……ん。
人波が肌に合わない奴らの居場所って所か。
吹けば散る溜まり場。生徒会に目をつけられるような事はご法度な。
後は好きにすればいい。寝ぼけて風邪だけはひくなよ。
そうだといいな…。
(はにかんで
僕が知っている人かな…。
僕の力で少しでも、気持ちを軽くしてあげることが
できればいいのだけれど…。
(服のポケットからベルガモットの葉を取り出し
「昴君の心も癒せますように」と願いながら
そっと目を閉じ祈る。
花言葉は「安らぎ」
うまく行けば安らぎの効果が得られるかもしれない。)
お母さん、なの?
昴君は男の子だから、お父さんじゃ…?