月光が差し込む静かな夜。
白い月の光に照らされた泉は
より神秘性を増して見える。
ある少女は静かに語る。
「夜になると月の女神様も時々ここへやってくるのよ。」
*夜の雑談トピックです
*独り言や探索にもどうぞ
寺の住職さんとかなら知り合いがいたりとか、結構気軽に話しかけたりするけどね。
同じ陰陽師だって人は見かけたことないかな。
その気持ちはわからなくもないなぁ。
好きなように過ごせれたらいいのにね。
まぁ僕は好きなように過ごしてるのが今なんだけどさ。
1人が嫌いなわけではないかなぁ。
ただ1人で静かにするよりは、誰かといる方が好きっていう感じ……なのかな?
天秤にかけたら、1人より1人じゃない方にやや傾く感じかな。
ふぅん。
陰陽師さんって同職の人と繋がりが深いんじゃないかって
勝手に思っていたけどそんな事もないのね。
ゲームするのって楽しいしね。
いつも真面目にしているのって疲れちゃうし。
できる事なら、ずっと遊んで暮らしていけたらいいのに。
…一人でいるのは寂しい?一人は嫌い?
他の陰陽師にあったことないからなぁ、どうなんだろうね。
でも面白いゲームがいっぱいあるんだから、他の陰陽師がいても絶対やりそうだと思うなぁ。
(同じように楽しげに笑う)
お客さんもだけど、ご近所さんの家とかもかな。
1人でいるよりは誰かといる方が好きだから、ついつい上がり込んだりしてしまうんだよね。
うん、面白い。
他の陰陽師さんもそうなのかな。
それとも白露さんだからかしら。
(心から楽しそうにくすくすと笑い)
そうなの。
泊まるって、例えば何処に?
お客さんのお家?
がっつりやるわけではないけど、色々あって見るのは楽しいよね。
陰陽師が陰陽師を題材にしたゲームをしてたら面白くないかい?
(くすくすと笑いながらそう答える)
その日の気分で帰らずに泊まることもあるからね。
基本的には帰るようにはしてるつもりではあるけど。
じゃあ最近人気のあるソーシャルゲームもやってたりするの?
その陰陽師姿のままで?
(冗談交じり、楽しそうに笑って)
荷物置き場か…。
家にはあまり帰ってないの?
陰陽師でも時代に取り残される理由にはいかないからね。
(そう言いながらとても楽しそうに笑う)
一応旧市街の方に家を借りてるかな。
といってもほとんど荷物置き場みたいになってるけどね。
…少しだけ。
(そう言って少し笑う)
私、シーサイドタウンの方に家があるの。
白露さんは何処に住んでるの?
(少しだけドヤ顔を見せながら)
驚いたかい?
(そう口にしながら軽くスマホを振る)
これでいつでも連絡がとれるね。
………。
(スマホを取り出す姿に一瞬ぽかんとした表情を浮かべる。
所持しているだろうとは考えていたが
実際に陰陽師姿の人物が最新テクノロジー機器を取り出すのは
少々衝撃的だったらしい。)
あっ、うん。そうしましょ。
(自分も洋服のポケットからスマホを取り出す)
持っているよ。
連絡出来ないと不便だからね。
(裾からスマホを取り出し)
んー、とりあえず電話番号もメールも交換しとくかい?
ん、じゃあ明日。
…連絡とかどうしよう。
白露さん、スマホとか携帯とかそういったものは持ってるの?
(ふと気になり尋ねる。
現代ではそういった類のものを所持していない人間の方が珍しいが、念の為)
僕はやりたいときに占ってお金を稼いでいるからね。
いつでも暇みたいなものだよ。
お嬢さんに明日の予定がなければ、明日にだって行けるよ。
うん。
…遊園地は夢を見せる場所だけど
人から忘れられてしまった遊園地は眠って夢を見ているの。
夢は異界と通じやすくて、物語の中の不思議の国も
夢の中の世界だった。
夢と現実の境目が曖昧な場所なら、もしかしたら。
行きたいけど、いつ行こう?
白露さん、明日お仕事は?
そういわれるのは嬉しいよ。
僕は自分勝手、自分中心のやりたいようにやりまくってると思っているからね。
お嬢さんからやさしいと言われると、少し気恥ずかしいね。
(少しも恥ずかしそうにしていない笑みでそう答え)
不思議の国と、人に楽しい夢を見せる遊園地には通ずるものがあるかもしれないね。
案内人は僕らにはいないけれど、突撃訪問したって笑って歓迎してくれそうだ。
よし、ではまず最初に遊園地に足を運んでみよう。
(楽しげに笑いながら、彼女の意見に同意する)
そう?
私には貴方が優しい人に見えるけど…。
少なくとも私にはとても優しい。
んー…。
いざ入り口を探すとなると
どこを探すべきかというのは難問ね。
お話の中なら時計うさぎが案内してくれたけど
私達には案内人がいないから。
白露さんは何処に入り口があると思う?
…私は遊園地に行きたいな。
遊園地は、人に夢を見せる場所だから。
(「難問だ」と言いつつも、然程悩んでいる様子はなく
楽しげな声と表情で「遊園地に行きたい」と。)
んー……僕は自分だろうとお嬢さんだろうと
痛い思いをしたりされたりするのは嫌だなあ。
大体は好きにすればいいって思いはするんだけどね。
お嬢さんみたいに優しくはなれないからなぁ、僕は。
それじゃあ決まりだ!
まずはどこを見に行こうか。
お嬢さんが言ってた廃墟を見て回るのもいいし、
この山を見て回るのもいい。
どうしようか。
(嬉しそうに微笑みながら楽しそうに話す)
普通はそうなんじゃないかな。
私も痛いのや怖いのは嫌だけど、自分だけなら我慢できるし。
場合や程度にもよるけれど、私がそういう目にあうことで
誰かが辛い思いをしなくて済むのなら
私はもう、それでいい。
白露さんがいいなら一緒に行きたい。
貴方と一緒なら、見つかっても見つからなくても
きっと楽しいだろうから。
貴方と一緒に遊びに行きたい。
(彼の提案に嬉しそうに笑って答える)
本当かい?楽しみだなあ。
繊細なんだね、お嬢さんは。
僕は自分に面倒事がこないように、って考えてしまうなあ。
どちらにせよ、怖いのも痛いのも勘弁してほしいかな。
なら今度一緒に探しに行ってみようか。
案外すぐそばに入り口があるかもしれないからね。
どうかな?
(少女に笑いかけながらそう語りかける)
この山に通っていれば白露さんもいつか会えると思う。
同じ人ばかりなのは…確かに。
(楽しげに笑う彼につられて笑い)
面倒ごとが嫌というより、怖いだけかな私は。
ただ怖いだけ。人は残酷な生き物だから。
…うん。
ああいう世界があるのなら行ってみたい。
そこにずっといるのは無理でも、一度でいいから行ってみたい。