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【みんなで"くっきんぐ"!】
恵御納 夏朝
、
花厳 望春
、
サキリ・デイジーカッター
、
篠崎 響也
の四人は星型にクッキーとゼリー、そしてフルーツづくりに挑戦していた。
「それでね、おれんじじゅーすにおさとうをまぜて、ぜらちんをおみずでとかしたものをチンしたものにまたまぜるの」
夏朝はリンゴジュースとオレンジジュースで二種類の味の星形ゼリーをつくろうとしていた。
「おほしさまとかキャンディーのかたち、かわいいよね」
望春は響也と一緒に星やらキャンディやらの型でクッキーの型抜きを行っていた。既存の型だけでなく、手でこねてオリジナルのかたちをつくったりもする。
「できたら、いっしょにたべような」
響也も慣れない手つきで一生懸命にクッキーの型を抜いていた。
「おれたち、もうともだちだもんな」と響也が何気ない口調で言って、
それに望春が少し驚いたような顔をしてからにっこり笑って「うん」と、頷く。
しかし、そこではたと気がつく。
「あれ、でも、これどうやってやけばいいんだろう?」
幼い望春にはまだオーブンをつかって生地を焼くという発想まではなかった。
「くだもののカットは、ぼくがやろう」
サキリは子供とは思えない手つきでナイフで果物を星形にカットしていった。
型やその他の器具いらずのナイフさばきに周囲からは「おおっ」と感嘆の声が漏れる。
さらにサキリはホットプレートを引っ張り出して、クレープづくりも提案した。
もっとも、そっちの方はナイフの扱いのように上手くはいかず、料理の本とにらめっこしながらの作業ではあったが。
「あとはパットにいれて、れーぞーこでひやすだけ」
やがて夏朝がゼリーの材料を流し込んだパットをもって、冷蔵庫に移動していく。
冷蔵庫の付近ではさきほどまでおにごっこをしていたグループが生クリームや果物などをつかってプリンにデコレーションを施している最中であった。
* * *
御剣 刀
は先刻のマリー・アントワネット発言を有言実行するためにボウルに入ったクリームを一生懸命にかきまぜていた。
「あれ、おかしいな? うまくいかないぞ」
小さくなった刀は難しい顔をしながら、おもいきりボウルの中身をかきまぜる。
と、そこにまた「らんらんるー♪」とあやこちゃん(
白沢 絢子
)がやってきて、
「そういうときはね、れーぞーこーでひやすのよー」
「そうか、ひやせばいいんだ!」
小さくなってもやはり先生のあやこちゃんは生クリームをあらゆる食材にもりつけながら、困っている子供達に的確なアドヴァイスを与えていく。
「せんせい、あかりにももっと生クリームくださいなの!」
「あ、せんせい、おれもおれも!」
「はいはい、けんかしないでー♪ なまくりーむはまだまだたくさんあるなのよー♪」
なかには
橘 明里
や
楢木 春彦
のように、ひたすら食に対する飽くなき探求心を燃やし続けるものもいたが。
* * *
ロベルト・エメリヤノフ
と
澪乃 澄佳
は"リアルおままごと"と称して、包丁でひたすら食材の皮を剥いたり、果物のヘタを取ったりしていた。
「ねー、"みおの"。りんごの"しん"って、どーやってとるの?」
「じゃあ、あたしがやってみせるから、ロベルトくんはよくみてるんだよぉ?」
澄佳は、少しお姉さんであることを意識した口調で言うと、するすると上手に林檎の皮を剥いて、さらにはストンとそれを四等分し、最後にくるんと包丁をまわして、リンゴの芯をくりぬいた。
「おおっ! みおの、すごい! まるでまほうつかいだね!」
ロベルトは瞳をきらきらと輝かせて、本当に魔法を見ているような顔つきで言った。
「べ、べつにどってことないよう。じゃあ、あたしがちゃんと見ててあげるからロベルトくんもやってみて」
澄佳が言うと、ロベルトは「よーし!」と腕まくりをしてそれに挑戦しようとするが、
「あれ? んん? あれれ? ねー、みおの、ここからどうするんだっけ?」
いまひとつ要領が呑み込めず、ロベルトはもう一度澄佳に助けを求める。
「しかたないなぁ。もういっかいやるから、ちゃんとみとくんだよぉ? ふふっ、それにしても、やっぱりおりょうりってたのしいねぇ!」
いつしかすっかりお姉さんぶることを忘れて純粋に料理を楽しんでいる澄佳をみて、ロベルトはしばしぽかーんとしていたが、それはそれで楽しいので黙って見ていることにしたのだった。
* * *
「ううっ……うぐっ……うぅっぁああああああーーーん!!!」
そのとき、あやこちゃんの視界に、大声でえぐえぐと泣いている
羽生 碧南
の姿が飛び込んできた。
「あらー?」
あやこは慌てて碧南のもとに走っていく。
「どうしたの? なんでないてるの? なまくりーむつけていじめられた? まあ、なんてひどいっ!」
急にお姉さんぶってぷりぷり怒るあやこちゃん。
いじめられている子供を放っておけないあたりやはり小さくなっても教師の鑑――って、ちょっと待て
それやったのお前だろ
。
だがしかし、もちろんそんなことを気にするあやこちゃんではなかった。
「だいじょうぶ♪ せんせーがいいものもってきてあげる♪」
せんせいという自覚はかろうじて残っているのか、あやこちゃんは「らんらんるー♪」とすきっぷしながらほとんど直感的に冷蔵庫に向かっていた。
冷蔵庫の中には講習に参加した全員に振る舞っても余りあるほどのプリンが並んでいた。
あやこちゃんは、中に保管されていたぷりんを二つ取り出すと、また碧南のところに戻ってきた。
「はい、これあげる! なまくりーむはぷりんのあたまにつけるのよ~♪」
あやこちゃんは、プリンにこれでもかというぐらいの生くりーむを乗せると、はいっとそれを碧南に差し出した。
「……?」
碧南は最初ぽかんと涙を浮かべたままそれを眺めていたが、ニコニコしながら自分を真っ直ぐに見つめてくるあやこちゃんに促されるようにして、スプーンでぱくりと一口食べた。
「……おい、ちい……」
次の瞬間には碧南の表情からは涙の気配が消えていた。
「んふふ、らんらんるー♪ あまいものは、ひとをしあわせにするのよー♪」
あやこちゃんはちょっと得意げな表情で、幼児にはちょっと難しげなことを言った。
しかし、それはやっぱり幼児にはちょっと難しかったので、
「あ、せんせー、ズルい! おれにもプリンちょうだい!」
「はいはい! あたしもプリンになまくりーむのせたいの!」
「おれも!」「あたしも!」「ぼくも!」
と、瞬く間にたくさんの幼児が生クリームとプリンに群がってきた。
「…………」
あやこちゃんはそんなみんなの様子をしばし呆然と眺めてから、
「うーん。なんだかおなかがへってきちゃった。それじゃあわたしも――いっただきまぁ~~~す」
ぱくり、と一口プリンを口に運んだ。
その刹那、家庭科室は白く眩い光に包まれて――
「……あら、私、どうしてプリンを食べてるのかしら?」
そこにいた他の生徒達も含めて、彼ら彼女らは全員無事(?)に元の姿に戻ることができたのであった。
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担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
SF・ファンタジー
定員
20人
参加キャラクター数
17人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年08月07日
参加申し込みの期限
2015年08月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年08月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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