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<鈴島海賊の秘宝IV>伝説の島リ・ウグウ
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●さらば、リ=ウグウ
紅梟号では皆、甲板に鈴なりになって、沈みゆくリ=ウグウの島を見守っている。
島は、揺れては崩れ、揺れては割れながら、白い泡の渦にのまれつつある。
「宝の島、ばいばい、なのだ……雷鶏は真央ちゃんがしっかり猫鳴館で繁殖させるのだ……」
赤猫リュックを背負った
後木 真央
が合掌する。時子はリュックの中に突っ込まれた不憫な雷鶏にあれやこれやと話しかけていたが、やがて異変に気付いた。
「大変です……! 雷鶏さんが……!」
「さーて、この後は何が起こるのかねェ」
リ・ボーン号のマストに上って、瓢は不幸の未来を示すという亡国の手帳を読もうとした。だが、捲っても、捲っても、そこにはなにも記されていない。ただ色褪せた白いページがあるだけだ。
と、甲板にいた囚人たちから慄きの声が上がった。
彼らは、指の先から砂粒のようになって姿かたちを崩しつつあったのだ。
「こいつぁいったい……?」
がくん、と船の動きが止まる。まるで崩れゆく島が伸ばした見えない手に引きずられるかのように。
先を行く紅梟号の甲板から、金銀財宝が投げ捨てられた。ジュニアスに貰った宝の数々だ。
八神 修
が手を伸ばして叫んでいる。
「骨削! こっちの船に飛び移れ!」
「いやなこった! 船も宝も捨てろってのかい?」
「そうだ! 時空の揺り返しは島も宝も飲み込むだろう。島の品物は脱出のブレーキになるに違いない。宝は捨てる! 諦めるんだ!」
そう言う間にも、囚人はひとり、またひとりと消え、紅梟号とリ・ボーン号の距離は開いてゆく。
見かねたマウルがロープを投げた。
「掴まれ!」
瓢は逡巡した。が、それも僅かな間だった。幽霊船の船長になるのはもっと人生を楽しんでからでいい。
こうして、瓢とボグルを回収すると、紅梟号は速度を上げ、頭上の青い大渦へと身を躍らせた。
船は回転し、揺さぶられる。
紅梟号を導いてくれていたニコのタートル号は、この渦の中、どんどん遠く見えなくなった。
皆の意識も回転し、揺さぶられ、遠くなり――
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
前回シナリオ
<鈴島海賊の秘宝III>海へ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
神話・伝説
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年07月28日
参加申し込みの期限
2015年08月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年08月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
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