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急:みんなであそぶ、という事
曖浜 鴻
をはじめとしたメンバーが寝子島神社に着いたのは、
御剣 刀
と牛瀬 ひかるが神社に戻った頃だった。しっぽ髪を揺らして走り出そうとするひかるをポニーテールの少女が呼び止める。
「先に行くなんてちょっとずるいわよ」
篠原 翠響
がそういう傍らで鴻が苦笑する。
「ホント、楽しそうに走るんだな」
「うん。だって、わいは走るのがだいっ、だいっ、だーいすきなんやもん!」
彼が少し身を屈め、目を合わせてそう言えば、ひかるが楽しげにわらって胸を張る。それを微笑ましく思いながらも、彼は何気なく時計を見るのだった。
(発動条件はまだわからないが、効果としては、走っている間だけ脚力が強化されるのか?)
八神 修
は走るひかるの姿を思い出しつつ考える。と、傍らにいた
水 カジカ
と吉田 ちかが
嬉野 命
に「いっしょに遊ぼうよ!」と誘われ駆けて行く。
「うん、皆で遊んだほうが楽しいよね」
様子を見ていた
桜庭 円
は1つ肯き、後からくるから、とひかるに笑いかける。
「ほな、円姉ちゃんも後であそぼな?」
ひかるはそう言うと命たちの方へと走っていく。と、円は修と刀に呼ばれていた。
「ひかるは多分もれいびだと思う。だけど発動条件がいまいちわからない」
「俺もそう思う。発動条件がさっぱり予想付かないけど、走っている間はすっごく素早いな。桜庭は……さっき来た所か」
2人の話を聞き、円はそうだねぇ、と悩みながらも少し観察してみる事を付け加え……勘助が
双葉 由貴
を肩車して走る光景を目撃するのだった。
暫くして、年長メンバーは話し合う。その結果神社周辺をつかって、みんなで鬼ごっこをする事に。大人や高校生・中学生もひかる相手には少し力を出し切れるのでこれはこれでなかなか楽しい。もちろん幼稚園生であるちかもいるので手加減するところは手加減して、である。
少し疲れたのだろう。幾分かひかるの足が遅くなったように思える。が、
後木 真央
は手を抜かない。
「まって……!」
「負けないよ!」
「いくでぇえっ!」
カジカと命が追いかけ、その前をひかるが走る。そして先頭を行くのは真央だ。彼女はくふふ、と笑うと
「大人が手抜きな姿勢は見せられないのだ! 悔しかったら花咲く宮殿へいらっしゃいなのだ~」
と本気モードで走っていく。子ども達から少し離れた所で修と翠響が並んで走っていた。
(体力づくりの成果も、試してみるかな)
と走る修はの横で翠響がため息をつく。
「もう息切れしてるの? そうよね、あれだけ走っているのだもの」
そろそろ終りかしら? と挑発的に言えば、ひかるが僅かに振り返り、べぇっ、と愛らしい舌を出す。どうやら、まだ走るつもりらしい。挑発的な言葉を投げかけてペースを崩そうとしていた翠響であったが目論見は外れたようで、内心もやっ、としていた。
「わい、まだまだ走れるもん!」
ひかるが一気にカジカと命を追い抜き、真央へと迫る。と、更に真央も速度を上げる。そこで、入れ替わるようにやってきたのは由貴だ。
「いくぞ!」
由貴は勘助と手を組んで挟み撃ちにする作戦だ。ひかるはそれに気づかず由貴に追われていく。
(これなら、満足できるかもしれないな)
様子を見ていた鴻がちょっと安堵していると、そこでひかるが「あっ」と声を漏らして転んでしまう。同時に靴が片一方脱げ、同時に失速するのがわかった。同時に目を見開いた円とカジカ。
((もしかして……))
2人はひかるへ歩み寄る。ひかるは苦笑いしながら靴を履きなおし、にぱっ、と笑う。
「もう大丈夫やで。あそぼ!」
「そうだねぇ。それじゃ、ボクもまざろうかな?」
円が頷き、おいかけっこに混ざる。ボクシングで鍛えたフットワークを活かしながら追いかけると、身体が軽くなったような気がする。
後ろからひかると円を追い抜いた刀が笑いかければ、2人とも彼を抜こうと気合を入れ、ちかが声援を送る。まだ走れる、と命もまた刀を追いかけ、勘助は思わずくすり、と笑った。
(そろそろかな)
勘助は周りの様子を見ながら遅れ気味に走り、するっ、と別のコースへ。由貴が円の後ろを走りつつも勘助へ合図を送れば、彼は1つ肯いた。
「よしっ!」
勘助が、風を泳ぐように動き、ひかるの前に現れる。それに僅かにおどろいた所で足が止まり、ぽん、と触れる手。
「「つーかまーえたっ」」
由貴と円の声が、真昼の境内に響き渡った。
「あや、つかまってもーた。でも、すっごくたのしかったわぁ。おおきに、みんな」
ひかるは少し照れたように笑い、お礼を言う。それに其々疲れた、と言う顔になったり、笑顔になったり、と反応は様々だ。時計を見れば既に正午。それにカジカが我に帰り、同時に牛乳の入った袋がない事に気づく。
(どうしよう……!)
同時に、ぐぅ、という音がして、振り返ると鴻が顔を赤くしていた。どうやらおなかがなってしまったらしく、「こんな公衆の面前で……」と恥ずかしそうだった。
ちなみにカジカの牛乳だが、修が回収していた事を付け加える。カジカは安堵したと同時に、心から修へ礼を述べるのであった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年08月23日
参加申し込みの期限
2015年08月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年08月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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