片隅に存在する色取り取りの薔薇の造花で
飾り付けられた小さな木小屋。
首に赤いリボンを結んだ
エミリーという名の
赤い目をした白兎が飼育されているようだ。
小屋に扉はなく、兎がいつでも出入り可能になっており
それ故、小屋に家主が不在なこともある。
気まぐれで我儘、そして甘えん坊な兎の性格は
誰かに似ている様にも思える、かもしれない。
(そっとうさぎに近づきしゃがみ込み、ニンジンを食べるうさぎを観察)
随分熱心に食べてるねぇ、うさぎさん・・(冴来さんの方に自然に目をやり静かに微笑み
(差し出されたニンジンステックを一心不乱に食んでいる)
はい、どうぞ。
沢山食べて元気に長生きしてね。
(汚れることも気にせず地面に座り
白兎にニンジンステックを差し出す)
*リセット
…久々に会えて、よかったって、もふもふも、言ってる…
あ、うん…
【ドキドキしながらそっとエリーヌの頭をなでる】
……エリーヌは、さらさら、だな……
うん、きっと…たまに、もふもふを、飛ばしたり、するけども…
…エミリーは、多分、おてんぱ、だよな…
ありがとう。
えへへ。
もふもふちゃんふわふわ…。
(差し出されたもふもふを優しく撫でて
嬉しそうに微笑む)
勘助君も良かったら、エリーヌの事を撫でてあげて。
(白兎のぬいぐるみをそっと差し出す)
一緒にお昼寝を…?
エミリーはきっと、もふもふちゃんの事が好きなのね。
うん、いいよ…
【そっと、もふもふを差出し】
…この前、もふもふと、エミリーと、眠ってた、気がする…
そうなのね。
僕も早く会いたいな…。
勘助君。
僕ももふもふちゃんを撫でてもいい?
うん…この前、少しだけ、遊んだことが、ある
ちょっと、イタズラも、するけども…とても、ふわふわで、かわいい子
お花の、良い香りがして、ずっと、側に、いたくなる…
【もふもふの背中をなでながらそう呟く】
うん。ありがとう。
(嬉しそうに勘助さんの隣へ座り)
勘助君はエミリーと会ったことがあるの?
そっか……
【エリーヌに近づいて】
……はじめまして、俺、勘助。こっちは、もふもふ……よろしく、な……
【とエリーヌに声をかけるように自己紹介】
……そう、だな。一緒に、待とうか
【縦に頷いた後、そっと地べたに座る】
うん。僕のお友達のエリーヌなの。
よろしくね。
(ほんわりと微笑み
ぬいぐるみの手を取ってちょこちょこと動かす)
待っていたら帰ってきてくれるかもしれないし
僕達はもう少しここで待ってみようかな。
勘助君ともふもふちゃんも、良かったら一緒に…。
そう、だったのか…残念、だな…せっかく、人参、持ってきた、のに…
【しょんぼりしつつ、もものうさぎのぬいぐるみをみて】
…その子、前言ってた、えっと、確か…エリーヌ…?【と首かしげて】
あ…勘助君。こんにちは。
姉様がうさぎさんを飼っているって言っていたから
会いにきてみたの。
でも、今はお出かけしているみたい…。
(残念そうに微笑み、腕に抱いたうさぎぬいぐるみの頭を撫でる)
……あ、もも……えっと……こんにちは、どうしたの……?
【もふもふと人参一本を手に首傾げ】
エミリーいるかな…?
(白兎の縫いぐるみを抱いて小屋の中を覗いている)
(もふもふに身を寄せ、すりすりもふもふ)
……もふもふも、膝の上で、寝たいのか?
【と片腕を伸ばして、もふもふを掴み、膝上にいるエミリーの隣に置く】
(勘助さんの膝の上で
心地よさそうに頭を撫でられながら
もふもふをじっと見つめている)
全く、君は、甘えん坊さん、だな…
【地べたに座り込んだ後、勘助の目の前にもふもふを置く】
【さらにエミリーをそっと拾い上げ、膝に置いて頭を撫で始める】