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その鐘を鳴らせ ~異空間脱出~
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序:その片隅で僕らは出会う
その日、
仙藤 紫
はシーサイドタウンのアウトレットモールへと足を運ぼうとしていた。本来高校3年生である彼女は受験で忙しい時期である。が、既にAO試験で希望の大学に合格していたため、それなりに精神的な余裕があった。
(秋冬物の衣服を見に行こうかしら)
そう思い旧市街にある実家からのんびりとやってきたわけだが……いつの間にか、瓦礫が散らばる荒廃したシーサイドタウンのような場所へ来ていた。
「ここは……シーサイドタウンの駅前にしては、おかしいわよね……」
目の前にある駅らしき建物は途中から崩壊し、看板がずれ下がっている。辺りを見渡しても濃霧が立ち込めていてよく見えない。目を凝らせば、近くにたくさんの人が横たわっているのが見えたが……。
(これはどういうことなのかしら?)
状況を把握しようとしていた紫だが、その時!
「あぶないっ!」
「えっ?!」
少女の声がし、振り返る。と、今まさに自分へと襲い掛かろうとする青い影の姿が! 咄嗟に紫が避けると青い影が拳を振り下ろす。その後ろから自転車が猛スピードで突撃し、青い影は前のめりに倒れる。振動でポニーテールが派手にゆれるも、自転車に乗っていた少女は紫へと手を伸ばした。
「後ろに乗って! 逃げるのですっ!!」
「ありがとう」
紫は、その声に頷き自転車の後ろに乗る。青い影が立ち上がる前に少女は自転車を走らせ、大きな建物の影へと曲がった。僅かに息を切らせながら自転車を漕ぐ少女を心配した紫だったが、彼女は自転車を止めてぽつり、と呟く。
「ふぅ、やっと人に会えましたぁ。真央ちゃんやシュー君もこの調子で見つかるといいんだけれど」
ポニーテールの少女はそれだけ言うと紫へ振り返り、微笑んだ。
「私、
椿 美咲紀
といいます。寝子高1年です。貴方を助けられて本当に良かった!」
少女……美咲紀にそういわれ、紫は首を振る。
「私は寝子高3年の
仙藤 紫
よ。こちらこそ、本当に助けてくれてありがとう」
彼女にそういわれ、美咲紀はちょっとだけ照れ笑いを浮かべる。しかし再び青い人影が近づいているのを見た彼女は、紫にしっかり捕まるよう言って自転車を走らせた。
(これって、本当は交通規則に反するのだけれども……そんな事を言っている場合ではないわ)
幸い、青い影の動きは遅い。あっというまに引き離され、霧の中へと消えた。
非常時ではあるものの、紫はパニックにならず冷静に物事を考える事が出来た。
(私のろっこんは、この現状では何も役に立たない。なら、何か武器が居るわね)
彼女は霧の中目を凝らしつつ、静かに考察を巡らせた。
大観覧車に程近い場所。そこに愛らしい声が響く。
「まぁ! New attractionネ?」
声の主は
トワ・E・ライトフェロゥ
だった。彼女は興味深そうに瓦礫が散乱する周囲を見渡し、言葉を続ける。
「かんらんしゃー(大観覧車)のアト、大きいmazeにchallengeデス!」
ちょっとテンションが高くなる少女の傍らで眼鏡を正した
夜海霧 楓
は、遠くに見える青い影が人を襲う様子を見、自分の装備を確認する。
(ナイフと財布や貴重品とかに繋げる細い鎖……か。結局、いつものしか持ってねーな)
家に戻ればそれなりに装備が整えられるだろうが、ここは恐らく異世界である。期待するだけ無駄かもしれない。それよりもアウトレットモールへ向かったほうが懸命だろう、と楓は判断する。工具店などに行けば、何かしら武器になるものがあるかもしれない、とも。
「約束を覚えているか?」
不意に放たれた楓の言葉に、トワは真剣な顔で頷く。
「取引でも契約でもないだから保障はしない。だが『そのままのお前』でいるなら、俺が守ってやる」
トワは僅かに瞳を細め、楓を見上げる。楓はそれとなく手を伸ばし、トワもその手を取った。
――貴方は私を守るというけど、私は貴方にあげられるものをもってない。
だから、代わりに【私】をあげる――
(これが貴方と交わした約束。忘れる筈もない、たった1つの約束事)
トワがしっかりと手を握れば、確かな暖かさが手に広がる。楓はそれを感じながら静かに忠告する。
「俺から、離れるなよ」
「OKデス! Let's challenge to the game together!」
トワは、いつもの笑顔で力強く頷いた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
ホラー
SF・ファンタジー
定員
15人
参加キャラクター数
14人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年10月01日
参加申し込みの期限
2015年10月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年10月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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