あれたべたいな、これたべたいな!
うぬ、そのおねがい、かなえましょう!
立花か。俺は篠木昴…よろしく頼む。
(背中を見送りつつ)
美味そうだったな、後で食いに行こうかな。
(手を洗い)
さてと…とりあえず思うままに魚の処理をしてみようか…たぶんボラだろう。
(エラをこじ開けて包丁で切り裂いてバケツに戻して血抜き、動きが止まったところでまな板に乗せて鱗を落とす。
流水でぬめりを皮から落として腹を開き、内臓を取り出し、器用に三枚におろす)
…久しぶりにやったが、悪くない。
刺身か、焼くか…焼こう、塩焼きだ。
(フライパンにサラダ油を引いておろした塩を振ったボラの身を焼き始める)
そういえば中骨はどうするか…ヘソが食えそうな色してたのであれは薄切りにしてゴマと醤油で和えればいいかな。
中骨と他の内臓は…使い道が浮かばない
まぁいいか
(焼きあがったボラの身をさらに移し、薄切りにしたヘソをゴマと醤油で和えて皿にのせる)
調理してる姿はあまり人に見られたいものではないな。
(箸で焼いた身とヘソを一口ずつ口に入れ)
まぁ、こんなもんだろう。
向こうにもっていけばいいんだったか?
(大部屋の方へ皿を持って行き)