしてみるか?
(疑うわけではないがそんなに自信があるならと紅茶を一口飲んで一つ提案してみる)
むっ、失礼な。僕はこう見えてしっかり勉学はできるんだぞ。ただの眼鏡と白衣着ただけのちびっこだと思わないでくれたまえ
(スプーンでかき混ぜると美味しそうに飲み始める)
・・・頭脳派()かどうかはともかく頭良さそうには見えるな、実際はどうか分からんが
(すげぇ入れるなこいつ・・・と思いつつどっさり入れるのを見守る)
ふふふっ、こう見えても僕は頭脳派()なんだ。だから常に甘いものを補給しないといけないのだ
(砂糖とミルクをどさっと投入しながらものすごいドヤ顔で言って)
はいはいっと・・・こんなもんか?にしても結構甘党だな
(言われたとおりにいくつか持ってくると椅子を2つ引っ張ってきて腰掛け、自分はストレートのまま口をつける)
まあ、それもそうだね……砂糖か、じゃあもらおうかな。あとクリームももらおうかな
(少し考え込んでからそう答えて)
持つ?あぁいや、ここで飲めばいいだろ。幸い椅子もあるしテーブルもある。っと、砂糖とかいるか?
(さっきまで作業してたところにカップを2つ置くと、そういえばと首を傾げる)