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その鐘を鳴らせ ~異空間脱出~
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(この2人も、自衛手段はもっていそうだな。戦力が増える事は、ありがたい)
楓が僅かに安堵を覚えていると、トワが手を引っ張る。
「んー、カエデ、オサム。道はこっちーで合ってまーすか?」
「多分、大丈夫な筈だ。ほら」
楓が指差した先、僅かに霧が晴れた先に青い鐘が見えた。楓たちが身構えて警戒する中、修はそれを見て今進んでいる方向が正しいと認識した。
「行こう。俺達のやることは1つだ」
刀の言葉に全員が肯く。彼らもまた、鐘を目指して歩き始めた。
その頃、
椿 美咲紀
は
仙藤 紫
と共に町を探索していた。紫の手には、瓦礫から発掘された鉄の棒が握られていた。
つい最近『もれいび』であることが解った紫ではあるが、彼女のろっこん『指先スキャン』は『目を閉じて文字列を指先でなぞる』事で『経年劣化などで判読不能になった文字列を読みとれる』という物である故、戦うことには向かないのだ。
自衛のために鉄の棒を手にして入るものの、今の所は美咲紀が漕ぐ自転車で青い影を回避し続けている為、それを使わなくて済んでいる。だが、道の状態はガラスなどが散乱したり、陥没が出来ていたり、と非常に悪い。場所によっては押して進んでいる場所もあるがそう言った場所で青い影と遭遇すれば自転車を置いて逃げる羽目になるかもしれない。
「あうぅ、ここで青い影に襲われたら危ないですねぇ」
美咲紀は自転車を押しながら辺りを見渡した。ちょうど建物が倒壊した場所であるらしく、人が2、3人は横並びに通れそうではあるものの、ガラスがたくさん散らばっていた。上を見ると、むき出しになった鉄パイプが今にも落ちてきそうである。
「迂回しましょう」
と、紫が美咲紀に提案したその時。彼女達の前に青い影が立ちふさがった。それも3体である。美咲紀は自転車のハンドルを握ると紫へ乗るように促す。そして、気合を入れるように叫ぶ!
「自転車は結構攻撃力高いですよ、みんな気を付けて乗ろうねーっ!」
紫はそれを合図にしっかりと美咲紀へ捕まる。美咲紀は勢い良くペダルを漕ぎ、中央突破を狙う!
風雲児 轟
と
桜庭 円
、
白 真白
は慎重に進みつつモールを目指していた。霧の合間に見える青い鐘を目指し、青い影を殴り飛ばしたりかわしたりしてここまで来ていた。円は足音に気を配りたかったものの、細かな砂の所為でどうしても足音が立ってしまう。それを消す工夫は出来なかったものの、青い影となんとか拳で渡り合えていた。
今も青い影が伸ばす爪を、円はボクシングで鍛えた足捌きで交わし、鎖分銅の要領で即席ブラックジャックつき縄跳びを操る。真白は真白で青い影に掴まれそうになりながらも身を屈めてやり過ごし、下から突き上げるように殴る事で己の身を守っていた。
「これ以上の勝手は俺が許さねえよ!」
轟が拳を振るう。彼は影の攻撃動作から攻撃方法を予測し、先手を打っていた。故に噛み付こうとした相手はその頬を殴り飛ばされ、派手に転がる事になる。影が怯んで動けなくなった所で3人は先へと走った。
「怪我は無いか?」
轟の問いかけに円と真白は頷く。
「あの青い影、倒されたのかな?」
「んー、なんか倒れたら動けなかったよね。倒されたまま硬直していた気がする」
「油断しないほうがいい。先を急ごう」
真白の疑問に円が観察した事を付け加え、轟が先を促すと……霧が動いた。猛スピードで自転車が走ってくるのだ。
「危ないなっ?!」
轟が2人を下がらせると、漸く人が見えたのか自転車の運転手が止まる。黒髪をポニーテールに結った美咲紀と、さらさらストレートを風に揺らした紫である。
「! 風雲児さんたちも、青い影から逃げていたんですか?」
「そうだよー」
美咲紀の言葉に、陽気に答える真白。明るく振舞って不安を取り除こうと思ったのだろうか? それとも、素の彼女だろうか?
それはさておき、紫はじっ、とアウトレットモールの方向を見る。僅かに晴れたきりの向こう、青い鐘がうっすらと見える。アウトレットモールまではあと少しだ。5人は、物陰に隠れながら、慎重に進むのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
ホラー
SF・ファンタジー
定員
15人
参加キャラクター数
14人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年10月01日
参加申し込みの期限
2015年10月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年10月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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