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追われる身のはじまり
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夕日の差し込む学校の廊下に、
呉井 陽太
はひとり立ち尽くしていた。
そろそろ下校しようと思った矢先、突然、嫌な気配が背後に出現したのを感じとったのだ。
窓ガラスを見れば、得体の知れない真っ黒な人型の何かが、後ろに立っているではないか。
——ありゃー……なんかよくわかんないのに背後とられちゃってるなぁ。
「悪いねえ〜、帰るところ止めちゃって。ただ教えてほしいんだよお、クローネを知ってるのかをさ〜」
「クローネ……?」
なんのために聞いているのかはわからないが、友好を築くために聞いているとは思えない。
だったら、チクリと何かで背中を刺す必要もないだろう。
——なんだか徐々に力が抜けていってるし、長引くと不利になる一方か……。
「聞こえてるんだろお〜。だんまりは良くないな〜」
「そんなこと言われても、妙なもので刺されたら、言葉も失っちゃうよぉ」
とにかく、動けるうちにどうにかするしかない。
陽太は階段に走った。
「? おいおい、どこに行くにつもりだ〜い?」
「できれば、君のいないところに行きたいけどねぃ」
背後の者はピッタリと背中に張り付いたまま付いてくる。
——走っても引き離せないのか、それなら……。
階段に着いた陽太は、息を切らせて、下り階段に背中を向けた。
「ひー……疲れたぁ。力抜けていくし……もう無理ぃ……降参!」
「降参してもしなくても関係ないんだよねえ〜。逃げたってことはクローネのこと知ってるな、お前〜」
「知ってる人間には容赦はしないってことかな……?」
「物わかりがいいねえ〜。そう、知ってる奴はいらないんだよお〜」
「……そう、じゃあ仕方ないね……!」
「!?」
次の瞬間、背後の者の体勢が大きく崩れた。
その足下には、小さな粘土細工の人形たちが。ハンカチを背後の者の足を引っかけて転ばせようとしている。
「な、なんだこいつら〜、いつ俺の足下に〜」
「ここまで走ってくる途中にちょっとね」
陽太は走りながら、ろっこん<CCC>でポケットの中の樹脂粘土人形を操れるようにしておいた。
降参するフリをしている隙に、人形たちを足下に回り込ませたのである。
「ありがとうね。助かったよ、ウー君……!」
背後の者の腹を、陽太は蹴り飛ばす。
「ぐわっ!?」
「そのまま階段の下に……って、あれ?」
下に落とす勢いで蹴ったが、背後の者は落ちることなく後ろにいる。
「俺は能力で張り付いてんだよお〜! そんな蹴りで剥がされるかよお〜!」
「わっ、な、何を……!?」
「足癖の悪い奴にはお仕置きが必要だろお〜、お前が落ちろお〜!」
「うわわわわわっ!?」
逆に引っ張られ、陽太は空中に投げ出された。このままでは床に叩き付けられる……!
「せめて、ダメージを減らさないと……!」
「うわ、大人しくしろよお〜!?」
咄嗟に身体を捻って、背後の者を下にして落ちる。
「——っ!?」
「ぐえっ!?」
衝撃にくらくらする陽太だったが、なんとかダメージは減らせたようだ。
痛む肩を押さえながら、身体を起こす……すると、背後の者が背中から剥がれているのに気がついた。
「た、倒せた……? そ、そうだ……!」
背後の者を俯せに。制服のネクタイをほどいて手首を縛り、背中に乗って動きを封じる。
「うぐ……? し、しまった、ダメージで能力が〜……!」
「形勢逆転だねぃ。まだ話せるなら訊きたいことがあるんだけど……いい?」
「……!?」
「君、クローネの仲間? それとも、クローネの支援者?」
「……………………」
「はぁ……聞こえてるんだよね? だんまりは良くないんじゃないかな?」
バシッと顔面にチョップを叩き込む。
その瞬間、背後の者はどろりと溶けて、影になってしまった。
「え……?」
影は地面を滑るようにして逃げると、それはあっという間に見えなくなった。
校舎の中には静寂が戻り、遠く部活に励む生徒の声。いつものフツウの寝子高の放課後が戻ってきた。
「ふぅ……逃げ足も速い奴みたいだねぃ。まったく面倒くさい奴だわー」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
梅村象山
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年09月11日
参加申し込みの期限
2015年09月18日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年09月18日 11時00分
参加キャラクター一覧
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