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\ オーバータイム!/
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おいかけっこしようよ!
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序:おいかけっこのお誘い
その日、ちょうど自転車を押していた
八神 修
は考え事をしているように見えた
牛瀬 巧
と出くわした。
「あれ? 牛瀬先生、どうされたんですか?」
「いやな、三男坊……ひかるっちゅうんやけどな。あの子が昼飯前ちゅうんに遊びに出かけてもうてなぁ」
苦笑する巧の背中で、五男のつかさが、にまっ、と笑っている。修の連れている猫、マーブルに興味を持ったようだ。まぁ、自転車の前籠に入っているため手が届かないようだが。
「どんな子ですか? 特徴とか教えてください」
「わいとおなじしっぽ髪で、背は低い方や。それと、右目に下にほくろがある。あと……最近買った黒い靴を履いとる」
巧曰く誕生日祝いだそうで、シンプルな運動靴なのだそうだ。
それでも妙に考え込んでいるように思えた修は、巧にそっと問いかける。
「なんか顔色がさえませんけれど、心配事ですか?」
「……いやな。八神君は『あの事』知ってるからいうけどな……」
巧の言葉に、修は真面目な顔で頷いた。
――旧市街。
「……ん?」
ちょうど日課であるジョギングをしていた
曖浜 鴻
は、こんな光景を目撃する。小学1年生ぐらいの男の子が、中学生の女の子にこんな話をしていた。
遊びに来ていた
篠原 翠響
は、そこでやたらと元気に遊ぶ少年、牛瀬 ひかると出くわした。ひかるは翠響を見つけると元気に声をかけてくる。
「なぁなぁ! おねえちゃん一緒にあそばへん? わいな、おいかけっこがしたいねん」
「おいかけっこ?」
彼女の問いかけに、ひかるは肯いて楽しげに聞いてきた。
「あんなぁ、おねえちゃん、おいかけっこして遊びたいんよ~。おねえちゃん、はしるのとくい?」
「ええ。そういうには、走るのが速いのかしら?」
「うん。わい、かけっこはいっつも1番なんよ! 幼稚園の年長さんになってからはずーっと1番なんや!」
えっへん、と胸を張る男の子。その態度に女の子はちょっとむっ、と来ていたようだ。ひかるはそれに気づいていないようで、笑顔になる。
「最近はみんなかけっことか鬼ごっこで遊んでくれへん。せやから、わい、今日は思いっきりおいかけっこがしたいねん!」
ひかるがそう言うと、翠響は僅かに笑った。態度がちょっと生意気なので挑発されてしまったのかもしれない。
「いいわよ。そこまで言うんだったらみせてもらおうじゃない」
「うんっ! あ、ちょっとまっててな」
ひかるはそう言うと、今度は近くを通ろうとした壮年の男性に声をかけた。
様子を見ていた鴻は、少しばかりきょとん、とする。ひかると名乗った少年は、彼にもおいかけっこを持ちかけたのである。
「いろんな人とおいかけっこして遊びたいねん。おいちゃん、時間あったら遊んで欲しいわぁ」
自分にも甥っ子がいる鴻はやさしい笑顔で肯いた。
「おー、いいぜ。今日は仕事が休みだからな」
「大丈夫なの?」
大人を巻き込んで良いものか悩んだ翠響だったが、鴻は穏やかにいう。
「ま、こういうのもいいじゃねぇか。ただ、大人気ない真似はしねぇけどよ」
それでも実になる遊びになるよう、適度な速さで走ろう、と考える鴻。だが、彼はその考えが少し甘かったかもしれない、と思うようなことが起きるのである。
「ほな、よーいっ、どん! ではじめるで。ええ?」
ひかるの問いかけに2人とも肯く。翠響は僅かに不敵な笑みをこぼし、ひかるを見た。新体操の全国大会で上位入賞した経験がある彼女は、身軽さと瞬発力ならこの少年にだって負けない、という自負があるのだ。
(ああいう子は、プライドに揺さぶりをかけてみるのが手かしら)
一方の鴻はひかると歳の近い甥っ子がいる為か、とくに警戒した様子は無い。ただ元気な子だなぁ、と見ているだけである。
こうして、ひかるの元気な声と共に追いかけっこはスタートするのだが……、少年は、ちょっとどころの速さじゃないような気がした。ぴゅっ、と走り出したひかるは、まるで興奮した子猫のように突っ走るのだ。
「って……速ぇ?!」
「! いきなりダッシュ? スタミナ尽きちゃうわよっ」
面食らう鴻と、対抗心がうずく翠響。二人はともかくひかるを追うのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年08月23日
参加申し込みの期限
2015年08月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年08月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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