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おいかけっこしようよ!
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神社に戻れば由貴や命が加わって大賑わい。息を切らせながらも由貴は楽しそうに走るひかるがちょっとうらやましく思ってしまう。
命はといえば小柄さを生かして垣根をくぐったり、身軽さを生かして塀を登ったり、木の枝を掴んで遠心力をつけてターンしたり、とおもいっきり身体を動かす。それでもひかるは追い抜かれても楽しそうに追い越し、心から楽しんでいるようだった。
(ホント、足速ぇな。でも……あれは……)
刀は追いかけながらひかるの様子を見、ろっこんが作用している気がしてならなかった。発動条件は未だわからないが、それでもろっこんならば親である牛瀬先生に説明してもらったほうがいいだろう、と考える。が、今は……。
「絶対に追いついてやる!」
追いつきそうで追いつけないという微妙な速度で行くひかるを捕まえようと、只管風を切る刀であった。
「あ……れ?」
「ふむふむ、なんか皆大変そうかな?」
そう言って現れたのは、
飛吹 勘助
と
桜庭 円
。2人は偶然寝子島神社で鉢合わせし、境内へとやってきた。傍らには愛らしい円の相棒、にゃーくんもいる。
境内では相変わらず命とひかる、刀がおいかけっこ……にしてはハイスピードっぽい……に興じており、合流した真央たちもいっしょに遊んでいる。
(楽しそうだな……)
勘助がほのぼのとした感想を持っていると、そこから「よ、よう……」とよろよろとやってくる由貴に、勘助はちょっとびっくりしてしまう。よく見れば、ちょっと疲れたのか、吉田 ちかがちょこん、と座っている。
「由貴も、楽しそう……だね。でも、すごく、疲れて……いる?」
「うっ、うるさいなぁ!」
真っ赤になる由貴。勘助はほのぼのとした様子である提案をするが、由貴はさらに赤くなって「いらないっ!」と断ってしまう。勘助は少し考えながら言葉を続けた。
「でも、疲れているみたい、だったよ。それと……はずかしくない、と思う」
「……そう、か?」
2人が打ち合わせをしている間、円はじっ、とひかるを見ていた。彼女はそこで「あっ」と小さく声を漏らせば、偶然にもひかると目が合った。
「なあなぁ、お姉ちゃんもいっしょにおいかけっこ、せえへん?」
「いいけど……牛瀬先生のお子さんかな?」
「そうやで。わい、ひかるって言うねん!」
そう名乗ったひかるを見て、なるほど、と円は肯く。確かにひかるは彼女が所属する部活の顧問に良く似ている。
円はひかるに飛び移って甘えるにゃーくんをそのままに、優しく微笑んだ。
「最近、友達がみんなおいかけっこや鬼ごっこで遊んでくれへんかったから、いろんな人誘っておにごっこしとったんよ。お姉ちゃんもいっしょあそぼ!」
ひかるは少し寂しそうにそう言う。円はひかると目線を合わせると、勤めて優しい笑顔でこう言った。
「うん、いいよ。でもその前に、ちょっと観察させてね?」
「ええよ~」
円の言葉にひかるはやんわりと頷いた。
「よしっ、いくぞ、勘助!」
由貴が気合を入れる。そして勘助はゆっくりと立ち上がった。由貴は彼に肩車をしてもらっていたのだ。
「わぁ! すごい! すごいなぁ!!」
「いいなぁ~」
ひかると命は肩車してもらっている由貴をうらやましそうに見、刀と円は「どういう作戦だろう?」と興味深く見守る。一方、由貴はというと……?
(これが、勘助の見ている景色なのか?)
普段とはちょっと違う景色に、彼はほぅ、と感嘆の息を漏らす。見える範囲がぐっ、と増えた視界で、由貴はこんな事を思う。
(俺の景色とは、こんなにも違うんだなぁ! 俺もいつか勘助みたいになりたいな……)
そう思いながらも気を引き締めてひかるを追うが、由貴を肩車している為か妙に走りづらい。命が心配そうに見守る中。勘助は由貴に怪我など負わせたくない、と気遣いながらも可能な限り早く走る。
「こんなの初めてやわっ」
ひかるは低い木の枝の下をくぐって逃げる。さすがに危ないと思った勘助はため息混じりに呟いた。
「……肩車、危ない、かも」
「そうだな……。ごめん、勘助」
勘助と由貴は、作戦変更する事にした。そして刀を初めとする年上メンバーも「それがいい」と頷いた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年08月23日
参加申し込みの期限
2015年08月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年08月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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