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追われる身のはじまり
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「!? ……人と話す時は目を見て話せ!」
双葉 仄
はイナバウアー以上に上体を反らして、後ろを見た。
そこには何もなく……誰もいない学校の廊下が続いているだけだった。
時刻は放課後、生徒の多くは帰路につき、学校にいるのは部活や勉強で残っている僅かな生徒だけ。
仄もそろそろ帰ろうと、ちょうど教室から出てきたところだった。
「……おっ? 消えたな……」
腹筋の力で体勢を戻して、小首を傾げる。
「確かに気配と声を感じたのだが。確か、こう言ってたな、クローネを知って……」
「クローネを知ってるか〜い」
「それだ!」
再び聞こえた声に向かって、仄は鉄山靠を放った。
ちなみに鉄山靠とは、中国拳法のひとつ。背中からぶつかる体当たりと思ってもらえれば、それでいい。
「ぐえ……、い、いきなり何するんだよお〜」
「家の家訓に、二度背後から声を掛けられたら鉄山靠をかませとあってな。……まぁ、嘘だが」
しかし、手応えこそあったものの、姿は見えず。
「こうまで顔を拝めないと言うことはろっこんか……! ならば、仕方ない、ここは奥の手を使おう!」
「奥の手だとお〜?」
「見るがいい、必殺のぉ〜……………………手鏡!!」
颯爽と取り出した手鏡で、後ろを確認。すると、そこには人の形をした影のようなものがあった。
「!?」
驚愕の表情を浮かべる仄。
「へへ、そりゃ驚くよな〜、自分の後ろに俺みたいのがいるんじゃよお〜」
「……可哀想に。そのような容姿では、今まで生きるのがさぞ辛かっただろう」
「そうじゃないだろお〜!!」
緊張感を教室に忘れてきたような彼女に、背後の者はイラッとした。
「自分がおかれてる状況がわかってないようだねえ〜、教えてやるよお〜」
泣きまねをしながら、手鏡で確認して仄は攻撃を避ける。
「それが全力か? なんだ、思ったより遅いな?」
「……うぐ。直接、殴ったりするのに向いてないんだよお〜。俺はゆっくりしか動けないんでねえ〜」
「そんなしょっぱい能力で挑んできたのか? さてはお前、単独犯か下っぱだな?」
「……ムッ! 今のはお前がイライラさせるから、うっかり手が出ただけだよお〜!」
「そう言われても、背中に張り付くだけの能力ではな。こうしたらどうなるんだ?」
仰向けにパタンと倒れてみた。
「? 背中に空間がなくなれば、消えるかと思ったが、そういうわけではなさそうだな……?」
「当たり前だろお〜。俺はちゃんと実体があるんだからな〜。それに〜」
仄の背中にチクッと何かが刺さった。
「う、力が……!」
「ゆっくりでも、避けられないように攻撃すれば、誰にも負けないんだよお〜」
何かが触れた瞬間、身体を捻ったのだが、避けることができなかった。捻った先に攻撃が付いてきた。
「普通なら確実に避けられたはず……。まさか、常に背中にいる能力、なのか……?」
だんだんと力が抜けていく……のんびりしている時間はなさそうだ。
敵は常に背中にいる、それならば……と仄は3階に上がった。
窓を開けて、背中を外に向ける。
「常に後ろにいるなら、お前は落下するしかないはずだ……!」
「へへ、俺の能力が相手の背中に現れるだけの力だったら、そうなってたかもな〜」
背後の者は宙に投げ出されても、そこにピタリと止まっている。
「俺の能力は常に背後に取り憑く力なんだよお〜、重力なんかではがせるわけないだろお〜」
「……くっ! な、なら、鉄山靠で叩き潰し……て……!」
「残念〜、時間切れだよお〜」
「…………!?」
力を完全に奪われ、仄は泥のように崩れ落ちた。
外傷こそないものの、全身に力が入らない。ダメージは重く、しばらくまともに動けなくなりそうだ。
「ど、どうなってる……? た、立てない……?」
「そう言えば、クローネを知ってるのか、答えを聞いてなかったな〜……ま、いいか」
背後の者は背から離れると、仄の顔を覗き込んだ。
「とにかく、痛い目に遭いたくなかったら、余計なことに関わらないのが身のためだぜ〜」
そう言って不敵に笑うと、謎の襲撃者は影のように姿を消した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
梅村象山
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年09月11日
参加申し込みの期限
2015年09月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年09月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
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